仙草ゼリー放浪記 続 -3ページ目

大山三峰独行 2012年11月21日

2012年11月21日

大山三峰 独行(標高934.6m)

■ルート
煤ケ谷~物見峠~大山三峰~不動尻~広沢寺
(累積標高差 +1261m -1271m)
歩行時間:約6時間


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大山に登る友人の話を聞き、影響を受け

始発で紅葉時期の丹沢に向かった。

冬支度前の煤ケ谷登山口は、日影にいると

0度近くの気温に感じる。

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まさかのクマ遭遇プレイバック!?

ますます気分は冷え込む。

わけもなく、、いつから自分は『M』になったのだろう?

あんなに『S』だったのに。。

スリリングな展開にオドオドとしながらも、

滴るアドレナリンに若干の満足を得る。

メジャースポットの大山とは異なり、平日の大山三峰に人などいるはずもなく、

森林限界を超えるはずもない、木々の影のあちらこちらでは、

動物たちの潜む気配が聞こえる。

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森「ガザガザガザッ」


仙草ゼリー「ビクッ!!!」

 →リスでーす




森「ゴソゴソゴソッ」


仙草ゼリー「ビクビクッ!!!」

 →シカでーす




森「カサカサッ」

仙草ゼリー「ひゃー」

 →枯れ葉でーす


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そんなこんなで、物見峠を経由して三峰山に登頂。

立ち止まると一気に冷え込む体温。

冬山ですな。

もはや山より下山後の温泉が楽しみw

といいつつも、山の魅せる表情は何かしらを
気付く人にだけ気付かせてくれる。

「一期一会」使い古された言葉だけど、いつもそう思う。


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人の作るアート

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それは自然のなんらかの模倣

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毎度感じる。



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紅葉の山々を眺め不動尻を通過して、広沢寺に向かう途中、
長さ200mほどのトンネルに差し掛かる。


ずっと先の方にトンネルの出口のあかりが小さく見える。


灯りのないトンネルを歩きだすと、次第に体に闇がまとわりつく。


コンクリートに反射された足音、クマ鈴の揺れる音、衣服の摺れる音は、


幾えに反響して耳を惑わし、気を抜くと平衡感覚を奪われる。


いつまでも大きくならない出口の明かりは、


目に見える真実を疑わせる。


決して後ろを振り向いては行けない気がして、


ひたすらに出口のみを目指し心を強く持つ。



何かと欲しがり、

何かと認められたい、

結果何かと見失いがちな、

(くそったれな)俗世そのものの縮図を感じながらトンネルを抜ける。

修行僧のようなw

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広沢寺温泉、玉翠楼でゆっくり疲れを癒して帰路を踏む。


ネットで調べて知ったのだが、
通過したトンネルは、山の神トンネルという
有名な心霊スポットだったらしい・・・

どうりでネガティブなマインドになったわけです。


仙草ゼリー「ビクビクビクッ」

 → ・・・


精神は若干強くともお腹は弱い。


だれもいないのをいいことに、出発の登山口の看板の影で、

野ゲリをしたことはここだけの内緒だ。


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Blue Bossa のいい感じのMIX見つけたので、
ノリノリな良い夜を。

『Blue Bossa - Jazzelicious』

東京都写真美術館『機械の眼 カメラとレンズ』

ひさしぶりに、ぶらっと昼間の都内を歩くと


『冬陽のあたたかさ』

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ネットで偶然みつてぶらり


恵比寿にこんなとこあったんですね。



『東京都写真美術館』

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人、それぞれ感じ方、発し方、違うこと


当たり前ながら気づかされます。



『機械の眼 カメラとレンズ』

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時間がたって、凝り固まってきた視野に気付かせ、

自分の感性も、一歩前へ進めてくれる素敵な展示です。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1649.html


恵比寿では毎年おなじみですね


『バカラのシャンデリア』

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疎くなったもんですがw

気がつけばもうすぐクリスマス☆



『ホッとする木』

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『今年も灯る』

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小生はともかく、
さみしーなと感じることのできる皆様には、
まだ間に合う!?恋人とあたたかく過ごせますようにw



『訪れる』

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『小さく観える東京タワーは、スカイツリーより好きです。』

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登ったことも、行ったこともありませんがw


35mm単焦点レンズで見える世界、

自分なりに覗いてみました。

旧友と軽くお茶もでき、落ちつく休日。

奥穂高岳と涸沢岳 埋めてくれるもの

山に登る際、


「制してやる」と


思ったことはない。



山は、たまに受け入れてくれて、


そのときは、何かを埋めてくれる。


足を運ぶとすぐに声がある。



『小さきから際立つ存在』

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鏡面はそれ以上でもそれ以下でもない。


ただ、



『うつろう真実』

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『ときおりの暗は』

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良いでも悪いでもなく、



『滾るものと蟠るもの』

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『そこに居て遠くにあるもの』

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同じようで、



『ベクトルは不定』

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振り返るのではなく、



『気付く』

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山を歩くと色々と、


『埋めて足してくれる』

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おそまつ


秋は花より団子


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涸沢の紅葉は色づき始め、
翌週が見頃でした。


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9/28-29 奥穂高岳と涸沢岳