乃木神社(文武にわたる御功績この上なき乃木希典命と良妻あられし乃木静子命を鎮め祀る神社。) | 尚吾の「人生七転び八起き」

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 1月3日、今年初の天皇陵巡りに音譜 京都に来ました。
右矢印第122代天皇「明治天皇」 伏見桃山陵
右矢印第50代天皇「桓武天皇」 柏原陵


明治天皇陵の南、道路を隔てた所に有る「乃木神社」。


下調べをしていなかったので何の知識も無く訪問しました。ただ「乃木」の字を見ると・・・思い浮かぶのは「乃木将軍」の名前のみ。

(詳しくはブログを書きながらHPの情報を引用しました)


鳥居をくぐり奥に進みます。


神門の前に来ました!


乃木神社

 

神門

四脚入母屋平入の木造銅版葺(元は檜皮葺)の大門です。用材は、乃木将軍と縁りの深い台湾阿里山の台湾檜をもって建てられており、特に扉の内側は、樹齢三千年の幅六尺三寸(180cm)の紅檜一枚板でできています。
乃木大将は、第三代台湾総督として着任し、現地人には大変信頼され人気がありました。大将没後、神社建立を知った台湾の人々から用材誂え(確保)について快諾があったいわれています。(HPより


明治天皇 伏見桃山陵 南


文武にわたる御功績この上なき乃木希典命と良妻あられし乃木静子命を鎮め祀る神社。


御祭神 

・乃木希介命 (のぎまれすけのみこと)

・乃木静子命 (のぎしずこのみこと)


由緒

 

明治から大正へと元号が改められた9月13日、国民の深い悲しみの中、東京青山葬場殿にて御大喪の儀が行われました。天皇の霊柩が御轜車に移され、皇居から斎場に向けいよいよ車列の出発を告げる号砲が鳴り響いたまさにその刻に、軍事参議官兼学習院長陸軍大将従二位勲一等伯爵乃木希典は、妻靜子とともに赤坂の屋敷にて皇居に正対端座し自刃されました。

 

夫妻は先逝されし天皇への忠義を貫き、自らの命を天皇の御霊に奉じられました。


乃木大将は、私心無き武士の誇りと天皇への赤心を、その一命をもって明示した類い稀なる傑人として、死してのちも国民の尊崇を集めました。また、軍人としての輝かしい功績は素より、日頃から質素倹約に務められ、陰日向なく素直に人の道を歩むことを旨とし、学問を通じ人の道を究め、真理を一心に求められた比類無き有徳赤心の人として、「乃木さん」と親しみを込めて追慕されるご存在でもありました。

 その傑出して勝れし御遺徳を偲び敬う国民の誠心はいよいよ昂まり、京都伏見桃山をはじめ北海道、栃木、東京、香川、山口など全国各地に「乃木神社」が建立されるに至りました。(HPより

明治天皇が鎮まります伏見桃山陵を間近に拝し、恰も南側の御側近くにお仕えするかの如く北面して建つ当神社の景観は、

 
 うつし世を神去りましし大君の御あと慕ひて我は逝くなり
 
の辞世の詠を顕現しています。(HPより





手水舎でお浄め




拝殿にお詣りします。


拝殿前には「乃木の名水」

創建当初から御神水として、かつての伏見城の名水と水源を一にする名水「勝水」が昼夜涼濠と湧き出し、勝運の縁起水として崇められていました。。その後の周辺開発により枯渇。病気回復、心身の安らぎを求めて、御神水を受けたいと訪れる人も多く、掘削を試みたところ地下80数メートルのところで取水に成功し、平成18年(2006)水無月に60数年ぶりの「勝水」復活となりました。



「勝粟」は昔、戦場に出る武士がこれを食べて出陣したという故事に倣っており、乃木大将の大好物でもありました。そこで、参拝される方の身と心、行為の全てが勝運に結びつくという信仰から


「『全てに勝ちま栗』の祠」 と名付けられました。


祠には石のが納められています。




拝殿の後ろに奥には入れませんでした。 御本殿が見えています。


御本殿の写真をHPよりお借りしました。

社殿の構造は、大楠公(楠木正成)を祀れる湊川神社と同一の春日造り銅板葺(元は檜皮葺)の御本殿です。




地元伏見を中心に、南山城地域唯一の「ゑべっさん」として、商売繁盛の信仰



創建時は、乃木大将一柱の奉祀しか許可されず、御本殿の西隣に靜子夫人の御霊をお祀りする「靜魂神社」が大正8年に建てられました。


その後「恵比須神」を首座とする「七福神」が合祀され、「靜魂七福社」となり、平成18年、乃木神社創建90周年を機に、山人翁の創建当初の望み通り、靜子夫人の御霊を乃木神社御本殿へお遷しし、


乃木大将と仲睦まじく相並んでお祀りすることとなり、「靜魂七福社」は、「山城ゑびす神社」に改称しました。(HPより


平成27年、山城ゑびす神社御本殿の修復工事のため遷座祭を行った際に、「七福神」の奉祀をあらため、主祭神である「恵比寿神(蛭子皇子)」のみ奉祀することとなりました。





神社に来る予定が無かったので御朱印帳は持参していませんでした。チョット写真だけ・・






乃木神社右矢印HP


住所 伏見区桃山町板倉周防32-2