こんにちわ。
愛の郵便屋さん美丘です。
ご訪問ありがとうざいます。
○○がないからできない
から
○○がないからこそできる
に変換したお話しです。
長男の引きこもり①
https://ameblo.jp/syk5611/entry-12610979208.html
続きです。
珍しくカウンセラーさんから
お呼びがかかり
緊張感丸出しで
こわばりながら
わたしは リビングのテーブルに
座りました。
黙って座っている
長男。
私も黙ったまま。
ほんの数十秒の沈黙さえも
とても長く感じた。
その数十秒の
沈黙はカウンセラーさんによって
破られた。
○○君がお母さまにお伝え
したいことがあるんで
聞いてもらえますか。
心臓が
バクバクしてくる。
緊張感と共に
これで何か答えが見つかり
前に進めるかもしれない！！
という期待もあった。
そして
長男はずっと下を向いたまま
だったのを
ぱっと顔をあげて
覚悟を決めたかのような
はっきりとした そして寂しそうな
表情になっていたことを
わたしは 忘れられない。
長男は
言った。
ママがママじゃなくなった
それが
一瞬にしてどういう
事を指しているのかを
私は理解した。
泣き崩れた
謝ることもできず
ただ
泣き崩れることしか
できなかった。
私は働くことに必死だった。
もちろんそれも
子供の生活を守るためではあったが
毎日家に帰ればママがいたのに
いきなり いなくなった。
帰りも何時になるのか
さえも分からない。
会社の付き合いだと
いい 長男と次男を連れて
飲み会に行くようになったのだ。
いままでの
ママとは別人。
あまりにも
大きな変化に対応しきれなくなっていた。
そして
長男は更に
僕がママを守るには
何をしたらいいのかが
どんなに考えても分からない。
それが
つらい。
と小学３年生の長男は
泣きもせず
そうわたしに
伝えたのだ。
笑うことどころか
泣くことさえできなくなって
しまっていたのだ。
長男は不安でたまらなかった。
ある日突然
パパがいなくなり
そこを理解しなきゃいけないんだと
必死で受け入れようとしていた。
そこに
毎日 家にいたママまでが
いなくなり
仕事仕事の日々。
小児鬱の一歩手前だったのかも
しれない。
それなのに
わたしは
フリースクール云々
言う。
もっと分かってよ！
僕の気持ち分かってよ！！
こんなに苦しいんだよ！
を言えずに
物を投げたり
暴れたりしていたのだ。
カウンセラーさんは
何も言わなかった。
たった一言
それが ずっと言いたかった
みたいですね。
と 教えてくださった。
泣きながら
お礼を言った。
そして
わたしはもう一度
この子が本当に笑えるようになるまで
私ができる限りのことをしよう！
と 覚悟を決めました。
さぁ この後
わたしは どんな行動をしたでしょう。
つづく
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