~第16話~登校拒否してました1 | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 

 

目次

【目次】プロローグ〜第10話 

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当時は『不登校』という言葉はなく

学校へ長期間登校しないことを

『登校拒否』と言った

 

 

 

わたしは小5と中1で

登校拒否をしたことがある

 

 

それは小5になって早々のことだった

2年に一度のクラス替え

小学校生活最後のクラス替えで

初めて同じクラスになったD君

とのある出来事が

原因だったのだと思う

 

 

わたしは愛読書である

小学館の『小学五年生』に書いていた

・鏡の前で笑顔の練習をする

・笑顔で話す

というものを実行していた

 

 

鏡の前での笑顔の練習はやってみると

気分があがった印象が残っている

 

 

そんなある日の休み時間のことだった

教卓でクラスの鉛筆削りを触って

なにかしているD君

 

 

わたしはD君に笑顔で話しかけた

「何やってるの?」

 

D君

「なんでもない」

 

と言ったのか無言だったのか

はっきりとは覚えてないが

おそらくわたしは彼が何をしているのかを

知りたかったが

わからなかったので

彼に聞き直したのだと思う

 

 

そのやりとりが

何回あったのかは覚えてないが

突然わたしは

彼に頭をたたかれた

 

 

わたしは泣いたのだと思うけど

その後どうなったかは覚えていない

 

 

小6修学旅行 D君同じ班だー

 

 

 

その翌日から登校拒否したのか

本当はその事件は関係なかったのか

覚えてないのだが

おそらくそれが理由だと思われる

 

 

 

その後1カ月以上は

仮病やら行きたくないやらで学校を休んだ

 

 

母に行きたくない理由を

聞かれたのだろうけど

 

それも覚えてないし

なんと答えたのかも覚えていない

 

 

けれど

D君のことは話さなかったと思う

 

 

 

小6 手芸部所属

 

 

同級生は毎日お便りを届けてくれたが

会いたくなかったので会わなかった

 

 

ある日のお便りに

クラスのみんなが色とりどりのペンで

書いた寄せ書きがあった

 

 

そこには『がんばれ』の文字

だけがたくさん書いてあった

 

 

それを見てわたしは

追い詰められたとは受け取らなかったので

がんばってはいなかったんだと思う

 

 

人に会わないように逃げることで

自分を守っていた

 

 

その寄せ書きを見て

クラスの子達とのつながりを

感じた思う

わたしはその寄せ書きを壁に飾っていた

 

 

それからしばらくしたある朝

担任のF先生がわたしを迎えに来た

 

 

「先生がついてるから一緒に学校に行こう」

先生の言葉に安心したのか

わたしはすぐに

学校に行く支度をして

先生と一緒に登校した

 

 

 

もちろん先生が四六時中そばにいて

くれるわけではなかったが

 

 

クラスの友達の中に

わたしを心配して

お世話してくれるような子が何人か居た

 

 

それからは休むことなく5年生を過ごした

 

 

 

小6 右の白い服が私

 

 

 

D君がわたしをたたいた理由は

本人からではなく

事情を知るクラスの女子から聞いた

 

「あの時D君はクラスの鉛筆削りを

 壊してしまい、

 焦って直そうとしていたら

 そこにようこちゃんが来て、

 笑って話しかけてくるから

 叩いてしまった」

ということらしい

 

 

 

なるほど

なるほど

 

 

壊したことをバレないうちに

処理したかったから

わたしが邪魔だったのかもしれないし

 

 

壊した自分を馬鹿にして笑った

ように見えたのかもしれない

 

 

と今のわたしは

彼の気持ちを想像できるが

当時のわたしはその話を聞いても

理解できなかった

 

 

 

わたしはただ笑顔でD君に話しかけただけ

 

何をしているのかを純粋に知りたかっただけ

 

なのに叩かれたのだから恐怖しかない

という感じだろう

 

 

きっとこの話を聞いてから

登校拒否をしたのだろう

 

 

自分の中で処理ができずに

どう対処していいのかわからなくなった

 

 

そしてそれを誰かに話すこともできなくて

自分で出した答えが登校拒否

 

 

小6   1番潰れそうになってるわたし

 

 

家に居ても

 

教育テレビ

ワイドショー

昼ドラ

ワイドショー

 

 

とテレビを見てるだけだし

 

宗教関係の人や

母が話したくない人が来たら

居留守をしないといけないし

 

 

借金督促の電話であろう電話は

なかなか切れないけど無視し続けたり

 

 

ご飯も給食の方がご馳走

だったと思うから

学校に行ってる方が

メリットがありそうだけど

 

 

それよりも学校が

怖い場所

行くのが嫌な場所になってたんだね

 

 

でもそれが先生の言葉で安心できた

ほんとはそろそろ

学校に行きたかったんだろうな

先生のタイミングナイスです

 

 

小6 ジャンケンで勝ち取った放送部 

左がF先生

 

 

 

当時の『登校拒否』というのは

今の『不登校』に比べたら

もっともっと珍しく

 

 

これまた

普通じゃない

をやってたわたし・・・

 

 

 

中1の『登校拒否』話はまた次回

 

 

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