2016年3月26日
まさに、天と地がひっくり返った。
こんばんわ
人に恵まれ姫 美丘です。
先週の日曜日
宣言通り
ママに、お金をもらうため
細かくいうと支払いをしてもらうために 行ってきました。
実はこの行動に出るまでの間
私は数か月 悩みに悩み、自分でなんとかしようと
必死になっていました。
でも、もう観念すべき出来事が多々あり
行動に出たのです。
実家まで自転車で数分なのに
何時間にも感じました。
先日、開業資金をもらったばかりで
尚且つ、今たかだか 派遣社員。
開業準備はしているはいるが
今は時給なんぼの世界。
申し訳なさでいっぱいでした。
だからこそ自分でなんとかしようと
意を決して切り出した。
これ支払ってもらえませんかと。
今の給料だけでは、どうしても払えなかったと
正直に言いました。
怒られるの覚悟でしたが
怒られるどころか
「まぁー無理だろうね その給料じゃ」
って申しておりました・・・・。
そして
この数か月
無理だと観念して 勇気を振り絞って
お願いしたのに
いとも簡単に
引き出しから お札が十数枚出てきました。
毎回思いますが
恐るべし母上・・・・。
ありがたいやら 申し訳ないやら。
そのあと
みたらし団子が出てきて
お茶が出てきて
なぜか グラタンも出てきました。
でも
心なしか 母上が嬉しそうに見えた。
いつになく ご機嫌なご様子。
そして
私は、ここで終わりにしなかった。
ママに聞いてみたいことが思い浮かんだから！
きっとずっと私の心の中で
気になっていたのだと思う。
それが
心屋を知ってから どんどん大きくなったんだと思う。
私の中での母は
色んなこといっぱい我慢して
自分のことは後回し
嫁として母として妻として
おじーちゃんおばーちゃんの為に
お父さんのために
私達姉妹のために
全てをきっちりやらないと気が済まない人だった。
遊んだりなんて決してしない。
好きな服買ったり
外食なんてもってのほか。
節約して節約して節約しまくり
私達姉妹の為に
生活の為に
おかげで私達は、私立の高校に行くことが
できました。
でも、笑わない母。
いつもピリピリしてた。
節約して必死に貯めたお金を
私がどぶに捨てるように 使っていたからだと
ずっと思ってたし 言われてた。
でもそれは
前回のバンジー飛んで事実が分かったから
愛があることがわかった。
だけど
今もなお 節約し続けてる気がしてたし。
なんでそんなに節約して
我慢して 自分の好きなことしないのか
分からなかった。
もう介護しないといけない
おじーちゃんも おばーちゃんも亡くなってるし。
ママの両親も亡くなってるのに。
老後の為なのかなぁとか
なのに、私がこうやってお金使っちゃって・・・・。
私は心のどこかで
ママに笑ってほしかったのかもしれない。
幸せになってほしかったんだと思う。
でも、無力どころか
足を引っ張る自分がいて。
愛されてると分かって嬉しかったし
有り難いけど。
だから聞いた。
なんでそんなに今でも、節約して色々我慢してるの？って。
それは、なんでなのか 何のためになのか。
そして
私は 驚愕な事実を知りました。
ママは、あっさりと こう言ったのです
え？節約なんてしてないけど？
え？どういうこと？(・∀・)
もーね耳を疑いましたよ。
詳しく話しを聞けば・・・・。
母上は、節約をしているつもりは
全くなく、ただ無駄なお金を使うのが
嫌だっただけらしい。
美：だって外食とか行かなかったじゃん！家族とも！
母：だって外食よりママの手づくりのほうがおいしいんだもん。
(￣∀￣）
美：洋服とかだって全然買わないじゃん！
母：あぁー自分で作ったほうが自分の好きなデザインできるから。
あっでも、スーツやドレスは何十万しても買ってたよ。
知らなかった・・・・。
美：じゃぁーなんで 食器洗い用の洗剤薄めるの！
母：川が汚れるから。川が汚れたら これからの時代生きていく
あなたの子ども達が かわいそうだから。生きにくくなってしまうから。
もうね・・・
なんも言えなかった。
ママは笑わない人
ママは冷酷な人
ママは損得だけで生きてる人
そう思ってた。
それはきっと
我慢ばっかりして 楽しくないからだ
って思ってた。
でも
違った。
川が汚れたら
自分が困るからではなく
次世代を生きる
うちの子ども達 妹の子どもが つらい思いをするのが
嫌だから。
毎月 少額だけど ユニセフ募金
振り込んでるんだって。
全然知らなかった。
ママの優しさが溢れてた。
節約をしてお金作って
私達に使っていたのではない。
無駄をしなかったら
知らないうちに お金ができてたんだって。
だから
つらくもなければ 苦しくもない。
我慢してたのではなく
やりたくないことだったから やらなかっただけ。
欲しいもの、必要な物には
いくらでも、払うって。
そういえば
ママはローンが大嫌いだった。
利子を払う意味が分からないって
よく言ってた。
だから突然車を一括で買ったりしてた。
我慢して我慢して
節約して節約して お金作ってたんじゃない。
欲しいものだけ
必要なものだけに使ってたら お金ができただけ。
で
先日、ママの長年の夢だった
マンションを購入したとのこと。
また、一括で。
なんか
もう よくわかんない。
おじーちゃん おばーちゃんのお世話するの
めっちゃ大変だったけど
ママ働くより家事してるほうが
好きだし 楽だから。
えっ・・・・
好きでやって・・・・たの・・・・ね。
でも、今こうやって自由な時間できて
スポーツジム行ったり
家で本読んだり
英語のお教室行ったり
楽しいの♬
で、ほらもう００ちゃん（妹）も結婚して
子どもとご主人と仲良くやってるし
美丘はさ、相変わらずだけど
子供達ちゃんとやってくれるだろうしさ
ママはもう心配ないの♡
今も
楽しいのよ。幸せなの。
ってなんかはっきりと
幸せ宣言してくれちゃってますが。。。。。
じゃさ
私がずっと握りしめてきた
この罪悪感どうすんのさ！！！笑
よくよく考えたら
思い出した。
お父さんがよく言ってた
ママは、ケチだって。
ママは楽しむことができない人だって。
そう私にいつも常に刷り込んでた。
がしかし！！！！
その刷り込んでいた当の本人が
ママが無駄使いしないから マンション買えた
ママが無駄使いしないから
俺がゴルフ三昧できる
だから
感謝してる
ってオイ・・・・。
何丸くなっちゃってるんだよ。
だから
このあたしの 罪悪感どーすんだっつーの！
なんかねもうね
ただの 私の勘違いに終わったらしいです。
今も昔も
ママは幸せだった。
そして
今 自分が遊んでいられるのは
ママのおかげだと 父は感謝してると申しております。
なんか今まで思ってたことが
事実ではなく
天と地がひっくり返った衝撃を受けました。
ママはとってもとっても
優しい人だった。
そして
ママはずっと前から幸せだった。
何十年も握りしめていた
私の罪悪感は どうやら無駄に終わったらしい。
でもよかった。
ママは幸せで
お父さんも幸せで
子ども達も幸せで
何より私が 結局、一番幸せなのです。
長くなってしまいましたが
最後まで読んでくださり ありがとうございました。
美丘