平成筑豊鉄道の「ことこと列車」に乗った話。
前回は、食事に絞った話でした。
今回は、車両・接客など他の話です。
【1】鮮やかな赤の車両
「ことこと列車」は2両編成の気動車です。
水戸岡鋭治氏デザインの赤い車両です。
この冬に、車両整備のため運休しましたが、鮮やかな車体は変わりません。
【2】豪華な内装
車内は、豪華なインテリアです。
天井にも灯りがあり、雰囲気を明るくしています。
豪華な車両についてはこちら↓
【3】こんな場所も
車内の先頭には、かわいい絵が掲げられています↓
水戸岡デザインで定番となった特産品の展示です↓
入口に置かれているロゴ入りマットも、赤で鮮やかです↓
運行開始4周年になるのですね↓
九州の第三セクター仲間の観光パンフが置かれています。
こういう「友情」のような関係、素敵です。
左から、くま川鉄道、おれんじ食堂、しまてつカフェトレイン、ことこと列車です↓
今回は、しまてつカフェトレインには乗れませんでしたが、また行きたいです。
【4】猛暑の中で
今回は、沿線で手を振ってくれる人は、ほとんどいません。
連日35℃前後の激しい暑さですから、当たり前です
11:32の直方駅ホームをはじめ、お手振りはほぼありませんでした。
車内でも扱われている九州菊さんからも、ありません。
実際問題として、猛暑日35℃って「日陰の温度」です。
猛暑日に日当たりが良い場所だと40℃超えますから、お手振りは無理でしょうね。
(それでも四国では、頑張っているようです。熱中症が心配になります)
【5】車内販売
品数は限られますが、グッズ類の車内販売があります。
アテンダントさんがカゴを持って回ってきてくれます。
私は今回も小さなクリアファイルを買いました。
【6】定番・手ぬぐい
直方駅に一度戻ると、手ぬぐいの販売がありました。
こういうの買いたくなります。
今回も買いました。
「ことことBOX」の料理を包んだ風呂敷も持ち帰れますから、一気に増えます。
撮り忘れましたが、以前の販売の様子↓
【7】田川伊田駅
田川伊田駅に2度目に着くと、ホームで販売が行われます。
飛行機で翌日帰るため、生鮮品と大きな品は買えません。
結局、キャラメルおこしを買うことにしました。
【8】車内からの景色
猛暑でしたが、晴れていて景色はよく見えました。
複線非電化のすれ違い、斬新です。
他には室蘭本線と関東鉄道くらいでしょうか。
後半の経路では、林の中を走る区間があります。
こちらも趣があります。
【9】スーパーハッピー号
平成筑豊鉄道の普通列車として運転されている気動車は、いろいろなラッピングがされています。
その中の1つが、こちら「スーパーハッピー号」です。
アーティストのミヤザキケンスケ氏と、地元福智町の子どもたちが色を付けて描いた車両です。
この車両が「ことこと列車」の隣に停まっていたため写真を撮りました。
すると、ことこと列車のチーフから「スーパーハッピー号」のパンフレットをいただきました。
客の興味関心に応じた対応、感激です。
【10】ことこと列車の魅力
「ことこと列車」の魅力は、車両もありますが、「料理」と「おもてなし(接客)」の2つが大きいと思います。
各地の観光列車でも、その地域の食材を利用した料理は出されます。
ことこと列車の「ことことBOX」は、地元の市と町の食材を集めていて、その代表例です。↓
更に、独創的な創作料理は他の観光列車では見られないもので、驚きで見事です。
そして、さらに大きいのは「おもてなし(接客)」です。
中心となって接客しているチーフに、「また来ましたよ」と言いたくなるんですね。
他のアテンダントさんも頑張っていて、気持ち良いのです。
今回も期待以上の還暦祝いまでしてくださり感激でした。
羽田か成田から九州まで飛ぶ必要がありますし、1回乗車するのに17800円ですから、簡単には乗れません。
次に乗るのは半年以上先になりますけど。
【11】申し込みが10日前に
「ことこと列車」の申し込みは、乗車の2週間前まででした。
観光列車の申込期限は1週間前が目立ちますから、かなり早い締め切りです。
公式ホームページによると、申し込み期限が2週間前から原則10日間前に短縮されます。
詳しくは公式ホームページへ↓
●今までの「ことこと列車」の話はこちら↓