僕が見たかった青空「卒業まで」 | うさぎ年牡牛座さとのブログ

僕が見たかった青空「卒業まで」

乃木坂46の公式ライバルとして華々しくデビューし、メジャーな歌番組に出まくり全国CMも流れている僕が見たかった青空。1/31に2ndシングル「卒業まで」が発売されたがオリコン週間シングル売上は31,928枚(2位)と前作(24,230枚)よりは多少増えたもののリアル握手会を開催した割には伸びはイマイチだった。
 
坂道ヲタのオッサンだがこのグループはどんな状況なのか「敵情視察」も兼ね初回盤Type-Aを1枚だけ買ってみた。イベント参加券が付いてきて、1枚でミニライブも握手も出来るのはとっくのとうに乃木坂が廃止したシステムで久々にあの感触も楽しみたかったこともある。特典Blu-rayに表題曲のMVとMVメイキングが51分も収録されており、これも初期の乃木坂流だ。
 
1枚しか買ってないので表題と共通カップリングの2曲しかわからない。表題曲「卒業まで」は曲調、アレンジ、歌詞まで徹底した昭和アイドル感を出していて50歳以上には心地よい。アレンジとコーラスは切ない系フォークソング臭もする。「夕暮れ時は寂しそう」をやったNSPみたいな?メイキングの中でもスタッフが「今の時代、逆にこれがいい」的狙いをメンバーに話していた。Type-Aのジャケットに映っているこの3人(八木、早﨑、吉本)がメイキングを見ると運営激押し3トップということがわかる。
 
それぞれタイプが違う。センターの八木はまだ芸能界に染まってない素朴さや透明感があり、乃木坂初代センター・生駒を連想させる。早﨑はグループ1の美形で既に完成されておりスキが無い。乃木坂でいえば白石麻衣的ポジションでこっちが本命?吉本は個性的な顔立ちと長い黒髪で初見で最も覚えやすい。女優顔だな。18歳なのに凄く大人っぽく見える時もある。
 
それ以外は元気な柳堀、杉浦、可愛い系の安納、金澤、美形タイプではないが親近感がありヲタ人気が出そうな西森、塩釜、整った綺麗な顔立ちの宮腰、清楚系の14歳工藤、背が高くモデル路線に行きそうなお姉さんメンバー伊藤とあれだけ長いメイキングがあると選抜メンバー全員把握した。12人だと覚えられる。そう考えると数を絞った選抜制への移行は正解だったのか?
 
こういうメイキングを地上波冠番組で流せば良いのに、と思ってしまった。今の番組はチョコプラ主導の大喜利大会になってるが、これはある程度メンバーの個性が視聴者に浸透してからすべきだ。制作サイドはMVのコンセプトや楽曲選びをもの凄く練りに練っているのに営業サイドとの意思の疎通が上手くいってないような?
 
まだ2曲目だが改めて歌番組に出ていたデビュー曲「青空について考える」の映像見返すと立ち位置かなり入れ替わっているのね。2作目で5~6番手のポジにいる西森がメイキングで「1曲目は前の方にいなかった」と話しているが実際ほとんど映ってない。あれじゃ選抜落ちも覚悟しただろうが大まくりだ。逆に杉浦は3番手のポジから少し下げられている感じ。
 
カップリング曲はMVがYouTubeに公開されているが、センターの秋田はめっちゃ可愛くて選抜に入っててもおかしくない。TIFでのプロ意識に欠けた言動事件が響いているのか?曲調は表題とは違い明るめで歌詞も前向きになっている。2曲ともライター陣が豪華だな。表題は作曲家が「青春のラップタイム(NMB)」、「何度目の青空か?(乃木坂)」を書いた川浦正大で編曲は数々の秋元作品を手掛けている野中”まさ”雄一。カップリングの作曲家は「キュン(日向坂)」、「好きというのはロックだぜ!(乃木坂)」を書いた野村陽一郎でエース格を使っている。
 
最後に生写真は入ってないのか?と思ったら、アクリル板風の写真が付いていてビックリ。メンバーは3トップの1人、早﨑すずきが出て1枚しか買ってないのに大当たりやん。