2024「大人の休日倶楽部パス」を有効に活用する | 車内販売でございます。

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50歳以上が利用できるJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」の期間が近づいた。

同様の記事を2018年にまとめたところ、アクセス数が多かった。

そこで6年経った2024年に、追加・修正することにした。

「大人の休日倶楽部パス」の有効な活用方法と注意点についてのまとめである。

↑平成30年当時の「大人の休日倶楽部パス」。

現在より安い15000円(4日有効)だった。

 

 

【1】「大人の休日倶楽部パス」とは?■

JR東日本を全線を、新幹線を含めて乗り放題の激安切符だ。JR北海道も乗れる種類もある。

★《対象》・・・50歳以上の会員のみ。49歳以下は残念ながら利用できない。

★《利用期間》・・・期間は決められた13日間だけ。これが1年に3回ある。今度の期間は2024年6月20日から7月2日。

★《料金・有効期間》

「JR東日本乗り放題」が、2024年度から4日間から5日間に長くなったのに伴い、値上げとなった。

すべて5日間有効で、『えきねっと1000円割引』を活用した場合は、

「JR東日本乗り放題」が18800円

「JR東日本&北海道乗り放題」が26620円 (この他、「北海道だけ」「グリーン車用」もある)

東京から仙台まで、新幹線「はやぶさ」で往復すると22820円になる。これが5日間乗り放題で18800円だから、激安と言える。

基本的な説明は、様々なところで紹介されているので、この程度にとどめる。

↑2024年からの変更点はこちら。

 

 

【2】全車指定席の列車がある■

「大人の休日倶楽部パス」では、6回まで普通車指定席が使える。

自由席なら特急でも乗り放題となる。

注意点は、全車指定席の特急が増えたことだ。代表的な全車指定席の列車は下記の通り。

《JR北海道》

「北斗」「おおぞら」「とかち」「すずらん」

《新幹線》

「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「かがやき」

《JR東日本・在来線》

中央線「あずさ」「かいじ」

常磐線の「ひたち」「ときわ」

房総の「しおさい」「わかしお」

高崎線「草津・四万」「あかぎ」

東海道線「踊り子」「湘南」

全車指定席の特急に乗るには、あらかじめ駅で指定券を発行してもらう必要がある。

6回を超えたら、特急料金を別に払う必要がある。(自由席との差額530円でなく、東京~盛岡の「はやぶさ」通常期なら6430円丸ごと追加となる)

ただし、特例があって、

(1)JR北海道の「北斗」「おおぞら」「とかち」「すずらん」、【きっぷ本券に「未指定特急券」の効力があるものとし、「指定席のみ券」なしで空いている普通車指定席を利用できます】とのこと。つまり、席は確保されないけど指定券無しで乗るだけなら追加料金は要らないよということだ(運よく空席があれば座れる)←追加説明6/4。

(2)「はやぶさ」の盛岡~新函館北斗、「こまち」の盛岡~秋田は、指定券が無くても乗車可能。空いている席があれば、座ることもできる。

(3)「はやぶさ」「こまち」など全車指定席の新幹線では、立席特急券が発売される。基本的に座れないが、それでも指定席の1回利用と扱われる。立席特急券は、立っている号車も指定される。枚数制限もあり、立席特急券も完売という事態もありうるそうだ。

 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

この「大人の休日倶楽部パス」を有効に使う方法を、まとめてみた。

【3】指定券6枚を有効利用する■

限られた6回の指定券を有効に使う方法をいくつか説明する。

《その1》観光快速は指定券を別途購入

「リゾートしらかみ」「ハイレール1375」「海里」「SLばんえつ物語」などの《観光快速》の指定券は、原則840円になった。

530円だった列車も、値上げとなった。

5日間、毎日のように移動する人は、指定席6回だと不足することが多いので、「大人の休日倶楽部パス」の指定1回分を使わずに、別に払って購入するのがお勧めだ。

6回を超えて特急指定席に乗るには、「指定席特急券」が丸ごと必要になる。

東京から仙台まで「はやぶさ」なら5360円、

東京から新函館北斗まで「はやぶさ」なら11330円を別払いする必要がある。

「あずさ」で新宿~甲府、「ひたち」で東京~水戸でも1580円だから、観光快速の840円は比較的安いと言える。

↑観光快速「ハイレール1375」の指定券は840円。

 

《その2》長距離の「はやぶさ」「こまち」「北斗」は最優先

長距離走って長時間乗る列車は、やはり優先したい。

6枚使ってしまい、別料金払うとなると長距離の特急料金は高くなる。

また、満席だと長時間立って乗ることになり大変だ。

特に、土曜に限らず朝6~9時頃の東京発「はやぶさ」は満席になりやすい。

普段の「はやぶさ」は、大宮から仙台は満席でも、仙台から北は空席が出ることが多い。でも「大人の休日倶楽部パス」期間は、仙台など東北から北海道に向かう人も多く、けっこう混み合う。

全区間乗ると、「はやぶさ」東京~新函館北斗は約4時間半、「北斗」新函館北斗~札幌は4時間弱。

なお、盛岡~新函館北斗の「はやぶさ」、盛岡~秋田の「こまち」は、「大人の休日倶楽部パス」だけで指定券無しでも乗車できる。ただし、下りは盛岡発車の時点で指定券が完売の列車も珍しくなく、「空席に座れるからいいや」と考えるのは甘い時間帯もある。

JR北海道の「北斗」は、「すずらん」「おおぞら」「とかち」と同様に、指定券無しでも「大人の休日倶楽部パス」だけで乗車だけは可能だ。ただ、北海道は長時間乗ることが多く、「北斗」に4時間弱立ち続けるのは50歳過ぎには非常にシンドイ。

《その3》停車駅が多い新幹線で指定券を節約

停車駅が多い「遅い新幹線」だと、全車指定席ではなく自由席がついている。

自由席利用で、6枚と限られた指定券の枚数を節約することも、考えて良い。

★「やまびこ」「あさま」の自由席

自由席が連結されている新幹線なら、枚数を消費しない。

東京~仙台なら、全車指定席の「はやぶさ(約1時間30分)」でなくて、自由席がある「やまびこ(約2時間5分)」に乗る。

東京~長野なら、全車指定席の「かがやき(約1時間20分)」でなくて、自由席がある「あさま(約1時間45分)」「はくたか(約1時間30分)」に乗る。

 

《その4》短距離の在来線特急なら別払いも

100km前後の短距離なら、指定券1回分を利用するのは、少しもったいない。そこで、

★短区間なら「普通列車利用」か「別払い」

たとえば上野~水戸なら、普通列車に乗る選択肢もある。

特急「ときわ」だと、約1時間15分。

普通列車だと、約2時間5分(主に昼は乗換必要)

50分も長いのに抵抗あるのなら、特急料金の1580円を別払いすることもアリだろう。

快適なリクライニングシートで早く着いて1580円。もともと激安のパスだから別払いしても良いのでは?

 

 

【4】満席への対策■

「大人の休日倶楽部パス」の期間は、人気の列車がすぐ満席になる。

★東京を朝9時くらいまでに発車する「はやぶさ」は、満席になりやすい。

★観光快速の中では、特に「越乃シュクラ」、「SLばんえつ物語・グリーン車」は激戦だ。「海里」と新型車両「SATONO」「ひなび」も人気が高い。

また「リゾートしらかみ」の海側A席も早く埋まりがち。

もちろん1か月前の発売日に確保するのが望ましい。

《その5》「はやぶさ」が満席なら、「こまち」「やまびこ」

特に6月・7月の期間は、「大人の休日倶楽部パス」で北海道に出かける人が多い。

東京を朝6時から8時くらいに発車する「はやぶさ」は、軒並み満席となりやすい。

そんな時でも「こまち」「やまびこ」なら東京~盛岡間は、空席がある場合が多い。東京~盛岡を「こまち」に乗って、盛岡から「はやぶさ」に乗りかえることもできる。盛岡以北なら指定券なしでも乗れて、空席があれば座れる。

《その6》指定券券売機で頻繁にチェック

近頃の「みどりの窓口」は、長い行列ができていることが多い。キャンセルが出て、空席が無いか確かめるのは、かなりの手間と時間が必要だ。

でも指定券券売機なら、すぐ確認できることが多い。

通勤している人なら、朝に自宅の最寄り駅&会社の最寄り駅で計2回、帰りにも同じく2回チェックして、空席が出たら即ゲットするのである。

「えきねっと」を使う人は、活用しよう。

《その7》離れていても、1席でも確保

2人での旅行で、乗りたい列車の空席は、5列離れた場所に1つずつしかなかったとする。

どうするか?

自由席に並ぶという選択肢がある東京~仙台なら、無理する必要はない。

ただし、東京~新函館北斗の「はやぶさ」、東京~秋田の「こまち」なら、乗れないと旅行の計画に大きな支障が出るハズ。

だったら、とりあえず離れていても、席を確保するのが良いのでは?

1人が指定券とおときゅうパスを2枚持っていて、指定券券売機で隣り合った2席が空いてないかチェック。空いていたら「みどりの窓口」で変更を頼むこともできる。

また、1席しか空いていなくても、とりあえず1席確保することも考えて良いかな。

《その8》分割発券

やや上級技だが、分割発券もある。

私は「大人の休日倶楽部パス」最終日に、新青森から東京まで予定より2時間ほど早く帰ることになった。

2時間早めた「はやぶさ」の指定券に変更したいが、満席だった。

この時に使ったのが「仙台分割」だった。

新青森~仙台に乗る人の席が、仙台から空いていることがある。通しで同じ席だと取れなかったが、席を移動すれば取れたのである。

そこで、残っていた1回分を利用して、仙台~東京を券売機で発券。手持ちの2時間後の指定券を、次の新青森~仙台に窓口で変更した。

↑写真は最終「こまち」が満席だったため、東京~仙台を「指定券1回分」を費やして「立ち席特急券」、仙台~秋田を普通の「指定券」の2回扱いで発券した。東京~仙台で空きが出たのですぐ変更してもらった時のもの。

 

【5】予想外に困ること■

乗りなれていない人が、予想外に困りそうなことをまとめた。

《その9》自由席が混雑

自由席が混雑して、座れないこともある。対策としては・・・

★始発駅なら1本見送りも

東京から仙台まで行く乗客は、「やまびこ」でなくて速い「はやぶさ」を利用する人が多い。

東京駅で「やまびこ」が満席になることは少ないが、もし自由席が仲間と横並びで座れないなら、1本見送って次の列車にするのもアリだろう。「やまびこ」は1時間に2~3本走っているので、待ち時間は少ない。

★上りの始発があれば乗り換え

福島から上り東京行「やまびこ」自由席に乗ったら、座れないこともある。

時刻によっては、次の郡山で7分後に始発の「なすの」が発車する(1日5本)。こちらは余裕あるので快適だ。

上り「とき」が長岡を出て自由席に座れなかった場合、越後湯沢始発の「たにがわ」が10~20分後くらいにあれば、乗り換えて座るのも選択肢だ。

★只見線や三陸鉄道

乗り放題なら、遠くの景色が良い場所に行きたいと考える人が多い。

この期間で混雑しがちなのは、たとえば只見線と三陸鉄道だ。

もともと1両2両の短い編成で、本数が少ない。

発車数分前だと座れない可能性が高まる。

混雑する時期だと、駅前での買い物はしにくいかもしれない。

旅行者同士、ボックスシートで相席でも座りたい。

↑三陸鉄道は1両編成が多い。

 

《その10》発売枚数が限定される

「大人の休日倶楽部パス」は、発売日1日あたり3万枚までと枚数に上限がある。

現在とは条件が違ってはいたが、実際に2015年6~7月は売れ切れとなってしまった。

売り切れた時の記事は、こちら

公式サイトで、残数3000枚に達したら△になって「売り切れ寸前」と分かるようになっている。

公式サイトの売り切れ状況はこちら。(「詳細はこちら」の緑のボタン)

 

《その11》当日は販売しない

「大人の休日倶楽部パス」は、利用開始の前日までの発売だ。

「えきねっと」利用だと1000円安くなることもあり、余裕をもって購入したい。

6月25日から利用したい場合は、前日の6月24日までに購入する必要がある。買うのに必要な会員証は、基本的にクレジットカードで、窓口だと代理購入はちょっと面倒だ。

《その12》「大人の休日倶楽部パス」を失くしたら大変

切符を紛失したら大変なのは当然だが、「大人の休日倶楽部パス」は、普通の切符より一層大変な事態になってしまう。

最悪なパターンは、初日に東京から「はやぶさ」に乗って札幌まで行く予定で新函館北斗で降りようとしたら、「大人の休日倶楽部パス」が無い!どうなるか?

「大人の休日倶楽部パス」は当日購入ができないので、「東京からの新幹線代11330円」「全区間の運賃14850円」「新函館北斗からの当日の特急料金3170円」の合計29350円を別途払うしかなくなるのが建前だ。(駅員に相談する価値はあると思うが) 

当日だと特急「北斗」は満席で4時間立ち続ける可能性大。

次の日からの「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」26620円も改めて購入する・・・悲鳴が出そうだ。

《その13》窓口が異常に混むことも

ここ数年は「みどりの窓口」が大幅に閉鎖されて、普段でさえ30分待ちは当たり前になっている。

そこに、「大人の休日倶楽部パス」の期間になると、普段は鉄道での旅行をしない人も、この時期には大勢旅行する。

不慣れな人は、指定券券売機が使えないから、窓口に客が集中する。

さらに、「自由席、座れるかしら」と係員が答えられない相談をしたり、新函館北斗までの新幹線の指定券を受け取って「行きたいのは函館だ、こんな駅ではない」と位置関係など初歩的な説明から必要な客がいたりで、なかなか列が進まない。

時間に余裕をもって切符を買いたい。

なお、窓口は混雑しても指定券券売機は空いていることが多い。帰りの時間が決まってない場合、「とりあえず指定券を取って、必要なら変更」だと、変更は窓口でしかできないから、並ばざるを得なくなってしまう。新規購入は指定券券売機でパッとできるが、変更は並ぶ必要があるので要注意。

《その14》自動改札が止まることも

以前こんなことがあった。東京駅の新幹線自動改札から、10人くらいの不慣れな老人グループが入ろうとした。ところが、「大人の休日倶楽部パス」本体でなくて、指定券(下の写真のような指ノミ券)だけを投入した。リーダーらしき人が変な指示をしたらしい。

するとあっちもこっちも自動改札が、ピポーンと鳴って、大半の自動改札がエラーで止まってしまった。駅員と客とリーダーの間で押し問答が続き、改札前には50人くらい溜まってしまった。発車時刻が迫る・・・私が東京駅の自動改札を通過するのに2分ほどかかったが、ホームには1分前に着いた。この2分待ちは、あせったぜ。

6枚発行できる指定券は、赤い線のように金額が書いていない↓。重ねて投入するのはOKだが、この指定券だけ自動改札に投入してはいけない。

《その15》パスは折らない濡らさない

「大人の休日倶楽部パス」は、折ったり濡らしたりすると、自動改札を通れない。

駅の有人通路は、行列ができることも多いから、スムーズに出入りするために、できる限り自動改札を通れる状態で5日間保存したい。

《その16》乗車駅で指定券が買えない時も

特急や観光快速が停まる駅なら、指定券が買える、と考えてしまうが、必ずしもそうではない。

たとえば「リゾートしらかみ」が停車する千畳敷駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅では、指定券や乗車券を買うことはできない。買うことができる駅でも、窓口が開いている時間帯が限定される駅がある。

JR北海道では、石北本線や根室本線を中心に、特急がギリギリ停まる駅は、無人駅のことが多く、切符の購入や変更ができない可能性がか大である。

乗ると決まっている列車なら、あらかじめ買っておこう。

 

【6】こういう使い方も■

「大人の休日倶楽部パス」の変わった使い方だ。

《その17》宿も混雑。遠くに泊まる

「大人の休日倶楽部パス」の期間は、青森・函館などは宿も普段より混雑しがち。

もし滞在したい場所のホテルが満室なら、「大人の休日倶楽部パス」なら、新幹線で離れた駅まで行くことが容易になる。

青森が満室なら、新幹線で25分の八戸で探しても良い。

北上で宿がなければ、新幹線に23分乗って盛岡まで行ける。新幹線を含めて乗り放題の切符だからできる技である。

《その18》最終日7月2日は比較的空いている

今回2024年の利用期間は、6月20日から7月2日となっている。

6月26日に使えるのは、「東日本5日間用」だと、「6月22日開始」「6月23日開始」「6月24日開始」「6月25日開始」「6月26日開始」の5つだ。しかし、最終日の7月2日に使えるのは「6月28日開始」の1つだけになる。当然、列車も比較的すいている。私は「リゾートしらかみ」に乗ろうとしたが、7月2日(火)は窓際席を余裕でとれるのに対し、6月25日(火)は満席だったことがあった。

ただし、最終日の夜の上り新幹線だけは、けっこう混雑することが多いので注意。

初日の6月20日も比較的空いてるとは思うが、7月2日ほどではないようだ。

《その19》あいだに1日休む

東日本用なら5日間有効だからと言って、5日間毎日旅行しなくてはならない訳ではない。

何しろ、東京から仙台まで「はやぶさ」で往復するだけで22820円かかる。1日だけでも「モトがとれる」わけである。2日旅行して、1日休んで、もう2日旅行する、これでもお得もイイところなのである。

《その20》新幹線は大回りでも早い

青森から秋田に行く場合、奥羽本線の特急「つがる」が2時間40分ほどで走っている。しかし、「つがる」は1日3往復しか走っていない。

新幹線を使って、青森→盛岡→秋田だと、遠回りにはなるが、乗り換え待ち時間を含めると所要時間はほぼ同じだ。だけど本数は圧倒的に多いから、盛岡経由が使いやすい。

新潟から山形でも同様で、米坂線を使うのが最短だが、本数が少なく遅い(現在災害で運休中)。新幹線を大宮で乗り換えたほうが、快適で早く着く時間帯が多い。

これは、乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」だからできる乗り方と言える。

《その21》キャンセル料は660円

「大人の休日倶楽部パス」の払い戻し手数料は、前日でも660円。

たとえば、東京~新青森を普通の切符を使って「はやぶさ」で往復すると、前日・当日だと特急券の手数料が3割に上がって運賃含めて4820円の払戻し手数料を払うことになる。でも発券済みの指定券も含めて、未使用の状態の「大人の休日倶楽部パス」なら660円で済む。

遠くの観光地を散策するにしても、「天気予報が大雨」「腰の具合が良くない」といった場合は、キャンセルしやすい条件になっている。50歳過ぎで体力が低下している年代なので無理は禁物だ。

人気列車の指定券をキャンセル前提で確保されるのは、満席で乗るのを断念した人からはヒンシュクだろう。とはいえ、現地で具合が悪くなるリスクを考えると「出かけない勇気」を出しやすい条件になっている。

 

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今までの「大人の休日倶楽部パス」に関する記事↓

 

2枚使って10日間乗りまくった話↓