こんにちは、三田です。
先日に来た患者さんとの会話を共有させてください。
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全身常に力が入ってるおばあちゃんが来た。
毎日朝から晩まで動き回って働いて孫の面倒を見てる。
想像してみてほしい。
一日中握り拳を作ったまま生活したらどうなるか。
そう、腕はパンパンで痛くなって
手を動かすたびに不快な鈍痛を感じる。
全身がそんな状態で休みなく活動していたらどうだろうか。
おまけに、毎日寝た気がしないくらい眠りが浅いのだそう。
話し方、僕の声掛けに対する体の反応から、
食生活や生活習慣だけじゃないなと思ったので、
「普段どうやって寝てます?」と聞くと驚くべき答えが。
「豆電球は付けっぱなしで、ラジオを聴きながら寝落ちして寝てる」とのこと。
大半の施術者なら、
「それはまずいですね、電気消して余計な音もなくしましょう」みたいなアドバイスをするのかな。
僕も同じように言いかけたんだけど、
言葉尻に、嬉しさというか哀愁というか、
そういうのを感じたので、
「なんでそうしてるの?」と、
「一人で寝たくないの。朝起きたら、旦那さん死んじゃってて、それから一人で寝るのがイヤ」
そう、数年前一緒に寝ていた旦那さんが、翌朝冷たくなっていたんだそう。
それに気づけなかった自分を恨んでる。許せない。
一人で寝ると、鮮明に思い出してしまう。
いや、時間が空けば、当時の自分を許せない自分が出てくる。
だから、そんなことを考える暇がないくらい、働いて、動き回って孫の面倒を率先してやってるんだそう。
「自分でもわかってるでしょ?その自分が許せないって。そうやって忙しくしてる間は、当時の自分じゃないから憎たらしいとも思わない。けどね、自分への恨みが今こうして痛みになってるじゃない。あと30年も生きないんだからさ、そろそろ“自分”を生きてみようよ。美味しいスイーツでもなんでも、食べておいでよ」
「こんなこと、家族以外に初めて話したよ、でもありがとう。おかげでやりたいことをやろうと思うよ」
施術はなーんもしてない。
お腹に手を当てて、話してただけ。
それから、おばあちゃん来なくなった笑。
良くなったのか、もう来たくないと思ったのかは不明。
僕と話したことで、
おばあちゃんの生活が変わって、
痛みから解放されたら、これほど嬉しいことはないよ。
まだまだ未熟者だけど、
人の役に立てたら嬉しいね。
三田