先ほどの拙ブログでリリーフ陣の評価指標のひとつとして、RPI(Runner Penalty Index)なるようなものを勝手に言い出しましたが、これはWHIPとさほど大きな差がない指標でした。
このRPI=(対打者数ーアウト数)÷(アウト数+1)という計算式だけだと、登板機会の少ない投手の方がとてもよい数値になる可能性があります。
例えば、阪神のリリーバーに対して上位をRPI順に並べたものが下のとおりです。
| 順位 | 投手名 | 打者 | 投球回 | アウト数 | RPI |
| 1 | 畠 世周 | 10 | 3 | 9 | 0.100 |
| 2 | 漆原 大晟 | 43 | 11.2 | 35 | 0.222 |
| 3 | 石井 大智 | 188 | 50 | 150 | 0.252 |
| 4 | 及川 雅貴 | 214 | 56.1 | 169 | 0.265 |
| 5 | ドリス | 51 | 13.1 | 40 | 0.268 |
| 6 | 島本 浩也 | 44 | 11 | 33 | 0.324 |
| 7 | 湯浅 京己 | 129 | 32.1 | 97 | 0.327 |
| 8 | 岡留 英貴 | 38 | 9.1 | 28 | 0.345 |
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こちらはNPBのサイトデータを用いて計算した表です。 |
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このように畠投手はまだ登板数が少なく、2安打しか打たれていませんのでとても良い数字になっています。
これはこれで一つの指標ではありますが、登板イニング数を重みづけできるように補正RPIを考察してみました。残念ながらそのような補正を自分で考える実力がないのでAIに頼りました。以下はAIが提案してきた補正式です。
補正RPI=(アウト数×RPI+K×μ)÷(アウト数+K)
K、μのファクター値を変えることで総アウト数での重みづけができます。
AIはこの補正式をベイズ推定的な補正式といっていますが、ベイズ推定とは何ぞや? です。 (不勉強ですみません)
ここで、K=50、μ=0.3712として(これらもAIが提案した数値)補正RPIを計算すると
(μ=0.3712は阪神投手陣全体のRPI平均値)
| 順位 | 投手名 | 打者 | 投球回 | アウト数 | RPI | 補正RPI |
| 1 | 石井 大智 | 188 | 50 | 150 | 0.252 | 0.282 |
| 2 | 及川 雅貴 | 214 | 56.1 | 169 | 0.265 | 0.289 |
| 3 | 漆原 大晟 | 43 | 11.2 | 35 | 0.222 | 0.31 |
| 4 | ドリス | 51 | 13.1 | 40 | 0.268 | 0.325 |
| 5 | 畠 世周 | 10 | 3 | 9 | 0.1 | 0.33 |
| 6 | 湯浅 京己 | 129 | 32.1 | 97 | 0.327 | 0.342 |
| 7 | 島本 浩也 | 44 | 11 | 33 | 0.324 | 0.352 |
となって石井、及川が上位に座ることになり感覚的なものと大きな差はなくなったのではないでしょうか。
これをみると最近は投げていませんが、漆原も比較的に安定しているようです。
昔のような先発完投という試合は少なくなり、投手の分業化が進む今はリリーバーを評価するための指標を新しく誰か考えてくれてもいいように思いますね。
