~第20話~はじめての彼氏 | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 

 

目次

【目次】プロローグ〜第10話 

はコチラをクリック

 

 

 

前の話

第19話 はコチラをクリック


 

 
 

商業科なのにわたしは数字が苦手だった

数学、そろばんの成績は悪かった

ちなみに英語も悪かった


 

けれど

国語、社会、簿記、商業経済、

ワープロなどは良かった

 


中学時代にはわからなかった勉強の仕方が

高校になりやっとわかったような気がした

 


とはいえ苦手なものは苦手のままだったが

中学と打って変わって成績が良くなり

上から数えた方が早い順位をキープできた

自分にあった学校選びができていたのだと思う

 

 





 



 

高校は共学なのだが

男子がいないため実質女子高だった


 

ハンドボール部が強く

ハンドボール部の人たちは

全員ショートカットで色黒だった

中には女性から見ても

カッコいい人もいてファンが居た

 

 

女子高の独身男性教師はモテると思う

わたしも密かに恋をしていた時期もあった



今思うとそんなに

カッコいいわけでもないが(笑)

20代中ばの男性が

高校生の恋愛対象になってもおかしくはない



未成年のうちは問題になるが

成人すれば10歳差くらいなんの問題もない

 


とはいっても

独身男性教師が

みんなモテていたわけではなく

生徒から

めちゃくちゃ嫌われていた先生もいた(笑)

 

 



 



そんなわたしの恋愛事情

友人から同級生男子を紹介してもらった



1回目は確か3年生の夏頃

少しやんちゃな男子だった

何回か会って遊んだりしたが自然消滅した

 

 

2回目はその年の冬ごろ

1年生の時に同じクラスになり

「友達になろう」

とわたしに声をかけてくれ

高校に入って初めてできた友達である

Yちゃんが彼氏の友達2人を

わたしとNちゃんに紹介してくれた

 

 

初めて会った日はボーリングに行った

田舎なので若者が遊ぶと言ったら

カラオケかボーリングくらいしかない

ボーリング場には卓球スペースもあり

4人でしたような気がする

 

 





それからも何回か会ったり

電話で話したりした

 

 

年が明けてからだった思う

男子2人がわたしとNちゃんの

どちらにするかを相談して決め

それぞれがわたしとNちゃんにコクってきた

女子のわたしらには選ぶ権利ないのか???

 

 

結局

告白にオッケーをして

付き合うことになったのだが

その時点で好きだったのか?

と聞かれたらわからない

 

 

付き合うとか彼氏がいる生活とか

そういうのにあこがれていたのは確かだ

 

 

 





春からは4人とも就職した

田舎なので車は必須

住んでいる場所は離れていたが

車があるので

片道一時間ほど運転して

週末ごとに会いに行った



 

とても印象に残っているのは

彼に会いに行くために

運転していた車窓から見た景色


詳しい場所は覚えてないが

桜も菜の花もこんなに綺麗だったのか!!

と驚いた


今まで見た中で一番きれいだと

感じたことを覚えている

恋するウキウキ女子であった






 

 

彼はとてもシャイな人だったので

わたしたちは付き合って

1カ月たっても手をつないだことがなかった



しびれを切らしたわたしから

「手をつなごう」

と言ってつないだと思う

彦根城にお花見に行った時だった




2021年の彦根城



 

さすが小2でファーストキス

経験済みのオンナである

と自分をほめておこう(笑)

 

 

しかし彼とは

その年の夏に別れることになる



それはわたしの誕生日7月20日

その日は彼の地元でお祭りがあり

みんなで過ごすという事で

わたしもそこへ行った

 

 

ずっとみんなで過ごしており

2人きりになったのは

最後にわたしが帰る時だけだった

 

 

彼はわたしの車まで送ってくれたが

わたしの期待していたものがなかった


 

そう

誕生日プレゼント

がもらえなかったのだ

 

 

わたしとしては彼と過ごす最初の誕生日

当然期待はする


 

けれどもらえなかった・・・

 





 

それでわたしはブチ切れた

 

ちなみに

「お誕生日おめでとう」

の言葉は多分あったのだと思うが

覚えていない(笑)


 

その場でもブチ切れたのかは

覚えてないのだが

ことの顛末をNちゃんにも聞いてもらい

怒りの収まらないわたしは

翌週末に彼と会う約束をせずに

Nちゃんの車に乗せてもらって

彼に会いに行った



わたしの顔を見た時の

彼のひきつった顔は

今でもなんとなく覚えている

 







 

彼は口数が多いタイプではなかったし

たぶんわたしが

ものすごい剣幕で怒ってるから

何も言えなかったのだろう



わたしは聞きたかった理由が

聞けずにいらだち

「もう別れよう」

と言って終了

 


 

彼からやり直そうという言葉はなかった

きっと彼はホットしていたのだと思う

 

 






思い返してみれば

 

付き合っているのだから

恋人同士なのだから

わたしのことが好きなのだから

毎週末会うのは当たり前



電話の頻度は忘れたけど

長電話するのも当たり前

のように

わたしの価値観で彼を縛っていたと思う

 

 

もちろん

会いたいし、話したいと

思っていたからなのだが



それよりも


それが当たり前

わたしの当たり前は正しい


という思い込みの方が

強かったのかなと思う

 

 

 

わたしは怒り狂って

いろいろ言ったわけだが



本当に伝えたかったことは

伝えられていなかった

 

 




ほんとは

「お誕生日は2人でデートしたい」

と思っていたと思う

 

 

おそらく彼は

「その日はお祭りだから

地元でみんなと過ごすけどいいかな?」

という感じで

わたしに事前に聞いてくれたのだと思う

 


わたしはたぶん

二つ返事でオッケーしたのだろう

 


わたしが自分の気持ちを無視して

返事をした


彼に嫌われないためにいい顔をした

 



それが事の発端だろう



 

それでブチ切れて伝えたが

「なんで誕生日プレゼントがないの!!」

だもんね(苦笑)

 

 


いやそれも思ったから言ったわけだが

2人で過ごす特別な日にしたかったよね

大事にされてると感じたかったよね




 

ありゃー

これわたしの失敗パターンだな(苦笑)

このパターンをこの後も繰り返す(苦笑)

 

 


 

彼とはこのあと2回会っている

次に会った話はまた書くとして

 

2回目に会ったのは

Nちゃんの結婚式

 


そうわたしたちは別れたが

Nちゃんカップルは結婚し

2人のお子さんに恵まれている