「さて、そろそろちゃんと話を聞いてみようか」

 

「そうだね。もう5話も進んでるのに悩み聞けてないもんね。」

 

「じゃあ話ますが・・・実は・・・」

 

「うんうん」

 

「はむはむ」

 

「こういう身なりですが僕、水が苦手で・・・汗

 

「そうかぁ苦手なんだぁ・・」

 

「はむはむ」

 

「ごめん、ちょっと待って。ねぇさのす、君はいったい何をしてるんだい?」

 

「ん?クローバーたべてますっ!音譜

 

「ちゃんと話聞かなきゃ汗

 

「聞いてるよ聞いてる。食べながらの方が集中できるんよ。

   それに見て、この耳。オイラの耳はどんな時でも情報をキャッチできる耳なんだよ。

   たとえ寝てたってちょっとした物音でも聞き逃さない。っという訳で

   ちゃんと聞いてるから気にせず続けて続けて・・・はむはむ」

 

「・・・・ごめんね。汗じゃあ続きを教えてくれるかい?」

 

「じ、じゃあ・・・水が苦手って言っても触れたり飲んだりするくらいは

   大丈夫なんだけど・・・・泳げないんだあせる

 

「なるほどねぇ・・・さのすは聞いててどう思った?」

 

「はむはむ・・・ん?う~んやっぱり昨晩雨降ってたから、、すごく瑞々しいね。

   ひと噛みするだけで口の中いっぱい美味さが広がるよ。音譜

 

「食レポは頼んでないっ!むかっ

 

"はなしをきく"という態度ですがこの"きく耳"にも

「聞く」と「聴く」という2つの異なる漢字が使われます。

 

「どう違うのえー?」

 

では違いについてわかりやすく説明すると、まずは

「聞く」ですが漢字からもわかるように閉じた門に耳を押し付け中の音を

知ろうとするような表現になっています。たとえば、

隣の部屋から聞きなれない物音がした時に気になって耳を壁につけ聞こうとする行為

つまり自分が気になる事を知る為という感じです。

 

そして次に「聴く」ですが実はこれも漢字が示しています。

見ると漢字には“耳”“目”“心”などが使われています。つまり相手に

目、耳を向け心で感じる事で、相手の話に対し注意深く耳を傾け気持ちを理解します。

全身全霊とまではいかないにしても、相手に集中して真剣に理解しようとすることです。

 

自分と相手、どちらの気持ちを基準にするのかで同じ「キク」なのですが

意味はかなり違ってきます。

 

いくら「オイラは別の事をしながらでも話をちゃんと聞けるど!」

と言って仮にできたとしても相手からすれば

「本当に聴く気あんの?プンプン」と思われてしまい良い印象ではありません。

「どうしよう・・・どうしよう・・」

 

「どうしたの?」

 

「実は〇#!☆%★※△∞・・・」

 

「落ち着いて落ち着いて」

 

「〇#!☆%★※△∞・・・」

 

(全然わからんなぁ・・・)

 

「おやおや、お困りのようですねぇ。この時の為に

   相手の立場に立つ練習をしてきたんだ。オイラにまかせて」

 

「じゃあたのむよ」

 

「〇#!☆%★※△∞・・・」

 

「〇#!☆%★※△∞・・・」

 

「〇#!☆%★※△∞・・・」

 

「なるほどなるほど」

 

「わかったの?なんだって?」

 

「ん?・・・・・・んーとねぇ、まとめると」

 

「〇#!☆%★※△∞・・・だって」

 

「・・・・・汗

 

相手があせっている時叫びや慌てている時あせるに会話を聞くと

焦っているのはすごく伝わるのですが話からなかなか状況が

把握しづらいことがあります。

 

よくテレビで見る字幕やマンガで例えるなら

滝汗「〇#☆%★※△∞・・・」みたいな感じです。

 

これは"伝えなければ"という思いから気持ちが焦りや昂りで先行してしまい

頭で考えをまとめる前に喋ってしまうためです。

 

しかし同じような"話したい、わかってほしい"という気持ちでも

気分が沈んでいる時は無意識にまず落ち着こうとします目

"早く伝えたい"という考え方よりも

"なるべくわかりやすく説明しなければ"という考え方に変わります。

 

わかりやすく説明するには感情のままではなく整理したり

順を追って話を組み立てたりといろいろ考えなければいけません。脳みそ

そのため、実際相談者は相談しているのですが一緒にその時の状況を思い返してみたり

確認したり気持ちの整理などをしているのですメモ

 

その中で冷静さを取り戻し、「どうするべきなのか」「どうしたいのか」など

問題と向き合い解決に向け改めて前向きな考え方が出来るようになりません。

 

今の心境をわかってほしい😖

わかりやすく伝えなきゃ🙄

ちゃんと整理しないと🤔

こういう事だったんだ😲

という感じです。

 

問題を解決するにはまず理解する事が必要。聞く事はその第一歩になる

大切なステップになるのですあし

 

「ねぇねぇ、どうやったら相手の気持ちがわかるようになるの?」

 

「ざっくり言えば"相手になりきる"だね。

   相手の表情をしっかりと見て状況や心境をちゃんと聞き

   相手の立場に立ってみる事が大切なんだよ。」

 

「む、むずかしい」

 

「たしかに最初は難しいと思うよ。でも"わかってあげたい"

   っていう気持ちがあればきっと大丈夫だよ。」

 

「わかったやってみる!亀の王にオレはなるっ!!」

 

「いやいや、王にはなるな。」

 

身だしなみを整えたい時や化粧をする時みなさんはどうしますかはてなマーク

 

そう!鏡をみます合格

 

自らの感を頼りにノールックでする人はあまりいないと思います。たぶん・・汗

鏡越しに映った自分の姿を見て目

「うわっ!寝ぐせ一段とひどいなぁもやもや」とか

「今日は肌良い感じナチュラルにしようOK」という判断をし

思いのままに修正したり整えたりしていくと思います。

「よし、これで完璧グッ

 

では心ドキドキ(気持ち)はどうでしょう?鏡では外見は見えても心を見る事はできませんグラサン

外見のように見えるものに対しては今どういう状態なのか把握するのは簡単ですが

見えないものに対してはなかなか理解しにくいものですショボーン

 

苦しい時、辛い時、とにかくモヤモヤしていたり、

 

そんな時

話を聞いてくれる人がいて聞いてもらえる事で共感ハートが生まれ相談者は

聞いてくれている人の姿や反応から自分の心境や状況を把握する事ができます。

また、自分の心境を把握することで落ち着きを取り戻し

感情的になっていた自分から客観的に見る自分へと変わり

問題解決に対する意欲の向上や前向きな気持ちになることができます。

 

まさに心を映す✨✨になれるのです。

「元気ないねぇどうしたの?」

 

「ハァ・・・・」

 

「あっ!わかちゃったかもwかけっこで負けてショックを受けている」

 

「ハァ・・・・」

 

「違うみたいだよ。ってかそれ、昔話の影響強すぎ・・」

 

「じゃあ赤い帽子のヒゲ男からいきなり踏みつけられたとか・・」

 

「ハァ・・・・」

 

「違うみたい。ってかそれゲームの影響強すぎ・・・」

 

「そうかぁう~ん・・・やっぱり話してくれなきゃわかんないよあせる

 

(結局そう落ち着くのか・・汗)「良かったら聞かせてくれるかい?」

 

「実は・・・」

 

「あーわかったぞ!!アサガオから落ちたんだ!!!」

 

「・・・・とうとう虫扱いされてしまいましたね汗

 

「・・・・・う、うん汗

 

人には"自分を知ってほしい、わかってほしいおねがい"という欲求があります。

 

「いやいや、はずかしいしそういう気持ちはないかなぁえー

 

ではこういう時はどうでしょうか?

上手く出来た時や頑張った時に見てもらいたかったり褒めてもらいたかったりと

理解して欲しい、評価して欲しいという気持ちドキドキはありませんか?

 

これを"承認欲求"と言うのですが、とくに日本人に多く、

人から認められたことを評価基準として自身の価値観を測る目安にしていますてんびん座

 

誰でも頑張りを褒められたり認められれば素直に嬉しいものですコアラ

 

さて、この欲求ですが頑張っている時もそうなのですが

辛い思いをしている時や悩んでいる時などは

「自分の思いをわかって欲しい」と気持ちが強くなります筋肉

 

「誰かにわかってほしいのに誰にも言えないから辛い」そんな時、

話せる人がいて心の思いを話せたなら、

"自分の辛さを話せた"という発散、

さらに「わかってもらえた、共感してくれた」という満足感を感じることができ

欲求が満たされたことで『自分は1人じゃないラブ』と前向きな思考へと変わっていきます。

 

心が軽くなることで心は強さを取り戻し問題解決へ立ち向かう勇気が湧いたり

改善する意欲が高まってきます。

 

生きていれば辛い事や苦しい事、悲しい事など悩みはつきものですショボーン

 

友人、知人、肉親、自分にとって大切な人達が辛そうだったり、悩んでいたり

落ち込んでしまっている時など"力になれたなら、支える事ができれば"と

感じたり思ってしまう事があると思います。

 

なにか自分が役に立てることは・・・はてなマーク

 

その悩みを直接解決してあげることが出来れば良いのですが

自分のことではなく相手の課題となるとなかなかそうはいきません。

こちらが良かれと思いやったとしても適切でなかったり、相手にとって

問題解決にならなければ逆に困惑させてしまったり悪化させてしまう事すらあります。

 

「応援してるから頑張って!」と励ましてみたり「こうやってみたらどう?」と助言したり

間接的に力添えをすることで支える事も出来ます。

もちろん、そばにいて"見守る"目だけでもじゅうぶん支えることはできます。

 

ただ本当の支えというのは相手が「支えてもらった」と実感できることだけで

こちらが良かれと思い、いろいろやったとしても相手がそう思えなければそれは

支えになりません。

 

少し話をそらしますおすましペガサス

 

みなさんもご存知だと思いますがよく問題を抱え困ったメガネ君に

便利な道具で手助けするネコ型ロボットがいます。

しかし大半は欲に走ってしまうメガネ君は上手くいかず

残念な結果になってしまう場合が多いのですが・・ガーン

 

結果だけみると

ネコ型ロボットの"手助け"ではメガネ君は助かっていません汗

でもちゃんと"支え"にはなっていますキラキラ

 

この時メガネ君にとって大切だったのは

"問題に立ち向かう勇気"と

"自分を理解し想ってくれている味方がいる事"ということだからです。

 

どんな便利道具よりも重要なものそれが"支え"です。

1番大切な事は相手を理解し、問題を理解し、気持ちを理解すること。

 

そしてそれがこれからはじまる"傾聴"という技法なのです。