お手入れ貧乏 | シャオ2のブログ

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最近は着物と舞台に夢中

日曜の観劇の余韻がまだ残っていて、頭の中に劇中歌が響き渡り続けている私。


ですが、いい加減現実に立ち返らねばなりません。


とりあえず目の前にあるお下がりの着物の山をどうにかしなくては…


というのも、先月末に妹の家に積み上げられていた伯母と母から譲られた着物の山から、私の取り分を引き取ってきたんですよね。


どれもこれも、元はともかく、年取って手入れが面倒だから、という理由で妹に丸投げされたものなので、畳紙なんかもうボロボロ。


湿気を吸ってくにゃくにゃに柔からくなってシミだらけだったりして、中を覗くのも怖いものとかあったり……ガーン


といって放っておくと更にとんでもないことになるのは目に見えているので、とりあえず中を確かめました。


そしたら、畳紙はボロボロでも、虫干しでとりあえずは凌げるもの、丸洗いですみそうなものもあったりして、ちょっとばかり安心。


といっても、経年劣化はどうしようもないので、数年の内に裏地の取替えはしないといけないだろうなというものばかりなんですけどね。


そして、これは昔の人の癖なんでしょうか、名古屋帯の畳み方が乱雑ショック!


巻くと表に出る部分とお太鼓部分だけは綺麗ですが、後の部分がくしゃくしゃ、それがしっかり皺としてついてしまって、畳みなおすのも一苦労。


ああ、もう……DASH!


これらをお財布と相談しつつ、順々にお手入れに出さないといけないわけで、しばらく私の着物用予算はそれに食いつぶされそうです。


あぁ、今年は阿波しじらか遠州綿紬を誂えたかったのになぁしょぼん





とりあえず、急を要するのは喪服かな。




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我が家には女紋の伝統はないので、母方の紋から実家の紋に入れなおさないといけないのと、裏地がシミだらけなのをどうにかしなくては。





あと、急は要してないけど思い入れがあるので、ちゃんと見ておいて貰いたい大島




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祖母の形見の反物から作ってもらった道行と着物なので、大事にしたいなぁと。


20代の頃に一度着ただけでしまいこんでたもので見た感じ綺麗なんだけど、やっぱりね。


にしても、現物はもうちょっと暗い赤なんだけど、こんな赤い色、40代半ばになって着てもいいのかしら?


帯を黒とか地味系にすればいける?





そして、素材不明だけど、夏用の長襦袢。




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洗えばいいだけっぽいので、今年の夏、着ようかなぁと。


麻とか化繊なら自分で洗うんだけど、正絹だと怖いので、これも悉皆屋さんに相談だな。





……こうして、どんどんお財布が軽くなっていくのね~がま口財布しょぼん