「お店の人に怒られるでしょ!!」
最近の親が子どもによくこんなことを言っている。
結構、多くの人が感じてるらしくgoogleで検索
したら
こんな長い言葉なのに何件もヒットした。
子どもが、走り回ったり騒いだりした時に、
何故、走り回ったらダメなのか、騒いだらダメなのかを言わず、
お店の人に怒られるということで叱る。
もちろん、なぜお店の人が怒るのかということも言わない。
この理由を言わない、言えないというのは、別に親子に限らず
上司部下等、社会的マナー等、実生活の中でも結構多い。
ソーシャルスキルの本を読んだりした時に
「割り箸は横(左右)に割らず、縦(上下)に割るのがマナーです」
とか書いてあるけど、その理由が書いてないことが多い。
「割り箸を横に割ると、ひじが隣の人に当たったり湯のみを
こかす恐れがあるので、縦に割りましょう」
と書いてあれば、印象に残るし、何故そうしたほうがいいのかが納得できる。
仕事でも、 ただ単に「○○しといて」 ではなく、
「○○に使いたいから、○○しといて」のほうが、
頼まれたほうも応用が利くし、
「それなら、こうしたほうがいいじゃないですか?」
とか提案もできるかもしれない。
もし、自分に子どもができたら、どんなことでも理由を言ってあげたい。
たとえ自分自身も何故そうなのか理由が分からなくても
いっしょに理由を考えれるような人になれればと思ってる。