義実家の「仏壇じまい」を済ませてきました | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

義実家でひとり暮らしをしていた義妹(妻の妹)が正月早々、老人ホームに入居し、家じまいをすることになりました。それに伴い、仏壇も処分(「仏壇じまい」というのだそうです)することにしていて、きょう、菩提寺の住職にお経をあげてもらい、住職から紹介してもらった専門業者さんに引き取ってもらいました。

 

↓ 住職に「仏壇じまい」のお経をあげてもらっています。

 

仏壇の中の仏像や仏具などはぜんぶ住職が引き取って、本体とは別にお寺で供養してくれるそうです。

仏壇の中がガラーーーーンとしました。

 

2基あった神棚も、中のお札は住職が、神棚本体は業者さんが引き取ってくれました。

 

神道と仏教は別ですが、「神棚やお札を自分で処分するのは気持ち悪いでしょ。こちらでお焚き上げをさせてもらいますので、安心してください」ということでした。

家から仏壇が出るのを、住職もいっしょに見送ってくれました。

 

義父母の位牌は義妹が老人ホームに持って行きましたので、これで、義実家にあった宗教関係のものは、ぜんぶなくなりました。

信心深いほうではありませんが、煩悩まみれの素人が仏壇や神棚を自分勝手に処分するのは、気持ち悪いものです。これで、ひと安心です。

業者さんへの処分料は2万2千円(税込み)でした。プラス、住職へのお布施〇円(税込み・笑)で済みました。

住職に感謝です。

 

仏壇の引き取りを済ませてから、カミさんとしばらく、洋服と食器、着物を片づけました。老人ホームへの入居が急に決まったため、家の中には、使っていたモノがまだ残っています。

義母と義妹の洋服の一部です。

45リットルのゴミ袋が20袋ほど。

まだまだあります。

オンナの洋服・・・どんだけぇ~、っていう感じです。

残された食器も着物もぜんぶ捨てようと思っていましたが、どれくらいの価値があるか売ってみようと思い、当初の予定を変更して、段ボール1箱くらいの食器と、10枚ほどの和服を車に乗せ、帰る途中のリサイクルショップへ持ち込みました。

結果・・・。

全体の5分の1ほどしか値がつかず、買取価格は1,320円でした。苦笑するしかありません。来客用の高そうな和食器や紬の和服など、買えば総額ン十万円分はあるような品でしたが、売るときは二束三文です。需要と供給のアンバラスンスなモノの値段なんてそんなもんなんですね。

食器も着物も洋服も、使わなければ、タンスの肥やし、場所ふさぎでしかありません。

引き取ってもらえなかったものをカミさんに見せ、「思い残すモノはない?」と聞くと、「ない!」ときっぱり。カミさんの心の重荷になっていたようです。

ぜんぶ、団地のゴミ置き場に持って行きました。

さっぱりしました。