【2016年度版】シンボリックセラピーとの出会いを振り返って・その1 | うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

うつ病母の介護生活を経て、自分らしい人生へ

3年にわたる壮絶な介護と7年の施設と精神科の通院付き添いの後、親から卒業し、40代にして自分の人生を歩み始めた私が
幸せに生きるヒントをお届けします。

シンボリックセラピスト齋藤浩美です。

埼玉の女子学生の誘拐事件が無事保護され、解決した時に感じたことがあります。

逃げられるチャンスは、いくらでもあったのになぜ逃げなかったのか?

という報道。

これにハッえっと思い出しました。

それは

9年前のうつ病介護の母との生活の私の心境と似ている

ということ。


人が変わったように声を荒げる母。

『死んでやる』

『包丁どこに隠した!買って来い!』

と怒鳴ったり、

食事がまずいと言って、飲食すら拒否して痩せていく姿。

トイレにすら赤ちゃんのように四つん這いにならないと歩けないくらいになったり…。

一日の生命に必要な栄養の点滴をするために毎日3時間位病院に通ったり…。

どんどん衰弱していく母。

そんな母との二人暮らしに、一人っ子長女の私は、

『もう私はここから逃げられない』

『私しかお母さんを助けてあげられる人がいないんだ』

とそういう思いで、母と暮らしていた時間を思い出しました。

つづく。


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