車内販売がある列車2023~2024 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

列車の車内販売が、どんどん削減されています。

東海道新幹線のワゴン販売は、2023年10月末で廃止されました。(グリーン車はスマホから注文可)

 

そこで、年末年始の帰省時期を控えて、鉄道ファンでない一般の利用者向けに、車内販売のある列車をまとめます。

基本的には、このような傾向があります。

《1》×在来線特急は、ほぼ車内販売無し

《2》観光列車は、車内販売実施が多い

《3》新幹線は路線により異なる

《4》×私鉄の特急は、ほぼ車内販売無し

 

要するに、JRの特急の車内販売は、

★在来線特急の「あずさ」「ひたち」

★新幹線の半分ほど、

★観光列車

以上のの3つだけなのです。

 

車内販売がある列車でも「車内が混雑して回り切れなかった」「突発的に車内販売休止となった」等で利用できないことがありますので、そのことを了解した上でお読みください。

 

 

【その1】東海道・山陽・九州新幹線

■東海道新幹線

★東海道新幹線は、車内販売無し。

★ただし「のぞみ」「ひかり」のグリーン車だけモバイルオーダーで注文可能

2023年10月末で、東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」のワゴン販売は廃止されました。現在、普通車の乗客は、車内販売を利用できません。

★「こだま」は10年以上前から車内販売無しです。慣れた人でしたら「のぞみ通過待ち」の5分で売店で買うことができます。

 

■山陽新幹線(2024年3月16日変更)

★山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」では、グリーン車のみ車内販売実施中です。

★普通車の乗客は、グリーン車横の準備室に出向けば販売してくれるそうです)

実施列車の公式ホームページはこちら。(pdf)

★「こだま」「さくら」「みずほ」は車内販売無し

 

■九州の新幹線

車内販売は一切ありません

「さくら」「みずほ」「つばめ」とも実施していません。

西九州新幹線の「かもめ」にも、車内販売はありません。

 

 

 

【その2】東北・上越・北陸新幹線

●JR東日本の車内販売の特徴

《1》弁当・サンドイッチの販売はありません。(長期保存可能な菓子パン類は販売)

《2》臨時列車には、原則として車内販売はありません。

■東北新幹線

◎「はやぶさ」では、東京~新青森で車内販売があります。(新青森~新函館北斗間はありません)

◎「こまち」では、東京~盛岡間で車内販売があります。(盛岡~秋田間にはありません)

◎「つばさ」では、東京~山形間で車内販売があります。(山形~新庄間にはありません)

✖「やまびこ」「なすの」には車内販売はありません。

 

■上越新幹線

★「とき」には、車内販売があります。

ただし、朝と夜の一部にはありません。

(やや古い資料では、305、307、309、上り300、350では無し)

★「たにがわ」には車内販売はありません。

 

■北陸新幹線

★「かがやき」「はくたか」の25往復中65本で車内販売があります。

2024年3月16日の敦賀開業後は、こちらの「かがやき」「はくたか」で実施中です。

★「あさま」「つるぎ」には車内販売はありません。

 

 

 

【その3】JR在来線特急

JRの在来線特急で、車内販売があるのは、各地の観光列車以外では、「あずさ」「ひたち」だけです。

■あずさ

★新宿~松本で車内販売があります。

千葉発でも千葉~新宿間はありません。

★「かいじ」「富士回遊」にはありません。

 

■ひたち

★車内販売があります。(いわき~仙台間にはありません)

★「ときわ」には車内販売はありません。

 

これ以外の在来線の特急に車内販売はありません。

たとえば次の列車には車内販売はありません。

北斗・おおぞら・いなほ・つがる・しおさい

しなの・ひだ・サンダーバード・しらさぎ

くろしお・きのさき・はまかぜ・やくも

しおかぜ・南風・ソニック・みどり

 

 

【その4】観光列車の多くは車内販売実施

乗ること自体を楽しむ観光列車の多くには、車内販売があります。

「観光列車と言えるか微妙な列車」「主な観光列車」を例示します。

■サフィール踊り子

東京(一部は新宿)~伊豆急下田の間を走る全車グリーン車の特急です。

カフェ車両が有名ですが、ワゴン販売で「ホットコーヒー」や「アイス」を買うことができます。

なお、特急「踊り子」には、車内販売はありません。

 

■ゆふいんの森

博多から日田を通って由布院、一部は別府まで走る特急です。

観光客が多いものの、一部は地元の住民の移動にも使われます。

飲み物と食べ物を車内販売しています。

 

■花嫁のれん

金沢と七尾・和倉温泉を結ぶ観光特急です。

販売カウンターで、飲み物と食べ物を販売しています。

予約すれば、弁当類も確保できます。

 

【その5】私鉄の特急

私鉄の特急で、車内販売を実施しているのは、ごく一部です。

■近鉄では3つの特急で実施

「しまかぜ」・・・弁当も車内販売で買えます。予約不要のカフェ車両も人気です。

「青の交響曲」・・販売カウンターで、コーヒーとケーキセットや、カレー等が買えます。

「あをによし」・・販売カウンターで、コーヒー、ビール、プリン等が買えます。

※「ひのとり」は、車内販売はありませんが、ホットコーヒーの機械が利用できます。

 

■東武ではスペーシアX

今年の夏に走り始めた「スペーシアX」で車内販売を実施しています。

注意点は、一般の席だと乗車後にスマートフォンで、車内販売利用の予約を取る必要があります。特に下りは競争率が高く、利用できないこともあります。

今まで車内販売をしていた旧型の「スペーシア」では、車内販売はなくなりました。

 

★小田急ロマンスカーの車内販売は打ち切られました。

★京成・西武・南海・京阪などの有料特急では、飲食物の車内販売はありません。

★飲み物の自動販売機は、京成「スカイライナー」、小田急MSE・EXEなどに設置されています。

 

 

【参考】車内販売の資料

車内販売の縮小の様子↓

 

削減された車内販売↓

 

その他・車内販売関連の資料集↓

 

 

これで当ブログの1500本目の記事となります。

10年で1500本、早いか遅いか・・・どうでもいいや。