アンナ・フロイト <1895-1982>

 

アンナフロイトは児童精神分析の開拓者の1人、そしてあの

三大巨匠ジークムント・フロイトの娘さんです。びっくり

 

"開拓者の1人"ってことは他にもいるの?・・・・ YES。

メラニー・クラインという人物。(彼女の功績はまた今度)

アンナとメラニーはフロイトの研究成果を生かし児童精神分析の研究を

していくのですが残念ながら同時に激しい論争も繰り広げていきそれが

原因で児童精神分析はいくつかの流派に分かれる事になります。

 

心理的防衛機制

お腹がすいたから売り物を勝手に食べた。

ムカついたから殴った。タイプの異性がいたから持って帰った。

本能や欲望をむき出しにしてしたい事をすればそれは社会的大問題になってしまいます。

そう感じてもその感情を制御することで人間は保たれている訳です。

また、身体や心にとって苦痛や負担が掛かりすぎても防衛が働き

それによって心は守られますがその代わりに身体的症状が現れてきます。

ここまではフロイトの学説、これを引き継ぎどうやって守っているのか

どういうシステムなのかを研究し、まとめたのがアンナでした。

 

・退行

年齢問わず、なにかが原因となり幼児期にするような行動をとってしまう。

・抑圧

心に衝動や願望があってもそれらを拒否し意識しないようにする無意識な過程。

・反動形成

承認されがたい衝動があらわれた時、その反対の衝動に変化する。

・分離

自身を守ろうとして感情と行動が切り離される。

・打消し

前にとった行動と反対の行動をとることで否定的な行動を打ち消そうとする。

・投影

自分の感情を他の人のものとしてなすりつける。

・取り入れ

人を真似ることで自分自身を守ろうとする。

・自己への向き変え

相手に向けようとする感情を自分自身へと向ける。

・転倒

かわいさ余って憎さ100倍など感情や欲望を反対の性質のもの変化させること。

・昇華

衝動が非社会的なものだった場合、社会的に受け入れられるような衝動に変化させること。

 

以上の10項目になります。

 

 

"心理学"

よくテレビやユーチューブなんかで活躍している人や

本や雑誌の特集やコメントなんかでも目にする機会があると思います。スマホ

 

人の考えを暴いてみたり、操作したり、心境を当ててみたり

そう考えると中には操られたり、心を見透かされそうで友達にするには

「ちょっと無理」って思う人もいるのかもしれませんね。キョロキョロ汗

 

でも心理学自体はお医者さんと同じように

"人を助けたい、役立てたい"という思いから過去の学者さん達が試行錯誤し

研究や実験、データなどをとりながら多くの人に当てはまる法則を見出し

人に役立つよう考え出されたものです。照れ

 

考え方は人それぞれ、もちろん物事の受け取り方も人によって違います。

認知の間違いや勘違いによって自信を失ってしまったり、辛く感じたり

不安や恐怖、怒りなどを感じたり、感情を抑えきれない事もあります。ガックリ

 

そんな考えや感情、状況を理解し修正することで心を元気にすることが心理学であり

生きやすく過ごせるようにするのがカウンセラーの役割です。

 

目に見えない心や本人ですら気付いていない心のその向こう、

人によって違う思考を理解し成果を出す事はとても大変な事とですが

心に受ける過剰な負担を取り除き、自分らしく人生を歩むには大切な学問です。走る人

 

小中学校とかの学科に加わるといいのになぁ・・(独り言)

 

「けっきょくお面の使い方を間違えていただけなんだぁ」

 

「そうだったね。いくら良いものを持っていたって

    それに気付けなかったり使い方を間違えたりすれば

    上手くはいかなくなるからね」

 

「でもあの写真で気付くような気はするんだけどなぁ」

 

「いつも見ている他人の事はいろいろ気にかかるけど

   自分の事は見えないから意外と気付けないかもしれないね。」

 

「そんなもんかなぁ・・」

 

「そんなもんだよ。だからたまには

   自分と向き合う時間も作っておかないといけないよ。」

 

「でもまぁ解決して良かったね。」

 

「たしかに。これからきっといろいろな事を言い合えたり

   支え合う事が出来る友達との出会いが待っているよ。」

 

特定の人に対して苦手だと感じてしまう対人関係。また

人との関り自体が苦手だと感じてしまう人間関係。

「上手くやっていかなければ・・・」

「改善しなければ・・・」

「現状から逃げ出せない」

と思えば思うほど自分の中で深刻になってしまいますガックリ

 

日本では有名な心理学者アドラーも

"すべての悩み要素は対人関係にある"

というように老若男女問わず誰もが経験する永遠の課題ですガーン

 

しかし逆にとれば「対人関係」を上手く消化できる"術流れ星"を身に着ける事で

生きやすい人生を歩む事ができます。支え合い助け合い

分かち合う関係そんな付き合い方が出来れば最高です。それにはまず

相手がどう思うのかよりも自分の心と向き合い

自身が自分らしく生きていくにはどうすればいいのか

自分はどうありたいのかが大切です。

 

ちょっとした誤解や行き違い、勘違いが招いたギクシャクした関係や

自分の感じ方や思考を変える事で苦しい状況を変えられるなら

改善することも必要となってきますが相手が変わらなければ変えられない

状況なら無理をする必要はありません。ゲッソリ

 

心を苦しめるのもはたしかに「人」ですが

心を支えられたり助けられたり育てられたり

感情を分かち合えるのもやはり「人」です。ハート

 

いろいろな人と関わっていく中で素敵な出会いがあれば

その時大切にしていけばいいのですから。

 

 

カール・ロジャーズ (1902-1987)

 

「自分が自分らしくいること、そして

 他人が他人らしくいることだけで私は幸せを感じる。」

 

現在のクライエント中心に行われるカウンセリングの創始者

それがカール・ロジャーズです。

 

若い頃のロジャーズは父の農業を継ぐつもりでしたが

キリスト教に興味を持ち牧師になろうとします。

しかし途中で疑問をもち牧師になることを断念、その後は臨床心理学を学び

児童相談所の研修員となったロジャーズは当時のカウンセリング理論に

疑問を感じ、非指示的カウンセリングを提唱します。

これがのちの「来談者中心療法」になってゆきます。

 

来談者中心療法キラキラ

自分の持つ理想や思考と現実の不一致によって不安やストレスが起こり

心の健康は損なわれやすくなります。そこで個人の価値観や意義を認め、

クライエント自身の持つ成長力を信頼し、ありのままを受け止めることで

クライエントも自身を尊重して価値あるものと理解できるようになる

という考え方です。

 

・受容

良い事悪い事の判定はせず、ありのままの相手とそしてありのままの

自分を受け容れること。

・共感

結論や改善法などではなく、その相手に集中し発言や存在を

愛と敬意をもって受け入れ、ただ純粋に感じる。

・自己一致

カウンセラーの態度が相談者の気持ちと一致すればそのありのままの

純粋な姿勢は相談者にも伝わり、ありのまま心を開いてくれます。

 

学者思考ではなく牧師を目指し、児童相談所で学んだ

ロジャーズならではの考え方ではないでしょうか。ハート

他は是れ、吾にあらず(たはこれ、われにあらず)

 

これは鎌倉時代の禅僧"道元禅師"の言葉です。

10年くらい前に「禅(ZEN)」という映画もあり物語になってしまうほどの

人物です。ちなみに私は空海と一休さんくらいしか知りませんでした汗(反省)

 

さてさて

「他は是れ、吾にあらず」ですがもう少しわかりやすくしますと

「他人の生は自分自身の生ではない」という意味です。目

 

道元は仏法を極める為日本から中国へ向かいます。そんな現地での

ある日真夏の暑い日差しの中、汗を流しながらキノコきのこを干していた

背の曲がった老人を目にします。

「こんな暑い中、あなたではなく若いものにやってもらえば良いではありませんか」

そして汗だくで仕事をしていた老人が口にした言葉それが

「他は是れ、吾にあらず」でした。

 

人にやってもらえばそれはその人の生きるつとめにはなっても

私のつとめにはなりません。それはキノコを干すという簡単な作業だったとしても

自分のやることなら暑いからといって人にまかせたりせず

自分でやり生きている事の充実感を味わいます。照れ

 

現在ボタン1つで出来てしまう世の中、中には音声だけでという

便利なグッズもあります。その反面少し手間のかかってしまう事を

面倒くさいと感じたり、効率が悪いからとやる気を起こせなかったりします。

 

物の価値やありがたみというのは自分でやってみて苦労を知り

初めてわかる事です。人にやってもらったり出来たものを使用するだけでは

自分自身の成長はなりません。

 

当たり前に過ごしている日々、当たり前にいる存在、当たり前に使っているもの

その"当たり前"にはやはりいろいろな人の努力や労力が

込められています。たまにはそうやって考え感謝することも

大切な事だと思います。

 

それからこの言葉には続きがあります。道元は老人に

「せめてこんな暑い時でなく涼しくなってからやればいいのにえー」と問いかけます。

老人は

「更に何れの時をか待たん」と答えます。つまり

「いつやるの?今でしょ」と・・・合格

 

一日、一時を大切に思えば人生を大切にできるということです。