世界遺産・仁和寺(京都市右京区)の本尊・阿弥陀三尊が安置される金堂(国宝)で13日、本尊の裏側に広がる「裏堂」の一般公開が始まった。裏堂の公開は、江戸初期に御所の紫宸殿を移築して金堂と定めて以来約370年ぶりで初めて。壁には不動明王や降三世明王などの五大明王が描かれており、時を超えて色鮮やかな姿を見せた。
公開は、瀬川大秀師(71)の門跡就任を披露する晋山式を記念して実施。裏堂内には6本の柱の間の壁に、高さ2・2メートル、幅2・8~3・7メートルの五大明王が1体ずつ描かれている。移築後まもなく描かれたとみられる。
金堂はもともと、御所の紫宸殿として江戸初期に建てられた。仁和寺は応仁の乱(1467~77)でほとんどを焼失したが、寛永19(1642)年から約3年かけて紫宸殿などが移築改修され再興した。
公開は12月16日まで。拝観料は大人800円、高校生以下は無料
動画ニュース↓
いや~、凄い壁画でした まだ16日まで公開中、興味のある方は是非行って下さい!
堂内、壁画は写真撮影禁止ですが 、Webから引用で・・・、
372年間明かりに照らされなかったので、綺麗に色が残っています。
Webの写真は明るいですが、実際の公開も下記の写真の様にうす暗い感じで鑑賞です
早朝より京都に着、バス停から京都駅のバスターミナルに、
10:17分、26系統に乗車
広い境内を本堂に向かいます!
御朱印は貰わない主義なのですが、
仁和寺 金堂 (国宝)
金堂(紫宸殿)、御本尊、堂内の細かな説明
また、「五大明王の壁画」の説明までスタッフの僧侶の方が丁寧に解説して下さいました
ありがとう御座います
金堂を出てきて、紅葉を
金堂の隣にある、「経蔵」も公開中
五大明王像壁画、素晴らしかったです
また、雨上がりの仁和寺の紅葉も綺麗
さて、再び京都駅に向けて・・・仁和寺を後に
追伸:
五大明王とは、
- 中央 - 不動明王 - 大日如来の教令輪身
- 東方 - 降三世明王 - 阿閦如来の教令輪身
- 南方 - 軍荼利明王 - 宝生如来の教令輪身
- 西方 - 大威徳明王 - 阿弥陀如来の教令輪身
- 北方 - 金剛夜叉明王(東密系、不空成就如来の教令輪身