海芝浦駅の海芝公園に行く《鶴見線》 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

JR鶴見線に初めて乗車しました。

そして、海芝浦駅に行った話です。

 

【1】鶴見線に乗りに行くことに

千葉県の自宅から、横浜市と川崎市を走るJR鶴見線に乗りに行くには往復4時間。

「いつでも乗りに行ける」と考えているうちに、60歳になってしまいました。

青春18きっぷの残り1回分を使うあてが無かったので、乗りに行くことにしました。

 

鶴見線の先端部は、海に面した工業地帯です。

工場に向かう人が多い朝は本数数多いですが、昼間は2時間に1本となる区間もあります。

今回は、この2つがミッションになります。

「とにかく初めて鶴見線に乗る」

「話題に出やすい海芝浦駅に行く」

 

鶴見駅に着きました。

昔は乗換改札がありましたが、現在はありません。

何十年も前の旧型車両が走っているというイメージでした。

でも実際は、新型車両が3両編成で運転されています。

車内は、ロングシートではあるものの、快適に乗車できました。

案内の画面が最新式で、見やすいです。

 

 

【2】車両基地

途中の弁天橋駅付近には、車両基地があります。

ラッシュ時に合わせた車両数が必要ですので、多くの車両がお昼寝していました。

その近くには、架線がめちゃくちゃ低い位置に張られていて驚きました。

どうやら、架線点検の研修に使用する設備のようです。

 

 

【3】「海沿い」に出る

浅野駅のカーブを過ぎると、「海沿い」を走ります。

正式には海ではなく運河扱いのようですが。

浅野駅と海芝浦駅の間にある新芝浦駅も、「海」が目の前の駅です。

こちらも、良い眺めです。

「海沿い」ですから、もし大津波警報が出されるなど緊急事態の際には、避難が必要となります。

ワンマン運転だと運転士ひとりでできることに限界がありますから、案内がされているのでしょう。

 

 

【4】海芝浦駅に到着

終点の海芝浦駅に到着しました。

線路もホームも1つだけの小さな駅です。

「海」が目の前です。正式には京浜運河と呼ぶのだそうです。

朝の通勤時間帯でしたら、3分折り返しです。

そこで10時頃の約20分折り返しにしました。

あわただしいですし、工場で働く通勤客も多いと思いますので、時間が必要です。

 

 

【5】海芝公園

海芝浦駅は、東芝の敷地内にあります。

社員でない一般客は、改札を通って降りることはできません。

ただし東芝さんは、一般客の入れる公園を整備してくれました。

「海芝公園」という名前です。

縦長で、けっこう広い公園です。

春と秋の晴れた日は、時間を忘れて過ごせそうな公園ですね。

夕方や夜間になると、また別の雰囲気になりそうです。

この時は、約8人の鉄道ファンと観光客だけでした。(8人もいるのが驚きですが)

撮影場所を譲り合って、問題なく過ごせました。

改札付近から工場方面は、入れないだけでなく、撮影も禁止です。

この工場で作られているのが洗濯機なのかパソコンなのかは知りませんが、東芝は原子力や防衛分野にも携わっていますから、撮影禁止は不思議ではないでしょう。

 

 

【6】乗りつぶし

私は鉄道ファンでありながら、乗りつぶしには特に興味はありません。

私は千葉県民ですが、地元関東地方でも、久留里線、吾妻線、烏山線、水郡線(上菅谷~安積永盛)には、一度も乗っていません。

乗車したことがあるJRの路線は何%か調べたところ、

JR四国は89.8%   

JR九州は86.5%

JR北海道88.5%と、あと少しで9割に達します。

でも本州3社は、計算してませんが7割前後だと思います。

ローカル線の未乗車区間が、大量にあるのです。

近くても、わざわざ乗りに行こうとは思わなかったのです。

 

今は60歳ですが、乗り鉄できるのは75歳くらいまででしょうか。

もし金には困らなくても、足腰が弱りますから。

そうなると、「いつでも行けるさ」という気持ちが変わってきたのです。