岸田総理、大きな賭けに勝つ
自民党の裏金問題を巡る政治倫理審査会の開催は、"完全公開方式"を求める野党と"完全非公開"を譲らない自民党とで交渉が決裂していたが本日一気に情勢が動いた。動かしたのは岸田総理である。
まず午前中、唐突に岸田総理が「私がマスコミフルオープンの形で政倫審に出席する」と表明。これは驚いた。煮え切らない態度を続けているいわゆる「5人衆」と呼ばれてる人達へのプレッシャーなのだが、これはとてつもなく大きな賭けだと感じた。というのも、もし5人衆に
スタンドプレーかよ
勝手に1人でやってれば?
俺は出ないよ
と完全無視されたら「リーダーシップの欠如」が露呈し総理の座も終わりだろう。だって自民党の議員すら付いていかない総理に国民が付いていくかよ。