
そりゃ、フォーマルな場ではちゃんと白い半襟にしますよ。
けど、そうじゃないときなら好きにしていいじゃん、と思うわけです。
第一、着てる着物が思いっきり普段着使用の木綿なのに、半襟だけフォーマル仕様だったりするのも釣合いが取れないでしょ。
しかも、某オークションとかを覗くと、可愛い木綿の半襟が非常にお求めやすいお値段で出ているわけです。絹物だって、呉服屋さんを覗けば分かりますが、 総刺繍とかでそれだけで芸術品みたいなのは別として、大抵の半襟は着物や帯と違って、非常にリーズナブル。芸術品な半襟でも、着物なんかと比べれば、やっぱりリーズナブル。
縫い付けるのは面倒といえば面倒ですが、着物を縫うことを考えればとっても簡単。
お裁縫が超苦手でボタン付けすら面倒臭がる私でもできるレベルですからね。
つまり、揃えるのも取り替えるのも簡単なのが半襟なわけです。
そんなわけで、ついつい集めてしまって、気付けば結構な数になっておりました。

これで木綿のは半分くらいかな……
同じような木綿の半襟だけじゃなく、フォーマル用の縮緬や塩瀬、夏用の絽の半襟、刺繍の入ったもの、レースの半襟、等等、色々と大量にありすぎて、仕舞いこんだまま一度も使ってないものががあったりなかったり

こないだ普段着用の半襦袢に縫い付けたのはこの2枚
特に下のほうはどんぐり柄で秋らしいでしょ
こんな風にその季節らしいのを選んで使うのが楽しいんですよね、柄半襟って。
例えば、ハロウィンだったら
クリスマスが近づくと、
なんとなくめでたいこの2枚はお正月用。
コンサートやミュージカルを観に行く時は、音符や五線譜の柄のにしたり、歌舞伎だったら隈取の模様のにしたりと、とっかえひっかえ、一人で楽しんでいます。
今欲しいのは、ファーの半襟。
大阪の谷町にあるいちりんさんで可愛いファーの半襟を取り扱ってて、それがもの凄く欲しい
今週末、谷町の悉皆屋さんにお手入れに出していた単衣を取りに伺う予定なので、その時にお買い物してこようと企んでいます
凄く楽しみ