久々に四国まで乗り鉄に出かけた話です。
今回は時系列で、四国乗り鉄をまとめます。
【1】7か月も四国に行ってない
2014年8月に観光列車「伊予灘ものがたり」に感激して以来、8年9か月で四国の通うのが44回になりました。
単純計算で2か月半に1回、四国に飛んだことになります。
この間、四国に行ってないのが半年も開くことは1回も無かったのですが、初めて半年以上も四国に出かけない状態になりました。
禁断症状が出てきて、四国で観光列車に乗りたい!という想いが強くなりました。
まとめると、こうなります。
前回の四国旅行から何か月経って四国に行った?
《0か月》●●●●4回
《1か月》●●●●●●●●●●11回
《2か月》●●●●●●●●●9回
《3か月》●●●●●●6回
《4か月》●●●●●●6回
《5か月》●●●3回
《6か月》●1回・・・2014年に一回乗った直後
《7か月》●1回・・・今回は7か月も
これは禁断症状が出てしまいます。
【2】10時打ち失敗
ゴールデンウイーク中は、飛行機やホテルの料金が高く、観光列車の席が確保しにくい難点があります。
混雑して高額な時期は、なるべく避けるのが無難です。
そこで、当初は5月14日(日)の四国行きを計画していました。
1か月前に「みどりの窓口」に並び、10時打ちに挑みました。
結果は、ダメでした。
10時打ちでも「伊予灘ものがたり」3本のうち、2本は取れませんでした。
伊予灘ものがたり「八幡浜編」を10:00に打ってもらいました。
海に面したカウンター席を希望しましたが10時打ちで空席無し。
仕方ない、山側席でお願いします、とやり取りしている間に、空席が残り2席に。
ギリギリ八幡浜編を確保。
焦りながら「双海編」「道後編」を打ってもらったら、共に満席。
10:02分何秒かで満席です。
千葉県民の私が四国に行くのに、成田空港からの格安航空会社ジェットスターが便利です。
でも格安で行くには、変更・取り消し料金が高く、キャンセルが出るのを前提に八幡浜編だけ確保するのはリスク大です。
止むを得ず5月14日の四国行きを断念しました。
【3】旅行支援の影響か
JR四国のホームページには、更新頻度は高くないものの観光列車の空席状況が表示されます。
何と、ゴールデンウイーク明けの5月13、14日は殺到したようで、全部満席です。
ゴールデンウイーク中の方が空席あるじゃん。
理由の1つは、全国旅行支援の影響のようです。
ゴールデンウイーク中は全国旅行支援が使えないのに対して、5月14日は使えて安くなるのです。
結果的に変な日を狙ってしまい失敗しました。
【4】えっ?GW中に激安?
次に四国に行く時期を決めるために、観光列車の空き状況をチェックしました。
すると、ゴールデンウイーク中でも満席は少なく、特に最終日の5月7日(日)は空席多数なのです。
連休最終日の飛行機は、満席が多く、席があっても割引が無くて凄く高価なのです。
ところが、JAL日本航空のサイトを見たら、驚きの激安の組み合わせがあったのです。
羽田から四国の往復、ホテル2泊、2日間JR四国乗り放題で34400円!
《往き》5月6日(土) 羽田空港12:25発→→JAL→→松山空港13:55
この日は朝イチの仕事を済ませて四国に。
《帰り》5月8日(月) 高知空港7:15→→JAL→→羽田空港8:30
月曜の朝に戻る飛行機にしました。日曜の夜はバカ高いので避けました。
《2泊》松山と高知で計2泊しました。
スマイルホテル松山と西鉄イン高知で、結構良い部屋です。
《JR》JR四国の特急自由席に2日間乗り放題となるパスも付けました。
往復と2泊で27600円、2日間のJRパスで6800円の合計34400円です。
※全国旅行支援の適用はありません。
※1泊増やしても、翌日の月曜日の安い便を選べば大幅に節約できます。
※飛行機の時刻を少しずらしただけで1万円以上、はねあがります。
結局、5月6.7日に出かけることにしました。
【5】飛行機が遅れた!マズイ。
ここ数年、乗り鉄に出かけると列車の遅れに悩まされます。
この日も、悪天候のために、飛行機が羽田に到着する時刻が遅れてしまいました。
折り返しの羽田発も、当初は20分遅れ、やがて30分遅れと案内されました。
でも滑走路から飛び立ったのは、ちょうど1時間遅れの13:25。
これは現地・愛媛での予定変更が必要になります。
ここ数年、頻繁に列車の遅れに遭遇しますが、今回もですね。
【6】松山駅で引き換え
この日は、午後に羽田を出発する飛行機でしたが、八幡浜16:14発の「伊予灘ものがたり・道後編」には乗れる予定でした。
でもこれ以上遅れたら困るので、松山空港からJR松山駅までタクシー2110円。
松山駅の窓口で、フリー切符を引き換えます。
このフリーきっぷはJALだと利用できますが、ANAだと買えないのが不思議です。
【7】道後編に接続
宇和島行の特急「宇和海」は、ほほ1時間に1本です。
当初の予定では、松山14:28発、八幡浜15:15着の特急「宇和海17号」でした。
1時間前に着いて、千丈駅前のガソリンスタンドでお手振りしようと思っていましたが、無理になりました。
(千丈駅付近のガソリンスタンドの歓迎↓)
実際乗ったのは、松山15:27発、八幡浜16:13着の特急「宇和海19号」です。
乗車する「伊予灘ものがたり・道後編」は、八幡浜16:14発ですから、1分乗り換えできそうなのですが、階段の昇り降りがあって無理です。
GW最終日と違い5月6日までは席の確保が大変でした。
この日は運よく、外国人観光客と隣のペアシートが空いていて、指定券を取ることができました。
「伊予灘ものがたり」道後編に乗った話は、近いうちに。
伊予灘ものがたりの今までの記事はこちら↓
【9】松山駅でカレー
松山駅に着いたあと定番のカレー屋で夕食です。
スペシャルカレーはボリュームがあり、無理して食べて太田胃散のお世話になりました。
【10】スマイルホテル松山に泊まる
今日の宿は、スマイルホテル松山です。
節約した割には、キレイで快適な部屋です。
これで十分だと感じます。
豪華な宿に泊まるより、安い宿にしてそのぶん車内販売に使いたいもので。
【11】タルト電車
宿泊した「スマイルホテル松山」は、いよてつ路面電車の勝山町にあります。
JR松山駅に戻るのに、路面電車に乗ったのですが、「タルト電車」でした。
愛媛の土産として有名な「一六タルト」の塗装です。
「伊予灘ものがたり」の車内販売でも売っています。
車内で特に目立つのは「つり革」です。
つり革が「一六タルト」柄になっています。
【12】大洲編に乗車
松山8:25発の「伊予灘ものがたり」大洲編に乗ります。
この話は近いうちに。
【13】予土線「かっぱうようよ号」に乗る
本来は「双海編」に乗って戻るのですが、「伊予灘ものがたり」に2本乗れましたので、他の乗り鉄です。
宇和島から予土線に乗ります。
車内には展示物があり、カッパさんが鎮座しています。
「かっぱうようよ号」の利用者は、10~12人で多くは乗りとおし客です。。
GW中は混雑していたという話を聞きましたが、連休最終日のためか余裕で座れました。
清潔で居心地良い部屋です。
今度も泊まろうかな。
【17】高知龍馬空港
高知龍馬空港から飛行機で帰ります。
前日は天気が悪かったのですが、青空です。
久々で楽しかったのですが、観光列車2本の話に続きます。