安倍総理が閉会中審査受け入れ | うさぎ年牡牛座さとのブログ

安倍総理が閉会中審査受け入れ

学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、自民党は野党が求めていた安倍総理が出席する閉会中審査を受け入れる考えを民進党に伝えた。自民党は当初頑なに否定的な考えを示していたが、総理自らが説明責任を果たす必要があると認めた。内閣支持率下落が止まらない中で受け入れた格好になった。

 

こんな見え透いた「安倍総理好感度アップ大作戦!」みたいな三文芝居に騙されるか?党としては、自民党の支持率は落ちてない→落ちてるのは内閣支持率だけ→内閣支持率が落ちた理由は政策に問題ありというより安倍総理が信用出来ないが多い→それならば安倍総理の好感度上げちゃえば良くね?的発想なのだろう。

 

今回は前振りからしてわざとらし過ぎる。竹下国対委員長の徹底した突っ張ねた態度に、悪人顔の菅氏、二階氏もヒール役として「総理の出席必要なし!」と加担し国民を苛立たせる。そして怒りが頂点に達したところで安倍総理が満を持して登場し「君達何を言ってるんだ。僕は逃げも隠れもしない。堂々と出ていくよ」とかまし急転直下の大逆転劇。これにより国民全体が「安倍総理さすが」、「見直したわ」てなる算段か?そんなに上手くいくかね〜。

 

一応自民党としてはここまではシナリオ通り。あとは国会に引っ張り出された安倍総理が何を話すかだな。納得のいく説明責任を果たせるのか?結局のところ「私からは何も指示してないが、官僚達が気を回し過ぎてこういう事態を招いた。それは私にも結果責任がある。謝罪します。今後こういうことが無いよう、気を引き締めていきます」とかになるんじゃね?でもこれやられたら野党も攻め手が無いで。すぐ涙目になる民進党の山井とか頼りないし。まあ支持率回復するかどうかは微妙だが目先逃げ切りには成功かな。