なら燈花会 その2 | シャオ2のブログ

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最近は着物と舞台に夢中

さて。
かき氷で一息入れた後は、春日大社の万灯篭へ。
年に2回っきりのチャンスだもんね

参道の途中には、こんな可愛いろうそく絵もあったり

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で、どんどん進むわけですが…・・・
…参道、暗すぎです
左右に並ぶ石灯籠に火は入ってるものの、紙が貼ってあるせいか、ものすごく薄ぼんやりした光なんですよね。
道幅に対して光量が足りなさ過ぎる。
途中、提灯とろうそくを売ってるテントもあったんですが、そこまではまだそんなに暗くもなかったんで大丈夫だろうとスルーしちゃいまして、後でめっちゃ後悔
周囲には人がいっぱい歩いてて、人の気配が濃厚だったからまだしも、あれ、人通りが少なかったら怖すぎて泣くよ
提灯でも懐中電灯でもいいけど、とにかく、万灯篭に行こうという方は灯りの準備をしてから行った方がいいです絶対
境内には赤々と灯りが灯っていて、その灯り見たとき、どんだけホッとしたか…
図らずも、大昔、まだ人が猿と変わらなかった時代に「火」というものを発見したときの喜びというか安心感といったものを実感する運びとなりました。
ワタクシ、暗闇は結構平気なほうなんですが、それもこれも、安全なところにいるとか、動かずにすむとか、いった事情があるおかげなんだなぁ。

さて、春日大社ですが、一通りお参りしたあと、本殿の中に入るかどうかで道が分かれます。
本殿の中に入って、灯篭がずらりと並ぶ回廊を通るためには別途500円が必要。
周囲の格子越しに見るだけなら無料です。
ま、折角なので、ここは拝観料を払って中を見るべきだよね。
ちなみに、「回廊内は万灯篭の時だけのご案内です」と神社の人が言っていたので、普段は見られないようです。


中は綺麗な灯篭がずらりと並ぶ回廊が本殿をめぐっているのですが、本当に綺麗。
闇に沈んだ朱塗りの柱と白い壁がほのかな灯篭の明かりに照らされているのは、とっても美しい光景です。

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そして良く見ると、この灯篭、一つ一つ模様が違うんですよ。

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中でも綺麗だとワタクシが思ったのはこれ。

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藤の花です。
鹿も可愛かった。

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これはお金払っても見る価値があるなぁと思います。
次は真冬なんですが、真冬だと空気が冴えて更に綺麗だろうなぁ。
また行けたら行きたいな。


さて、これらを見終わって、春日大社から公会堂までたどり着いた時点で、既に午後9時…
マジで
まだ全部の会場見終わってないし、大仏殿とかも行ってないのに、もう閉会まで間がないじゃん…
いい加減疲れてたし、大仏殿にたどりつけても色々見て回る時間もなさそう……
というわけで、潔く諦めて帰ることにしました

で、駅行きのバスに乗ろうと歩いていると、こんな文字が。

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なんだか、嬉しくなりました。

また来年。今度は拝み損ねた大仏さんのお顔を拝みに来ようと思います
ありがとうございました




そんなあの日のワタクシ

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大好きな伊勢木綿を浴衣風に。半幅帯はコトコだったかな。
帯飾りはぽ*のじょじょ実さんの金魚のかんざし出目金
襟元にはマメコロンさんの半衿ピン

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黄色い半衿ピンに、フローライトのチャームをつけてみました