2ストサウンドへの誘い。 | 1m71

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札幌出身。日本各地、デンマーク、米国、印度、豪州、現在京都と専門職資格を手に生き抜く。欧州一周鉄道旅行、Amishとの異文化生活と千ドル中古車で北米大陸二度横断、マザーテレサの家ボランティアと世界を探検中。インスタグラムはonlyzeiss。

日本へ戻って気がついたことが一つ。
 
バイクの数がめっきり減ってしまったことです。
 
今では最盛期の八分の一ほどの生産量になってしまったとか。
 
車を買いたいという二十代三十代も減っているので仕方のないことなのでしょうか。
 
環境問題はオートバイの世界にも影響しました。
 
今つくられているバイクはほとんどが4サイクルエンジン搭載のバイクです。別名4ストローク、略して4スト。
 
ワタシがこれまで乗ってきたバイクは全部で5台。うち4台が2ストロークマシン、2ストのバイクです。
 
排気ガスや燃焼効率から2ストロークのバイクはほとんど生産されていません。
 
しかしワタシにとってバイクはやはり2ストマシン。
 
なぜならそのエンジン音がレーシングマシンの音を思い浮かばせてくれるからです。
 
ワタシが筑波サーキットを走っていた当時は、4ストマシンは燃費の良さから耐久レース用で2ストマシンはスプリント用であることが一般的でした。
 
ワタシが好きだったのは2ストマシンが多いスプリントレースです。エンジンの吹けあがりとレスポンスは4サイクルの比ではありません。同じ排気量だと2ストマシンの方が4ストマシンより早いのが一般的でした。
 
自分の性格にも2ストの方が合っていたと思います。
 
昔「汚れた英雄」という草刈正雄さん主演の映画がありましたが、好きでしたね。今日YouTubeで検索したら「汚れた英雄OP」というのがあって、観てみたらスポーツランドSUGOを走らせるレーシングマシン(TZ500だと思う)の冒頭のシーンが出てきて、車体が傾いているのをリアルに感じられるほどです。
 
またサーキットを走りたいなぁとふと思ったのでした。
 
皮つなぎもブーツも手袋もヘルメットもまだあるのでライセンスさえ取ればまた走れるんだよな。