カセットデッキ・チューナー・CDデッキ・DAC・レコードプレーヤー等

アンプに入力するべきオーディオ機器は合計40台以上ある。

 

このためもちろんアンプの入力端子だけでは足りなく(アンプも現在4台あるが)

AVセレクターのお世話になっています。

AVセレクターよくあるものは4系統程度ですが、これではAVセレクターだけでも10台以上になり

このAVセレクターを切り替えるためのAVセレクターが必要になり、当然その都度音質も低下していくと思われます。

 

そこで当方使っているのはNECのAVS-900

もちろんAVセレクターなのでビデオ切り替えもついていますが使うのでオーディオ部だけ。

 

この機種は10系統の切り替えができ、更に中で使っているオペアンプやコンデンサー等のパーツも

オーディオ用のものが多く使われている良きものだと思っています。→AVS-900の中身

左の10コが入力、右の6コが出力端子

上が映像端子で下がオーディオ端子

 

 

さて、先日のCDデッキが不調につき修理しました

の記事も書いたのですが、結局はまだCDを聴くと音もあれだし時折左チャンネルから音が出ない症状は残りました。

そこで

CDデッキからRCAプラグで繋いでいる当機の接続部分を軽く手で触ると・・・

左チャンネルから音が出る!手を離すと音が出なくなる!!

これは間違いなく基板へのハンダ付け部分のクラックほぼ確定ですね!!!

ということで開腹手術することにしました。

 

上蓋をあけるとこの状態です。

左側は電源部、基盤は上下2段構成で上段は映像基板、下段はオーディオ基板

今回はオーディオ基板のRCAコネクタのハンダ付け部分の再ハンダを行います。

 

なお、ついでに

↓ 交換後

 

この電源部の大きめの電解コンデンサーは見た目も液漏れ見えますし頭が膨らみかけてるのもあります。

経験上かなり劣化しやすい部分ですから、220uF, 470uF, 1000uF, 2200uFなど各種10コを新品に交換しました。

 

 

上の電解コンデンサー及びオーディオ基板の再ハンダは

わざわざ基盤を取り外さなくても、裏蓋を外せますのでそれですぐに作業できます。

 

↓拡大

で、矢印のとこ

ピンポーン♪見事にハンダが割れてますね(^^)v

原因がわかって一安心。

ここも含めすべての端子部分の再ハンダを行いまして蓋を閉めました。

 

【結論】

CDデッキの出力の右チャンネル音が切れる問題は完全に解決!

更に、先日の CDデッキが不調につき修理しました で書いていますが

「CDの音ってなんか良くないんじゃない?これじゃあPCのCD/DVDドライブで再生しても変わんないや・・・」

の件についても

PCのCD/DVDドライブで再生する音より一段良くなりました爆  笑

 

これは電源部の電解コンデンサを交換したことによる良い影響でしょうね。

電源部を改修するだけでこんだけ変わるんだなぁとあらためて思った次第です👍

※ただCDデッキはエントリークラスのものなのでそれなりにですけど(笑)

 

このAVセレクターには他にチューナーやPC(DAC)も繋げていて

いま聴いているFM放送の音もすっごくよくなりました!! ←あたりまえだけどww