一万三千尺物語に乗って雪月花を出迎える | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

12月11日の1日だけ、日帰りで乗り鉄ができることになりました。

仕事の休みが1日だけだと、九州には行けません。

四国だと「伊予灘ものがたり」だけは時間的には可能ですが、満席続きで指定券の確保に不安がありました。

 

【1】「一万三千尺物語」と「雪月花」

いくつか調べていると、面白いことに気づきました。

この時期は、泊駅で「雪月花」と「一万三千尺物語」が泊駅で出会うのです。

素敵な観光列車が2つとも、泊駅で折り返しますが、泊駅の停車時間はというと

「一万三千尺物語」11:51~~~12:06

「雪月花」→→→→→11:56~12:01

おっ、5分間、2つの観光列車が並ぶぞ!

「お手振り」もできそうです。

この機会に乗りに行くことにしました。

迷っていたのを、最後の一押ししてくれました。

 

【2】やっと予約できた

どちらを予約しようかな、と思いながら空席を公式ホームページから確認しました。

すると、泊駅で出会う2本は、両方とも満席でした。

え゛~、満席~っ!どうしようかな。

迷っていたら、翌日に「一万三千尺物語」にキャンセルが出たようで、空席が出ていました。

早速申込をして、乗ることにしました。

「一万三千尺物語」をメインにして、他の列車も組み合わせた乗り鉄プランを組むことになりました。

 
 

【3】おと休「北陸フリーきっぷ」

利用したのは、大人の休日倶楽部会員限定の「北陸フリーきっぷ」です。

新幹線「かがやき」で東京~富山を単純往復すると25920円、金沢往復なら28760円かかります。

「北陸フリーきっぷ」なら、福井・敦賀や和倉温泉まで乗り放題で22410円ですから、安いです。

(50歳以上の会員限定となります)

今回は、金沢経由で和倉温泉まで乗りますから、これは助かります。

 

【4】富山駅で受付

新幹線「かがやき」で、富山駅に着きました。

改札内で、「一万三千尺物語」の受付を済ませました。

丁寧な案内、印象は良いです。

寒い日でしたので、列車が入線するまで待合室で待つよう勧められました。

これは的確な案内ですね。

待合室内には、「一万三千尺物語」の模型が置かれています。

 

【5】いざ乗車!

「一万三千尺物語」が入線しました。

お手振りをされながら、富山駅を発車しました。

食事、接客などは、近いうちにまとめます。

 

【6】泊駅に到着

泊駅に着きました。

北陸新幹線開業にともなって、並行在来線は第三セクターとなりました。

富山県内は「あいの風とやま鉄道」、新潟県内は「えちごトキめき鉄道」です。

境界の駅は市振駅ですが、小さな駅ですので泊駅で両社の列車が接続して乗り換える形になっています。

(↑2022年5月撮影)

「一万三千尺物語」が泊駅11:56着で15分間停まります。

その間の5分間、雪月花が停車して折り返します。

反対側の改札があるホームから手を振ろうかと思いましたが、雪月花が停まる付近は立ち入り禁止になっていました。そこで、同じホームから手を振ることにしました。

普段は泊駅で出会わないのですが、雪月花が冬期の蟹ダイヤだと並ぶのです。

 

【7】雪月花が到着

えちごトキめき鉄道の「雪月花」が、泊駅に近づいてきました。

ここまで近づいたら、あとは「お手振り」に集中するため写真撮影はストップです。

カッコいい赤い雪月花が、泊駅のホームに着きました。

どこに停まったかというと、同じホームです。

同じ線路に縦列停車するのです。

縦列停車は、普段から普通列車どうしが乗り換えしやすいように実施していて、日常的にみられる光景だそうです。

とはいえ、観光列車が2本並ぶ縦列停車は、またとないシャッターチャンスです。

たった5分だけの停車ですから、雪月花の乗客の皆さんは、急いで写真を撮るなど慌ただしい時間となりました。

こんな鉄道ファンの気持ちを刺激するダイヤ、鳥塚さんが考えたのかな?

 

【8】お手振り

私は「雪月花」がホームに着く際に、お手振りをしました。

私が普段使っているのは、黄色い大きな手です。

横35cmのプラスチックの手です↓

実は、「雪月花」が到着した時に、4~5人の方に手を振り返していただけました。

その中で、特に積極的に手を振り返していただけた方が、二人いました。

1人は、九州の鉄道関係者の方。

私が九州に出かけて何度かお会いしたことがありましたが、こちらまで出向くとは!

もう1人は「雪月花」のアテンダントさん。

この方が乗務してた「雪月花」には、記憶によると1回しか乗っていないのに、大きく手を振っていただいて、更にホームでご挨拶していただきました。

来年に、また乗りに行く観光列車、2つ決まりました(^^)/

発車する雪月花にお手振りしました。

今度は、多くの人たちに手を振り返していただけました。

そして私は、「一万三千尺物語」に乗って、また楽しみます。

「一万三千尺物語」の食事・車内販売・接客などは、また近いうちに。

 

今までの「一万三千尺物語」の記事はこちら↓