早実の新エース | うさぎ年牡牛座さとのブログ

早実の新エース

夏の高校野球西東京大会、早実-都芦花戦は、清宮幸太郎内野手の満塁弾などで早実は都芦花を14-0の7回コールドで下した。

 

この試合、JCOMテレビで放送していたので見たぜ。オッサンの注目は清宮の打席ではなく早実の投手。というのも、早実は春の都大会で優勝しているものの、スコアが16-8、18-17など投手陣がメッタ打ちにされており「投手陣を整備しない限り夏の甲子園出場も無い」と言われていて、それに応えるように早実の監督は今大会、「新エース」を立ててきた。

 

既に話題になっているが、何とその「新エース」とは春の都大会までレギュラー捕手として試合に出場していた雪山。つまり捕手から投手へのコンバートなのである。しかも1か月前に決めたのに既に背番号「1」を与えていて驚き。元々、中学時代に投手経験があり、捕手をやってたぐらいだから肩は強い。左打ちも高校に入ってからやり始め、すぐ取得するなど「野球センスは抜群」とのことだそうだ。

 

さて、今日初めて雪山のピッチングを見てみた。打者を圧倒する速球や変化球は無いものの、まとまっている。2年前エースだった松本タイプ?確かに野球センスは感じるな~。高校生投手で余り投げないシュートも投げていて、あれが右打者には効いている。ただ今日は早々に点差がつき、相手打線が粗くなったことや、そもそも相手がそれほど強豪でもない都立高校だったしな~。これから強い相手が出てきてどうなるのか?ましてや甲子園で通用するのか?何とも言えんな。

 

しかし早実って中学野球のスター投手を何人も入学させているのに何で揃いも揃って育たなかったのだろう?2年前、1年生で甲子園のマウンドを踏んでいる服部とか今年3年生なので絶対的エースになってないとおかしいだろ。あと沖縄の星・赤嶺、名選手を続々輩出している枚方ボーイズから入った中川とか何処いった?まあそれだけ層が厚いという裏返しでもあるのだが。