読書録:「椿山」乙川優三郎 | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

作品紹介/ネットからお借りしましたm(_ _)m

小藩の若者たちが集う私塾・観月舎。下級武士の子・才次郎はそこで、道理すら曲げてしまう身分というものの不条理を知る。「たとえ汚れた道でも踏み出さなければ―」苦難の末に権力を手中に収めたその時、才次郎の胸に去来した想いとは。生きることの切なさを清冽な筆で描ききる表題作など全四編を収録。

 

 

時代小説好きなら納得の作品ばかりです。

乙川作品は、やさしい筆致がいいですね。