パヴァロッティ死去 | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

やっぱり、このニュースを聞いて、何も書かないわけにはいきません。

今日のお昼過ぎ、ネットをやっていて、Yahooのニュースで訃報を知りました。
正直、とても驚きました。
先日退院した・・ってニュースを聞いたばかりでしたし。
ご自宅で亡くなられたそうですが、それは、幸せな最期だったのではないでしょうか。

私は、パヴァロッティのファンってわけではなかったのですが、三大テノール全盛期の頃に、オペラにハマった人間ですから、やっぱり思い出もあります。
ま、その頃からのパヴァロッティしか知らない・・とも言えるのですが。

ローマ・カラカラ浴場での、世紀のコンサート映像は、何度見たことか。
CDをレンタルして、カセットにダビングして、いっつも聴いてました。

3人とも、同じテノールとはいえ、声の質も持ち味も全然違っていて、だからこそ、あのコンサートが成立したんだなぁと思いました。

私は、結局、パヴァロッティの生の声は聴けませんでした。
METの来日公演、「愛の妙薬」の開演前、発声練習をするパヴァロッティの声が、客席にまで聞こえてきて、客席から拍手が沸いた・・という話がありましたっけ。
その圧倒的な声を、一度聴いてみたかったです。

私のお気に入りに、ポネル演出の映画版「リゴレット」があります。
パヴァロッティは、もちろんマントヴァ公爵。
今では、このマントヴァ公が、私のスタンダードになっています。

地で演じてる?っていうぐらい、とても活き活きと演じていました。
メイクもして、カツラもつけて、なかなかの男前さんでしたし。

そして、あのD(Des?)音には、びっくらこきました。
そりゃ、ライヴじゃないから、録り直せばあれぐらい出るよ~って言う人もいるかもしれませんが、当時、オペラにハマったばかりの私には、あの声は衝撃的でした。
すこーーーーん!って当たっていて、本当にすごい。

ドミンゴファンの私でしたが、マントヴァ、ラダメス、カラフなんかのアリアは、やっぱりパヴァロッティが気持ち良かったですね。

リゴレット・・・見たくなってきたなぁ・・・・。

ご冥福をお祈りいたします。