維新終わったな

”抜け穴だらけ”とすこぶる評判が悪い自民党の政治資金規正法改正案に野党でありながら賛成に回った日本維新の会。それにより今国会での法案成立が濃厚だが各方面からフルボッコ状態

今は政治から離れているが維新の創始者である橋下徹氏もブチ切れ。維新とは過去の壮絶な政局での経験値が違う老獪な自民党にまんまとしてやられ（裏取引があった？）改正案賛成に回ってしまったかつての教え子達のポンコツぶりに腹が立つのだろう

最新の政党支持率も顕著だ。一時立憲民主党と「野党トップ」の座を争っていた維新だが、約6ポイントも差がついてしまった。それだけ今回の維新の態度豹変にはガッカリした。しかしこれ見ると今回の改正案を主導している自公維が全部下げているのな。その下がった分が丸々立民に乗っていて、いかにこの法案が国民に全く評価されていないということがわかる

音喜多議員は今頃になって「我々は騙された！再々修正を！」と喚ているがアトノマツリ。かつて永遠のライバルだった社会党党首を担いで政権与党復帰した歴史がある自民党にとっては、維新を寝返させることぐらいちょろいものだ。そして法案が成立したらポイ捨て。自民党と組んで政権与党に付いた後、ほぼ壊滅状態になった社会党の再現かな

馬場代表の発言見ると自民党と組みたい感がありあり。裏取引というのは「自公維連立政権の誘い」と「馬場代表の入閣確約」なのかも知れない。でないと今まで散々「政策活動費、文書交通費の透明化」を訴えていた維新が、自ら10年後に領収書公開という「ブラックボックス化」に突き進むわけがない。まあどっちにしても維新は終わりだ