自由に弾ける「駅ピアノ」 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

ここ数年、ピアノが設置される駅が目立ちます。

多くは、駅の利用者が弾けるようになっています。

ストリートピアノのような「駅ピアノ」をまとめました。

 

■駅ピアノとは?

ストリートピアノの一種で、駅の利用者が、交代で弾けるピアノです。

弾ける時間は決まっていて、早朝や夜間は弾けない駅が大多数です。

1人の時間が決まっている駅もあります。

ピアノは鉄道会社が購入するのではなく、行政や企業が手配した駅が多いようです。

 

一般の人が弾けるだけあって、管理が難しいめんがあるようです。

現在は故障・撤去の可能性があります。

【1】富山駅 2022年12月撮影

富山駅の路面電車の乗り場前に、ピアノが置かれていました。

2021年8月に設置されたそうです。

7:00~21:00が利用時間とのこと。

 

【2】福井駅(えちぜん鉄道) 2022年5月撮影

えちぜん鉄道の福井駅改札前に、「まちかど幸福ピアノ」が置かれていました。

繊細な楽器ですから、雨風がしのげる場所になります。

 

【3】行橋駅 2022年2月

日豊本線の行橋駅にも、ピアノが設置されています。

「ことこと列車」を降りた後で見つけました。

不特定多数の人が弾くとなると、新型コロナへの対応が必要になります。

この日は一時停止していました。

 

【4】高輪ゲートウェイ駅2022年2月

山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅の改札内にピアノがありました。

ピアノを弾くのが上手な人が弾いていました。

弾き終わると別の人がすぐ弾き始めました。

 

【5】小淵沢駅 2021年10月

中央線の小淵沢駅、私は「ハイレール1375」に乗る際に利用します。

ここにも駅ピアノがあります。

 

【6】新鎌ヶ谷駅 2023年1月

北総線・新京成・東武の3線が乗り換えできる新鎌ヶ谷駅。

ここの北総線改札前に、ピアノがあります。

私が写真を撮っている間に、改札の駅員さんは私を凝視していました。

まあイタズラされないように目を配るのは基本ですからね。

注意として「投げ銭禁止」などが定められています。

 

【7】京成上野駅 2022年10月
スカイライナーが発車する京成上野駅の改札裏に、ピアノがあります。
10時から18時が利用時間です。
 
【8】浜松駅 2021年6月
楽器の生産が盛んな静岡県の浜松。
浜松駅の新幹線改札内に、ピアノが置かれています。
他のピアノより、立派なピアノのように見えます。
 
【9】豊橋駅 2021年4月
豊橋駅の通路にピアノがあります。
消毒液が横に置かれていますね。
 

【10】大阪駅付近 2022年11月

高速バスを大阪駅で降りて、JRに乗ろうとした途中に、大阪駅の建物の中にピアノがありました。

 

■思うこと

地域を盛り上げる1つの手法としての駅ピアノでしょう。

写真を撮った時以外にも、駅ピアノの前を何度も通ったことがありますが、利用者はあまり多くありません。

やはり、腕が良くない人は簡単に弾けないようです。

15分程度の交代制なら、一定レベル以上の人が周りを楽しませてくれる大きなメリットがあると思います。

ちなみに私は教育学部で小学校の先生の教員免許を取るために勉強してきましたが、ピアノは非常に苦しみました。「ブンブンブン、蜂がとぶ・・」を両手で弾けないと卒業させないと言われ、必死に頑張ったのは、今となっては良い思い出ですが。