ゴールデンウィークを札幌で過ごすついでにカメラとレンズを持ってこようと思っていたのだけど、今回のコロナウィルス非常事態宣言で飛行機が欠航となり行けなくなってしまった。
コンタックスはAXとツァイスの単焦点レンズ6本が実家にあるのだけど、おかげで持ってくることはできない。
この前購入した28-85㎜だけでも良かったが、美品のバリオゾナー80-200㎜が16000円で札幌のカメラ店で売られていた。
もうレンズは増やしたくなかったのでこのレンズの購入はかなり迷ったが、1か月以上売れていないのを何度も見た挙句に購入。
将来レンズアダプターを介して他社のカメラ(ソニーかキヤノン?)に装着することも考えると、この値段は破格だと思う。
この80-200㎜は、単焦点主義者とよく言われるヤシカコンタックスマウントレンズ愛用者にも使われた。
プロ写真家では、コンタックスカメラを使った作品で知られる林忠彦氏の息子の義勝氏が28-70㎜とともに愛用し、三輪薫氏も使い手としてカメラ誌で見かけることが多かった。
自分はデジタル一眼はニコンを使っているので、ヤシカコンタックスマウントレンズは補正レンズが入ったアダプターを使用するしか装着する方法がなく、それでは純粋にヤシカコンタックスマウントのカールツァイスレンズの性能を楽しむことはできないのでコシナが製造しているニコンFマウントのカールツァイスレンズを使っている。
なのでデジタルカメラでのヤシカコンタックスマウントのカールツァイスレンズの性能はカメラ誌でしか確認していないのだが。
どのカメラ誌もヤシカコンタックスマウントのカールツァイスのズームレンズは単焦点レンズに劣らないとの評価だった。
もちろん、開放値は暗いのだが、描写的には劣らない。
自分がフィルム時代からカールツァイスレンズを使うのはカールツァイスレンズには手抜きがないからだった。
そのうえレンズは全品検査の上出荷されていて証明書が付属していた。日本のメーカーはそんなことは既にしていなかった。
(現在のカールツァイスレンズはそうではないようだが。)
現在オールドレンズを楽しむことが定着しているが、この80-200㎜も期待を裏切らないと思う。
ボケを活かした撮影は難しいが、スナップ撮影なら28-85㎜と一緒に使えば困ることはないだろう。
また機材が増えてしまったが…