英語ペラペラな私が、翻訳アプリを使ってコツコツ調べた所、どうやらジョンサハグのお店が閉店するようですね。
マニアティス氏も亡くなるし、
ジョンサハグは2005年に亡くなっておりますが、生前、パリのマニアティスサロンでジョンサハグがドライカットを習得し、
ニューヨークに出店して活躍していると、22歳の私はマニアティスサロンの幹部から聞かされていました。
ジョンサハグといえば、
とにかくかっこよかった。ルックスもロックスターみたいで、死ぬ程猫背でカットしてるのも、この人だからカッコよかった(笑)
この動画の頃なんて、アイロンもドライヤーもハサミもめちゃくちゃ質が悪かったと思いますが、それでもこれだけ美しいカット、美しいテーパーが入っているなら、
もし今の時代に生きていたら、これだけ道具も充実し、インターネットも普及し情報にも困る事のない時代なら、
誰も太刀打ち出来ないくらいのドライカットの神のような存在だったでしょうね。
ジョンサハグといえば、
映画「ゴースト」のデミ・ムーアの髪型をオーディション前にバッサリショートカットにして、合格させた(確かそんな感じやったと…)程の実力。
(これ、デミ・ムーアなん?ちゃうかったらごめん)
このくらいから、
えりあし難しいやろなー
今見ても、何とも言えない可愛らしさ。
1990年の作品ですから、凡そ33年前。
ソバージュ全盛期の日本に、衝撃走ったでしょうね。
あ、ちなみに「ソバージュ」って髪型を考案したのは、ジャンマルクマニアティスなんです。
「ソバージュ」はフランス語で
「野性的な」
って意味…これ前に書いたかな(笑)
うん。確かに野性的。
葉加瀬さんのこの髪型、
パーマらしいですね。
本当はサラサラヘアなんだとか。知らんけど。
とにかく、世界的なドライカットサロン閉店は、本当に残念です。
ただ、ジョンの居なくなったサロンが、今まで継続していたのも、ある意味凄い事なのかなと思います。
この時代に、これだけ独創的なのに美しい髪型を作っていた美容師っていたのかな?
とにかく、マニアティス氏がクープエフィラージュを考案してなければ、
ジョンもオリジナルのドライカットを考案出来なかっただろうし、
私もドライカットを知る事すら無かったと思います。
本当に感謝しています。
ドライカットという素晴らしい技術を、世に送り出してくださり、ありがとうございました。







