推しぬいの服を作る時に

型紙に載ってるサイズとは違う

大きさのぬいぐるみで作りたい

と思うことがありますよね。

 

型紙のサイズ変更、

縮小、拡大倍率の計算方法

についてご紹介します。

 

ただし、計算方法に当てはめても

必ずぴったりなサイズとはならず

微調整が必要になってきますので

あくまでコピーなどする際の

目安としてお考え下さい。

 

大前提として、型紙の推しぬいの

身長、ウエスト、頭囲(フードの場合)

が分からないと計算ができません。

 

 

 型紙を拡大・縮小する計算方法

 

ぬい服の型紙 縮小・拡大する計算方法
 
身長、ウエスト、頭囲を測ります。
 

 ▪️型紙の推しぬいサイズ

身長15cm、ウエスト12.5cm、頭囲30cm
 
▪️作りたい推しぬいサイズ
身長11cm、ウエスト10.5cm、頭囲23cm
 
 

 計算式

計算式は
作りたいサイズ÷型紙のサイズ
 
身長11÷15=0.73
ウエスト10.5÷12.5=0.84
頭囲23÷30=0.76
 
それぞれ計算すると、0.73〜0.84なので
73〜84%に縮小すれば良いと分かります。
部位ごとにバラバラになるので
とりあえずウエストサイズで考えると
横幅が合います。
 
この場合、75%、80%、85%縮小
の3パターンをコピーして
合わせてみることにしました。
 
計算したウエスト比率と
頭囲比率の差が大きく異なる場合には
ウエストと頭囲を別々の倍率で
コピーする必要があります。
 
あとは裾が長いなど出てくるので
とりあえず作ってみて後で長さを
微調整していきます。 
 
 

 型紙のコピー方法

プリンターでコピーする時、

拡大でコピーする際は、

コピー用紙はA3を選んで下さい。

A4だとはみ出す可能性が高いです。

倍率設定画面で、数字を入力します。

コピーする前にプレビュー画面があれば

確認すると安心です。

コピーした後、縫い代が小さくなっている

場合があるので書き直して下さい。

 

 

 

 ​実際に作った着ぐるみ

上記の計算式に当てはめて
着ぐるみパーカーを作って見ました。

 

推しぬいの着ぐるみ

 

型紙は15cmの推しぬいで
作った推しぬいは11cm。
ウエスト0.84の計算値が出たので、
85%縮小で作りました。
足の部分が長かったので削りました。
 
フードは85%だときつかったので
拡大縮小無しのサイズを採用しました。
フードと襟まわりの倍率が異なるため
縫い合わせる部分が合わなくなるので、
少し端を削って調整しました。
 
このように少しずつ微調整を繰り返して
お好みの長さに合わせて下さい。
 
 
 
▪️服の型紙はこちらを使いました。
 
▪️推しぬい本体の型紙
ぬい小を120%拡大して作成しました。
 
厳密にぴったり合うサイズには
ならないこともありますが、
おおよそのサイズ変更ができるかと
思いますので参考にして作って下さい。