最近お気に入りになってしまった、バス・バリトンのJohn Relyeaくん。
ファーストネームのほうは、日本でもメジャーな「ジョン」ですが、ラストネームのほうが、どうも発音がはっきりしない。
ファンなのに、これはいけない、気になる~と、常々思っていました。
そりゃ、Hvorostovskyだって、日本では「ホロストフスキー」が一般的ですが、ロシア語では、ずぇ~~ったいそんな発音じゃないし(フヴァラストーフスキーって感じ?)、違う国になると、「ヴォロストフスキー」とか、結構いろんな言い方されてるけど、Relyeaの場合は、まだ日本での知名度がないから、呼び方が定着してないんですよねー。
実は今、NY在住の方、数人とお知り合いになれて、METのパフォーマンスの様子が、行ってもいない私に、手にとるようにわかる状況にあります。
その中のお一人と、先日、メールで、Relyeaの発音の話題になり、私が、半ば冗談交じりで、
「○○さん、Relyeaに直接、名前の発音を訊いてくださいよぉ~」
言ったところ、その方は、
「ミッション・インポッシブルです。」
って言っていたんですが、な、なんと!本当に本人に訊いてくれちゃったのであります!!
(ありがとうございました!)
10/31、彼はMETの『マクベス』に、バンクォー役で出演。
その舞台後、楽屋口で、直接訊いてくださったそうです。
で、肝心のRelyeaの発音は・・・・『レリエー』だそうです。
もちろん、カタカナ表記にするのは、どんな名前でも無理がありますが、これが一番近いとのこと。
きっと、最後のエは、ちっちゃく『レリェー』って感じで発音するんじゃないかなー。
日本で表記されている、レイリー、リライアなどは違うってことですね。
レリエーは、意外といろんな人に訊かれてるのか、怪訝な顔をせずに、大きな声で言ってくれたそうです。
いい人だ~~。
本人から聞けるなんて、嬉しい
とっても背が高くて、2m近くあるんじゃないか?とのことでした。
紳士的で、ファンサービスを心得ていて、フレンドリーな人だったらしいです。
これを聞いて、その場にいたように興奮してしまった私なのでありました
ところで、2幕で殺されてしまうバンクォー=レリエーくんは、後半、血まみれ姿でうろうろするらしいのですが、この日のカーテンコールでは、ちゃんと生前の姿(?)で登場してくれたそうであります。
そりゃね・・・このカッコ↓でカーテンコールは気の毒だよ