先日桐朋学園大学研究科の修了試験でシューマンのダヴィッド同盟舞曲集作品5を演奏しました。
18曲からなる曲集ですが、本当に信じられないくらい精神性の深いシューマニズムに満ちていて、譜面を見ただけでは、また音を聞いただけでは、正直なにも見えてこない。楽譜の先、または裏にあるものを、一生懸命、本当に一生懸命見つめ続けた結果、シューマンの心の動きを あっ、と掴めた気がしたような、そんな凄まじい作品でした。
どこがどうなっているのか、なにが言いたいのか、どんな感情なのか、、、
でも弾き手も聴き手も絶対幸せにしてくれます。
なぜならシューマン自身が、この曲の作曲中が最もピアノにむかっていて幸せだったのです。とのちに言っているのです。(ちなみに初演はブラームス!)
ずっと大切にしたい作品です。
現在進行中の留学も経て、ついに桐朋学園も完全に卒業です。
先日なんと多磨霊園、桐朋学園生みの親でいらっしゃる齋藤秀雄先生の墓前にお墓参りにいってきました。
サイトウ・キネン・オーケストラはまさにこの斎藤先生のお名前からとられたものです。
こちらの本、明治維新以降の日本の音楽史がつまっていて、感動しました。音楽に携わる方、興味ある方すべてにぜひおすすめです。
一度一度の演奏会が大切です。でも、今回はまた特別な思いがつまったものでした。
(後輩や先輩、みなさんともたくさん話せてよかった!)
久しぶりに新しい写真をとりました。
第一弾です。
