オーストラリア(NSW州)の小学校教育では
1つのトピックを用い、
そこで算数をしながら理科が入ってきたり、
英語をしながらアートが入ってきたりすることがあります。
今回、幼児教育(Kindy)のカリキュラムで
絵本を使って算数とCreative Artsを学ぶ授業の
指導案を見つけました。
算数とCreative Arts以外に
英語、HSIE(Human Society and Its Environment)の
要素もサブとして入ってきています。
使う絵本はアボリジニの作家が
自分の子ども時代の生活について
アルファベットのA~Zで始まる単語を使って書いた
絵本です。
題名はA is for Aunty。
![$子どもと英語とバイリンガル-A is for Aunty](https://stat.ameba.jp/user_images/20110311/05/sydneykodomo/6f/f3/j/t02200165_0320024011103563847.jpg?caw=800)
全てのページを使うのではなく
いくつかのページを取り上げているんですね。
例えばEのページはE is for Emus。
エミューと子どものエミューの絵、
また女の子と男の子が遊んでいる絵が描かれています。
木や山、空、雲、等も描かれています。
エミューについて説明する文章も絵の横に書かれています。
これを算数につなげると
1 女の子と男の子の絵にカウンターを置き、
それぞれ何人いるか、全部で何人いるか数える。
2 イラスト上の人物がどこにいるかを教師が説明する。
(上に、横に、前に、後ろに)
3 カウンターを置き、それがどこにあるのか説明する。
(Practice positional language)
4 実際に子ども同士で、場所の言い方を練習してもらう。
このページHSIE(Human Society and Its Environment)
の要素があり、
絵本を紹介しながら、作者の子ども時代のことと
自分たちの暮らしについて考える機会を与える活動があります。
Creative Artsでは、Fのページ、
F is for Fenceを用い円や直線を導入したあと
これらを用いた絵を描くという活動につなげています。
絵についてお友達に説明する活動を英語につなげています。
アボリジニの歌を聴いたあと、歌ってみるという活動もありましたし、
museumに行ってアボリジナルアートを鑑賞する活動というのも
紹介されていました。
この絵本を用いた活動は
何回かにわけて授業が行われるように作られています。
絵本を用い、様々な角度で学びを広げたり、
深めたりしているんですね。
私もこういう授業、してみたいな。![にこ](https://emoji.ameba.jp/img/user/at/atsu-110/1788.gif)
絵本ってこういう使い方もできるんですね!![おんぷ](https://emoji.ameba.jp/img/user/sa/saki-57/766.gif)
娘(ちゃみぃ)の大学生活についてのブログも書いています!
smile
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
色々な教育の方法があること知るのって楽しいですね。
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そこで算数をしながら理科が入ってきたり、
英語をしながらアートが入ってきたりすることがあります。
今回、幼児教育(Kindy)のカリキュラムで
絵本を使って算数とCreative Artsを学ぶ授業の
指導案を見つけました。
算数とCreative Arts以外に
英語、HSIE(Human Society and Its Environment)の
要素もサブとして入ってきています。
使う絵本はアボリジニの作家が
自分の子ども時代の生活について
アルファベットのA~Zで始まる単語を使って書いた
絵本です。
題名はA is for Aunty。
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全てのページを使うのではなく
いくつかのページを取り上げているんですね。
例えばEのページはE is for Emus。
エミューと子どものエミューの絵、
また女の子と男の子が遊んでいる絵が描かれています。
木や山、空、雲、等も描かれています。
エミューについて説明する文章も絵の横に書かれています。
これを算数につなげると
1 女の子と男の子の絵にカウンターを置き、
それぞれ何人いるか、全部で何人いるか数える。
2 イラスト上の人物がどこにいるかを教師が説明する。
(上に、横に、前に、後ろに)
3 カウンターを置き、それがどこにあるのか説明する。
(Practice positional language)
4 実際に子ども同士で、場所の言い方を練習してもらう。
このページHSIE(Human Society and Its Environment)
の要素があり、
絵本を紹介しながら、作者の子ども時代のことと
自分たちの暮らしについて考える機会を与える活動があります。
Creative Artsでは、Fのページ、
F is for Fenceを用い円や直線を導入したあと
これらを用いた絵を描くという活動につなげています。
絵についてお友達に説明する活動を英語につなげています。
アボリジニの歌を聴いたあと、歌ってみるという活動もありましたし、
museumに行ってアボリジナルアートを鑑賞する活動というのも
紹介されていました。
この絵本を用いた活動は
何回かにわけて授業が行われるように作られています。
絵本を用い、様々な角度で学びを広げたり、
深めたりしているんですね。
私もこういう授業、してみたいな。
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絵本ってこういう使い方もできるんですね!
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色々な教育の方法があること知るのって楽しいですね。
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