時間を置くと、面倒になってブログ放置することになるので、とりあえず書いてみよう!
と、いうわけで……
島根の旅、一日目(10/29)
車で大阪を出発したのが朝の7時半くらいのこと
途中、蒜山SAでソフトクリーム食べるのは、こっち方面に来たときのお約束w
美味しくいただいて休憩した後は、車に乗って目的地へ。
この日は安来の和鋼博物館と足立美術館がお目当て、ということで、まずはここ。
和鋼博物館です。
いや、ここね、もの凄く面白いとこです

元々、ここじゃなくて牡丹で有名な庭園に行く予定だったんだけど、JAFから来た機関紙に、たたらの特集とか組まれてて、なんか面白そうかな?と思ってこっちに変更したんですけど、大正解

なんでも、日本刀を作るための玉鋼って、今の最新技術では製造不可能で、古代から続くたたら製法でしか作れないんですって

そんで、そのたたら製法をやってる保存会っていうのがあって、毎年1~2月の間に数回、たたらをやるらしく、その記録映像だの、詳しい方法の解説だの、実際に使う道具だのが、ここに展示してあるわけです。
物作りが好きな人なら、確実に面白いと思います。
今回、一番良かったのここかもしんない、と思うくらい、私は面白かった

ただ、売店はかなりショボイです

モノがモノだけに、パンフレットや本の類か、刃物くらいしかない……
その辺を、博物館の方は考えていただけないものかと。
展示物がとっても素晴らしいだけに、なんか思い出になるようなもんがあればなぁと思います。
さて、気を取り直して足立美術館へ。
ここは庭園が素晴らしいらしく、世界的にも評価されてるという前評判を聞いていました。
横山大観の屏風や魯山人の陶器も所蔵していて、常設展示されてるらしいですしね。
確かに、庭園は素晴らしかったです。
ですが、展示品に関しては……
そういや、私、横山大観て、そんなに好きな絵師じゃなかったよ、私。
魯山人より弟子の河井寛次郎の器の方が私の好みだしさ。
それより何より、あちこちのツアー客とかち合ったせいで、館内がやたら騒がしいのがなんともはや…

どんなに素晴らしい展示品も、あれでは台無し。
やっぱり、博物館や美術館は静かな方がいいです。
中のお茶室でお抹茶をいただこうと思っていたけど、並んでいた人が多すぎて断念したし。
あ、でも、上村松園の「娘深雪」の絵葉書買えて嬉しかった

松園は大好きです

で、なんとなく昼ごはんを食べそびれたのもあって、しょぼんとしたまま、松江へ。
お腹空きすぎると、なんだか悲しい気持ちになりません?
そんな感じの悲しい気分でホテルにチェックインしてから、さっさとご飯食べるところを探しに出ました。
ついでに、コンビニ探して、飲み物とお八つを確保せねば。
が、しかし……
探しどころが悪かったのか、行けども行けどもコンビニがない

ようやく探し当てたのは30分くらい歩いてから。
そこで飲み物とお八つを確保してほっと空を見上げたら、綺麗な黄昏の空が広がっておりました。
そんでもって、晩御飯。
時間が若干早かったので、閉まってるとこも多く、ようやく探し当てたのは、「根っこや」というお店。
そこで3000円くらいのコースを頼みました。
500円プラスすると、のどぐろの煮付けも付いてきますよ、と言われてそれもオーダー。
ついでに赤身のお刺身が苦手だと言うと、コースのお刺身、全部白身に変えてくれました。
どっちも凄く美味しい

15センチくらいののどぐろの煮付け。
激美味でした

500円プラスしただけでこれが食べられるなら、お得なんてもんじゃないと。
さて、私は一人だったのでカウンター席だったんですが、目の前におでんの鍋があって、美味しそうにおでんが煮えてるわけですよ。
大食いで食いしん坊な私が我慢できるはずもなく、追加で大根とこんにゃくを頼んじゃいました

ね、美味しそうでしょ?
そして〆はおにぎりとお味噌汁
この巻いてある海苔がまた美味い

大満足の晩御飯でした

お腹がいっぱいになって、現金にもかなり幸せになった私。
腹ごなしにちょっと散歩してから、ホテルに帰ってゆっくり寝ました

そうそう、泊まったホテル、シングルでしたが予備のベッドになる大き目のソファが置いてあって、着物を着るための細々したものを置けるので便利でした

続きはまた
