20年使っているヘッドホン SONY MDR-CD900ST 修理 | 1m71

1m71

札幌出身。デンマーク、米国、印度、豪州、日本各地の生活を専門職資格を手に楽しむ。欧州一周鉄道旅行、Amishとの異文化生活と千ドル中古車で北米大陸二度横断、マザーテレサの家ボランティアなど。インスタグラムはonlyzeiss。

購入してからもうすぐ20年になるソニーのヘッドホンMDR-CD900STの調子が悪くなった。

 

時折右チャンネルが聞こえなくなる。

 

左チャンネルハウジングにコードがついているのだけど、ハウジングとの付け根のあたりをさわると音が出たり出なくなったりする。

 

断線かな?

 

本機は、自分で修理ができるようすべてのパーツが販売されているようになっているが、自分で修理できるならしてみようと思った。

 

イヤーパッドを外し、プラスネジをはずして内部をチェック。

 

 

どれもこれも細いコードなので扱いが大変だ。

 

不注意で上から2つ目の赤いコードが外れ、右チャンネルの音が完全に出なくなった。

 

家に半田ごての機械と半田があったのを思い出し、自分で修理できそうな感触。

 

半田の機械に電源を入れた。ゆっくりと熱くなっていく。この機会は自分が生まれる前からあったと思う。もし祖父が存命の時からあったのなら、70年以上前から実家にあったかも。

 

ひょっとして音が変わってしまうかもしれないと思い、元々CD900STに使われていた半田づけ部分を半田ごて機械で熱して使用した。初めは固体だった半田が、一瞬で液体状になったところで前述の赤いコードで半田付けした(上の画像は修理後の画像)。

 

修理後は音がしっかり出るようになった。左ハウジングとコードの付け根が原因かと思っていたが、そうではなく、外れたこの赤いコードの接触不良が原因のようだ。

 

 

左がCD-900ST、右が半田ごての機械。

 

現在の電気製品は、修理ではなくユニット交換だ。ユニットがなくなれば修理不能になる。今回ユニット交換せずに自分で修理できたのがうれしい。修理費もかかっていない。買ってからもうすぐ20年になるこのCD900STへの愛着がめっちゃ深まった。それと同時に、祖父と父との思い出が甦える修理になった。

 

これからもこのヘッドホンで音楽が楽しめるのがうれしい。