瞑想ができなかった時を振り返る2 | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。

シンボリックセラピストの齋藤浩美です。
前回の続きです。
こんな時は、お腹が空いてなくても、ひたすら何か食べ物を無理にでも食べていました。

周りに心配を掛けたくない気持ち、大丈夫と自分に言い聞かせたい気持ちで揺れていたようです。



不安になると、私は身体が冷えた感覚になります。
食べると身体が温かくなる、甘い食べ物を食べるとはりつめた緊張感がゆるみます。
=ネガティブな方向を止めることができる。
と思っていました。

今思えば、食べて自分を落ちつかせよう、安心させようとした行為だったと思います。

もう少し細かく自分の気持ちを見ていくと、

・自分の焦りや不安な気持ちを隠す
・周りに気持ちを伝えたいけど、どう伝えていいのかわからない。

こういう気持ちを見ないようにして、ひたすら食べ物を食べてごまかしていたように思います。

みるに見かねた叔母が
『こういう時は、失敗があっても当たり前だし、大丈夫よ』

と言ってくれたのを覚えています。

しかし、すぐにはこの言葉を理解できず、歯の痛みに眠れなくなるまで、自分がテンパっていたことに気づくことができませんでした😓

何をどうすれば良いのか分からず、周りに助けてと言った時、意味が分からないと言われるのが怖かったようです。

続く