オーストラリア(NSW州)の小学校教育では
1つのトピックを用い、
そこで算数をしながら理科が入ってきたり、
英語をしながらアートが入ってきたりすることがあります。

今回、幼児教育(Kindy)のカリキュラムで
絵本を使って算数Creative Artsを学ぶ授業の
指導案を見つけました。


算数とCreative Arts以外に
英語HSIE(Human Society and Its Environment)
要素もサブとして入ってきています。

使う絵本はアボリジニの作家が
自分の子ども時代の生活について
アルファベットのA~Zで始まる単語を使って書いた
絵本です。
題名はA is for Aunty


$子どもと英語とバイリンガル-A is for Aunty



全てのページを使うのではなく
いくつかのページを取り上げているんですね。

例えばEのページはE is for Emus

エミューと子どものエミューの絵、
また女の子と男の子が遊んでいる絵が描かれています。
木や山、空、雲、等も描かれています。

エミューについて説明する文章も絵の横に書かれています。

これを算数につなげると
1 女の子と男の子の絵にカウンターを置き、
  それぞれ何人いるか、全部で何人いるか数える。
2 イラスト上の人物がどこにいるかを教師が説明する。
  (上に、横に、前に、後ろに)
3 カウンターを置き、それがどこにあるのか説明する。
  (Practice positional language)
4 実際に子ども同士で、場所の言い方を練習してもらう。


このページHSIE(Human Society and Its Environment)
の要素があり、
絵本を紹介しながら、作者の子ども時代のことと
自分たちの暮らしについて考える機会を与える活動があります。


Creative Artsでは、Fのページ、
F is for Fenceを用い円や直線を導入したあと
これらを用いた絵を描くという活動につなげています。

絵についてお友達に説明する活動を英語につなげています。

アボリジニの歌を聴いたあと、歌ってみるという活動もありましたし、
museumに行ってアボリジナルアートを鑑賞する活動というのも
紹介されていました。

この絵本を用いた活動は
何回かにわけて授業が行われるように作られています。

絵本を用い、様々な角度で学びを広げたり、
深めたりしているんですね。
私もこういう授業、してみたいな。にこ

絵本ってこういう使い方もできるんですね!おんぷ


  
娘(ちゃみぃ)の大学生活についてのブログも書いています!
smile




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
色々な教育の方法があること知るのって楽しいですね。



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