「カメさん、いろいろと辛い事あるんだね」

「うん、どうしていいのかわからないよ・・」

「そう焦らなくってもいいよ。オイラやゴンちゃんも

   一緒に考えるからみんなで話し合おうよ。」

「ありがとう」

「それに下ばっかり見ていたら綺麗な星や虹に気が付けないよ」

「そうだね。もっと前を見なくちゃね(たまにはいい事言うんだなぁ)」

「あ!でもたまには下も見ないと美味しそうなクローバーや

   タンポポに気付けないなぁ・・・」

「そ、そうだね汗(あ~その一言いらんかった)」

 

相談相手は悩みを吐き出すことでストレスが軽減し、しっかり聴いてもらえることで励みになます。

それは本音で言い辛い事ほど、相手に聞いてもらえれば効果があり

その為、聴く側も相手が話しやすい環境やしっかり聴いて共感するような姿勢をつくる事が大切です。

 

それではいよいよ次のステップ、それが「ペースづくりランニング」です。

「ん?ペース作りって言っても聞く方は受け身の姿勢。完全に相手ペースじゃん😒

はいその通り!しかし1つ誤解を解いておきます。

聞く事はたしかに受け身でも聴く事は受け身ではありません。🤔❓

 

前回も説明しましたが傾聴で大切なのは

"相手やその気持ちを尊重し、自分の意見を一旦手放す事で共感する事"

相手が伝えたい事というのは"現状"です。しかしそれだけでは相手がそのような時に

どういう感じ方をしたのか"はわかりません。

共感をするには、まずその相談者の考え方、思い方、性格を知る事が必要です上差し

 

その為にはわからないところであったり、もっと詳しく知りたい事、固定観念など

色々な事を話の中で教えてもらう必要があります。

 

相手の悩みや思いをもっと分かりたいから教えてもらう

相手はもっとわかって欲しいから細かく伝える

完全な受け身ではなくどちらかというと対等な関係🤝

そしてその形が良いペースなのですハート

 

良いペースが出来れば、相手も感情的だったことからしだいに落ち着きを取り戻し

冷静な考えが出来るようになり聞き手も相手が前向きに思えるようなヒントも思い浮かんできます。

相手と同じ心境となり相手と一緒に取り組んでゆくそれが問題を解決する事の近道になります。

「へックショ~ン!!!!あ”~しんどい・・・」

 

「おやおや、風邪?」

 

「たぶんそうかも・・・昨日暑かったからクーラー

   ガンガンつけてたら、そのまま寝ちゃって・・・」

 

「あ~そういうことかぁ・・気持ちはわかるけど

   気を付けないとだね。」

 

「でも、たしかウサギって捕食系だから体調が悪い時やケガしてる時は

   相手に感づかれないようにするって本に書いてあったけど?」

 

「それな。野生だったら弱ってるとすぐやられちゃうんだけど、

   うちほら、ホームセキュリティー入ってるから安心安全なんだ。」

 

「・・・そういう問題なの?」

 

相談を聴く上で大切な事は・・・・そう、健康であることです上差し

「別に関係なくない?」

と思ってしまいがちになりますがこれはガチで重要です。

 

ひとえに"健康"と言っても身体的な事はもちろんですが精神的にも

健康でいることが大切ハート

 

「あ~だるい・・ガーン」「頭痛がひどい・・あせる」「寝不足で眠い・・ぐぅぐぅ」これでは

話なんて集中して聞けませし、相手からしても

「それどころじゃなさそう汗」とかえって気を使わせてしまうどころか、

聴き手自身も余裕がなく聞いているうちにイライラむかっしてしまうこともあり

早く話を終わらせようと急がせてしまったり、相手に対し反論やお説教になり、

かえって傷つけてしまう恐れもあります。

 

また精神的に不健康だと心に余裕がなく「はぁ・・困ったなぁ・・もやもや」「どうしよう・・汗」と

自分自身の辛い現状と混同し一緒になって落ち込んでしまったり、

相手の不満や怒りの相談に対して聴き手側まで怒りをあらわにしてしまったりと、

共感ではなく発散のようになってしまいます。

 

常に健康である事合格

穏やかさを保ち、いつでも元気で万全あることが

相談できる安心感や信頼感に繋がっていきます。

「そういえば・・・

   "ちゃんと悩みを聞く時は場所も大切だよ。できれば静かなところとかね"

   って言ってたなぁ・・よし!」

 

「ねぇねぇカメちゃん、どこか静かなところで話をしようか?」

 

「いいけど・・・どこでするの?」

 

「そうだなぁ・・・今の時代、人のいないとこってあまりないからなぁ・・・

   え~っと・・・おっ!そうだ近くの島やしの木にいこう。島だったらきっと静かだよ」

 

「島!でもどうやって?」

 

「ボートだよ、ボート。おっちゃん!ボート1つ借りるで!!」

 

~1時間後~

 

「着いたぁ!これで集中して悩み聞いてあげれそう。」

 

「うん、わざわざありがとう。それじゃあ話すけど・・・」

 

「あ!待って待って、ほらカニがおるかに座こんな近くで見たの初めてだよ。すげぇ」

 

「あぁ、あれは"イソガニ"だよ。磯(イソ)って言うだけあって岩場にいるんだ。

   揚げ物にしたりお味噌汁にすると美味しいんだよ。」

 

「へぇ~カメさん詳しいんだねぇ。」

 

「これでも海の事は知り尽くしているからね。そんでそこに漂流しているのが

   "ウスバアオノリ"って言って酢の物にすると美味しいんだよ。」

 

「ほうほう、酢の物かぁ~食べてみたいなぁ」

 

「そんでそこにある・・・」

 

「うんうん、うんうん・・・」

 

お茶「今頃ちゃんと悩み聞けているかなぁ・・」

 

アドバイスや特別な行動をとらなくても聴く事で相手の支えになる

"たかが聞くだけ"から"されど傾聴"に変わってきましたか?

 

その大切な"傾聴"ですが、しっかり共感する為注意しておきたい事もあります🙄

まず1つめの大切な事が「環境🌳」です。

 

あまりに周囲がにぎやかクラッカーだったり人目が気になるところ目では、お互いに

集中できず話したい事がまとまらなかったり聞き取れなかったりと

共感どころか相談すらできません。

 

ワイワイガヤガヤ

相手:「あのさぁ今すごく悩んでる事あるんだけど・・😞」(話がまとまらないどうしよう・・)

ワイワイガヤガヤ

自分:「え~?なんだってぇもっと大きな声ださないと聞こえな~い🙉

ワイワイガヤガヤ

相手:「・・・もういいや・・なんでもない😖

最悪です汗

 

他にも目障りな物や興味を引く物が視野に入り集中できないという

場所も避けたほうがよいと思います。

相談者にとって悩み事はできれば"誰にも聞かれたくない"もの。

 

相手の気持ちを思い、なるべく人の少ないところや人目を気にせずに話せる所が

望ましいと思いますし軽いBGMくらいなら気持ちも落ち着けるので良いと思います。

 

誰もいないような安心してリラックスできる場所というのは、なかなか見当たらない

かもしれませんが近くの解放感のある屋外だったり、

屋内でも落ち着けるような緑の見える窓際だったりと

少し視界を広げれば意外とあるものです。

「はぁ・・なかなかカメさんの気持ちになるって難しいねぇ」

 

「そうだね、なかなか難しいと思うよ。そうだ!物語を通して

   気持ちを知るってのはどうだろう?」

 

「おもしろそうだね。やろうやろう」

 

「じゃあ童話の"うさぎとかめ"でカメ(カメ)はさのす。ウサギ(ウサギ)はボク。

   カチンコ(ナレーション)はカメさんね。」

 

「えっ!ボクもやるの?じゃあ手伝うよ。」

 

カチンコ「むかしむかしあるところにウサギとカメがいました。」

 

ウサギ「オイラかけっこは誰にも負けないんだ!」

 

カチンコ「ウサギは得意そうに自慢しました。」

 

カメ「ボクだって負けないように頑張るよ~」

 

ウサギ「それならあの山のてっぺんまで勝負だぁ!」

 

カチンコ「位置についてよ~いドン!!うさぎはビュ~ンと走り出します。

    カメはゆっくりゆっく~り山道を登ります。」

 

カメ「ハァハァ・・やっぱりウサギさんは早いなぁ・・汗でもボクもあきらめないぞ~」

 

ウサギ「おっと、カメさんはまだあんなところかぁ・・ちょっと休憩しようかな音譜

 

カメ「お~い!ウサギさ~ん。なんか走るのが速くなる道具だしてよぉ・・あせる

 

ウサギ「まったくキミってやつは・・しょうがないなぁ・・」ガサゴソガサゴソ

    「テッテレ~"瞬足"!これは小学生の定番アイテムさ!」

 

カメ「すごい!なんていう軽さなんだ!しかもデザイン性も高っ。」

 

ウサギ「これがあればジャイアンに追いかけられた時でも

    逃げきる事ができるんだ!」

 

カメ「おぉ心の友よ~!!」

 

「いったいキミ達は、なんの話をしてるんだい?」

 

キラキラ想像し思う事キラキラそれは相手の気持ちを理解するのにとても必要です。

 

「全米が泣いた・・とても切ないストーリー。世界に感動の嵐が巻き起こる笑い泣き

のような映画、テレビや動画で感動秘話を見たり

ハンカチやティッシュなしでは語れないような物語を見た時

「うぅ・・・かわいそう・・あせる」と涙してしまう事もあると思いますえーん

 

想像し思う事にも大きく2つあり1つは"同情"そしてもう1つは

"共感"があります。

いっけん2つはよく似ているのですが大きな違いがあります。龍ヘビ

 

まずは「同情

同情とは自分の立ち位置から考え判断する感情です。過去の経験や

記憶の中から"辛さや切なさを判断し「相手も同じ気持ちなんだろうな・・」と

理解する行為になります。

つまり[自分の思い=相手の思い]です。

また「かわいそうに・・」と思う事は相手を哀れに思い

その気がなかったとしても、やや上から目線になってしまいますニヤリ

 

次に「共感

共感とは相手の立ち位置で考え判断する感情。これが同情との

大きな違いになります。相手の立ち位置で考えるとは相手の性格、思考、感覚などを

理解しようとしなければなりません。

つまり[自分の思い≠相手の思い]です。

相手の気持ちを知る、それにはまず今ある自分の思考を

一旦手放し相手の思いや気持ちに集中することが必要になってきます。目

 

相手の話を同情ではなく共感することができればそれは最高の支えになりますドキドキ

 

その為、少しでも相手に共感することを試みるなら話を聴きながら理解が曖昧な部分は

「聞き返すのはなんだか失礼だしなぁ・・」と聞き流したり、うやむやにせず

「そこもう少し詳しく教えてもらってもいい?」と

お願いすることでかえって"真剣に聞いてもらえてる""理解しようとしてくれている"

と思ってもらえますおすましペガサス

「どうやらは泳げない事で悩んでいるらしいよ・・」

 

「へぇ~そうだったのかぁ・・でも泳がなくても生活できるんだったら

   とりあえずいいんでない?」

 

「そういう問題じゃないよ・・汗そうだなぁさのすに分かりやすく

   "たとえ"でいうなら、明日からぴょんぴょん走れなくなるのと一緒だよ。」

 

「えっ!・・それは・・辛い。自由にぴょんぴょん走れないなんて・・・あせる

 

「もっと言えば、タンポポの葉っぱが食べたくても食べれなくなるのと一緒。」

 

「あわわわあせる・・そんな・・・考えられない・・・あせるあせる

 

「もっともっ~~と言えばぁ・・・・」

 

「も、もういいもういいよ。あせるわかったから。ちょっとカメさんとこ行ってくる」

 

「うんうんちゃんと相談聞いてあげてね~(ちょっと言い過ぎたかなぁ・・汗)」

 

 

「あのさぁちょっと聞いて欲しいんだけど・・😔

 

貴重な経験、成功した話など自慢できる話はできるだけみんなに聞いてもらい

認めて欲しい褒めて欲しいキラキラという願望がありますが、逆に失敗談やはずかしい事

思いつめている事など自分の弱い部分ガーンを知ってほしい時というのは

相談する相手というのは誰でもよかったのでしょうかはてなマーク

 

話を聞いてもらえさえすればそれで良かったのでしょうか?

 

「悩み」の大半は本当なら人に言いたくない事や言えない事です🤫

笑われるんじゃないか、自分が変な風に見られてしまうのではないか、

逆に間違ってると指摘されるんじゃないか、みんなに話されるんじゃないか、

など不安や恐怖の中で苦しんでいます。

 

最後は疲れて自分が我慢すれば済む事ショボーンという選択を選ぶことだってあります。

 

そんな苦しい中「聞いて欲しい」「自分の気持ちを分かって欲しい」という苦しみに

潰されそうな思いをしながらも決断し悩みを相談してくれるのです。

誰でもよい訳なんてありませんおねがい

 

時には聴いているうちに本人に問題がある場合や「否定したい気持ちも出てくる

事もあると思います手

 

しかし問題の結論より聞いてる最中は"相手が自分を選び相談してくれた"ことに

感謝し最後まで真剣に話を聴く事がなにより大切です。目

 

話しにくい事を話してくれたこと、そして自分を選んでくれたことに

感謝する気持ちが傾聴には必要なのです。

相手に敬意や感謝し、そんな相手に対して"誠心誠意で自分ができることをする"という

気持ちが傾聴に必要な共感や良い関係をつくっていきますハート