こんばんは。
syです。
今回は、前回解説したセルフコントロール能力の具体的なトレーニング方法について書いていきます。
1.セルフコントロールを身に付けるには??
セルフコントロール能力は、「食べたい欲が襲ってきたときに我慢できる能力」みたいな感じのことを前回書きました。
セルフコントロール能力を身に付けることで、ダイエットに簡単に成功できるだけでなく、
人生のあらゆることを簡単に実行実現することができます。
しかし、多くの人は学校などでセルフコントロール能力という概念を学んだことすらなく、
どうすればいいのかわからない人が多いかと思います。
では、セルフコントロール能力を鍛えるにはどうしたらいいのか??
ズバリ、“前頭葉を鍛える”ことでセルフコントロール能力を身に付けることができます。
「え、何それ?前頭葉?」
そうですよね。
前頭葉ってなにっていう感じだと思います。
まずはこの前頭葉についてと、前頭葉を鍛えると何でセルフコントロール能力が身に付けられのかということを解説していきたいと思います。
初めに前頭葉について、
これはウィキペディアから引用しますと、(:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E8%91%89)
上図の左側、水色で書かれた部分が前頭葉に当たります。
頭突きしやすそうな場所にある部分ですね。
この前頭葉は、
①現在の行動によって生じる未来における結果の認知や、②より良い行動の選択、許容され難い社会的応答の無効化と抑圧、物事の類似点や相違点の判断に関する能力と関係している。 (引用:Wikipedia)
難しいんで全部は読まなくていいです(笑)
前半に書かれている
①現在の行動によって生じる未来における結果の認知
②より良い行動の選択
という能力と関係しているということなので、
つまり具体例でいうと前頭葉は、
①「今このケーキを食べたら明日の体重増えるかもしれないなー」ということを想像できる能力と、
②「じゃあ今は我慢して食べないでおこう!」と自分にとって良い行動を選択することができる能力、
この2つのステキな能力を兼ね備えているということです。
前頭葉を鍛えることで、
誘惑に負けたらどんなことが起こるか想像する能力と
実際に誘惑に打ち勝つ行動をする能力
この二つを身に付けることができるのです。
実際に、
1960年代~1970年代、約10年にかけてスタンフォード大学で、「マシュマロテスト」というある実験が行われました。
ちょっと状況を想像してみてください。
教室には先生と4歳の子供が一人ずつ。
そして机の上にはマシュマロがポツンと1つ。
先生が言います。
「わたしは用事があるのでちょっと外に出るね。そこのマシュマロは食べてしまってもかまわないよ。
ただしわたしは15分くらいしたら戻ってくるけど、その時までマシュマロを食べるのを我慢できたらもう1つマシュマロをあげよう。
わたしが戻ってくるまでにマシュマロを食べたら2つ目のマシュマロはあげないよ!!」
この状況で子供をはどのような行動をしたのかというテストです。
このテストを186人に対して実施しました。
(詳細については、論文とWikipediaのURLを下に張っておきますので、そちらをご覧ください。
マシュマロテスト
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9E%E3%83%AD%E5%AE%9F%E9%A8%93
結果としては、約1/3の子供が15分我慢して2つ目のマシュマロを手に入れることができたのですが、
重要なポイントは、「マシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、さらに両グループ間では、大学進学適性試験(SAT)の点数には、トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められるというものであった。(引用:Wikipedia)」
そして、「被験者の大脳を撮影した結果、両グループには、集中力に関係するとされる腹側線条体と前頭前皮質の活発度において、重要な差異が認められた。同実験は、スタンフォード大学で「人間行動に関する、最も成功した実験のうちの1つ」とされた。(引用:Wikipedia)」
マシュマロを食べるのを我慢できた子供はその後10年以上たっても、
1.周囲から優秀と評価されていた
2.大学進学適性試験(アメリカの試験)で、平均210点も高い点数を取っていた。
そして、マシュマロを食べたグループと食べていないグループでは、「大脳辺縁系と前頭葉」に大きな違いがあった
ということです。
マシュマロを食べなかった子供たちのセルフコントロール能力が高く、
それはその後10年以上たってもプラスの影響をもたらしていたということですね!!
そしてそれは大脳辺縁系と前頭葉の違いにあるとのことです。
ここで出てきましたね。前頭葉。
この大脳辺縁系と前頭葉ですが、主にこんな能力を持っています。
〇大脳辺縁系→即決する能力。目の前に栄養のあるものがあれば有無を言わさず「食べる!」という選択を即決します。
〇前頭葉→抑制する能力。大脳辺縁系が即決しようとするときに「ちょっと待てよ。」と考えます。
前頭葉につきましては先ほど解説しましたね。
ちょっと難しい話なのでこまめの復習です。
この関係を考えたときに、前頭葉の働きが弱いとありとあらゆる状況で即決するようになります。
それが悪いわけではありません。
逆に大脳辺縁系の働きが弱いと、例えば家が火事になったときとかに「今すぐ逃げよう!!」って思わずに「ちょっと待てよ??」
って一回考えちゃうんです。
いや、逃げろよって話ですよね。
長いスパンで考えたときに、前頭葉の働きが非常に重要になってきます。
先々のことを考えて欲求を抑える能力なのですから、ダイエットの成功とかビジネスの成功とかにも大きくかかわってくるのです。
これを知っているか知らないかで大きな差を生みます。
あなたが目の前のケーキを我慢できなかったのは、「前頭葉を鍛えればいい」ってことを知らなかったから、
これに他ならないのです。
だってもしあなたが握力を鍛えたいと思ったら、握力の筋力トレーニングをすればいいことを知っていますよね?
持久力をつけたいと思ったら、走ればいい。
就職でいい企業に入ろうと思ったら、就活対策すればいい。
これと同じで、
「セルフコントロール能力を身に付けたかったら、前頭葉を鍛えればいい」
ってことになります。
あなたがケーキを我慢できなかったのは、あなたの意志が弱かったからではありません。
前頭葉が鍛えられていなかったのです。
勉強せずに東大に入ろうとしているようなものです。
筋トレせずにボディビルの大会に出ようとしているようなものです。
では、この前頭葉。
どうすれば鍛えることができるのか??
ちょっと長くなってしまったのでまた次回!!
