好きな事に、誠実に向き合ってわかること。 | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。

シンボリックセラピスト齋藤浩美です。



※写真はイメージです。

昨日7/31は、GLAYの日ということで一人盛り上がっていましたが(笑)、
『なぜ、こんなにも長く好きでいられるのだろう?』ということを真剣に考えていました。

意外と私は飽き症です。
好きだな、良いなと思っても、長続きしない事の方が多かったのですが、GLAYは特別でした。
彼らの音楽やliveは、何となく優しさや熱量を感じるし、一緒に笑い合える空間が嬉しい。

彼らの音楽はもちろん、それ以外でも衣装やグッズのオリジナリティーの高いデザイン。

今思うと、好きになる要素が沢山あったのだなと思いました。

チケット一枚取るにしても、当時は電話やチケットセンターの前に徹夜して並んで取るのが常識でした。

取れても取れなくても仲間が出来て、大変だったけど楽しかった。

その様子を家族は止めることなく、見ていました。

後から、心配にならないの?と聴いたこともありました。

母いわく、
おかあさん。『仕事はちゃんとしているのだし、やることはやっているのだから良いんじゃないの?
好きな気持ちに誠実にならないとね。
と、理解を示してくれました。
おかあさん。『そうか、やることをやっていれば周りに何か言われる筋合いは、ないんだ。』
と思ったほど、安心感がありました。

一緒に居る時間が少なかったせいか、その後も母はあまり私の事を干渉しませんでした。
寂しさもあるけれど、『好きなものには誠実になる
この時間を育んで行けたことは、確か。

30代になって介護生活になってからは、行く機会は減りましたが、節目の記念liveなどには参加することができていて幸せだなと実感しています。

自分なりに音楽ライブをリーディングしてみると、*メモ
『大好きなメンバーに逢える喜び。生の音ならではの臨場感や会場の一体感を味わうと日頃のモヤモヤ感が消えて、また頑張ろうと思える。色々な場所に行って、liveを楽しみながら旅をすると楽しい。普段逢えないようなジャンルの人にも逢えて話を聴けるのが楽しい。』

音楽ライブ以外でも、当てはめてみると何かあるのかなと考えてみました。



今のマルセイユタロットのセッションの鑑定、新しい発見をするのが楽しい。
シンボリックセラピーなど、学んでより深く知ること、気付くことが楽しい。

旅をしながら
自然を満喫するリトリートで、その土地のパワーに癒されるのが気持ちいい。現地の色々な人とお話が出来るのが楽しい。

料理やイラスト、ダンスや仕事など、自分ができることを全身全霊の意識を向けてやる事に達成感を感じる。

ああ、こうして違う形で同じ思いが満たされているのが解る。

そうか、自分の『好き』のパワーの源は、こういうことだったんだ。
一番は音楽ライブではありますが、そこで得られる何かが解れば、たとえ行けなくても他の事でも満たすことができる。

それでいいのだとようやく腑に落ちたのでした(笑)。

これからはあまり固執せずに、やりたいことにチャレンジができそうです。