「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」に乗ってきました。
【1】SAKU美SAKU楽とは?
「SAKU美SAKU楽」は「さくびさくら」と読みます。
今年2022年の7月1日(金)〜9月30日(金)に、津山線の岡山駅~津山駅間を走ります。
(10月以降の運転は、8月4日現在未発表です)
土曜日曜は1両編成で、金曜日は普通列車に連結して運転されます。
「岡山デスティネーションキャンペーン」の一環として現在走っています。
関東の者にとっては、津山線と言っても、ほとんど馴染みはありません。
私は全く乗ったことがありませんでした。
地図で示すと、こちらが津山線になります↓
【2】申し込み
こちらから、旅行商品を申し込みました。
クレジットカード利用で6000円の支払いです。
片道運賃(1170円)、弁当類、観光案内など全部込みです。
【3】ピンク色の車両
「SAKU美SAKU楽」の車両は、ピンク色の気動車です。
先頭には、ヘッドマークが取り付けられています。
車体の横には「SAKUBI SAKURA」と描かれています。
車両は「キハ40 2049」です。
旧型気動車キハ40を改装して利用しています。
【4】座席をそのまま利用
車内に1番乗りして、全体の写真が撮れました。
「ボックスシート部分」と「ロングシート部分」があります。
座席そのものは、従来のままです。
ただし、アクリル板を取り付けたテーブルを設置しています。
4人のボックスシートを1人2人で利用するなら問題ないですが、4人で利用すると激しく狭いです。
まあ網棚がありますから、荷物は載せられますけど。
私はロングシート部分を指定されました。
ただし、ロングシートに座るよう指示されましたが、8席のどこに座っても良い状態でした。(結果的に8席中3席は空席で、なぜか空席に弁当とお茶が置かれ続けました)
テーブルは置いてあるだけで、固定されてはいません。
席から立つ際には、テーブルをずらすと、立ち上がりやすくなります。
1日4本運転されましたが、私が乗った津山16:21発・岡山18:17着の「SAKU美SAKU楽3号」は、この日で最も乗客数が多かったようです。
旅行会社ごとに席が分かれていたのか、団体のキャンセルがあったのか、詳しい事情は不明ですが、座席割が不自然な点が目立ちました。
別の時間帯が満席表示だったので止む無く乗車する時間変えたら、結果的に多くが空席、2人客・4人客をロングシートに割り当てて、1人客がボックスシート。ん~?
【5】車内の設備
扉の前には消毒液があります。
観光列車の基本ですね。
「のれん」があります。
車体にも描かれているデザインです。
旧型車両ですので、扇風機が手動です。
もちろん冷房は効いていますが、ボタンで扇風機を動かせるのは、鉄道マニアには嬉しいかも。
4人が風の範囲に座ってましたから、ほとんど押して遊べませんでしたが。
【6】料理
全席が旅行商品で、弁当付きの乗客です。
4本それぞれで料理などは異なりますが、「SAKU美SAKU楽3号」は、メインの弁当があります。
寺田シェフ監修特製弁当です。中身は「岡山県北イロドリちらし」になっています。
結構しっかりした弁当です。お茶はついています。
ビールでも飲みたいところでしたが、4日間車内販売だけしか飲食しない車外断食中なので、避けました。
飲み物を車内では買えないのは、案内したほうが良いと思います。途中駅で数分停車がありますから、自販機で缶コーヒーくらいは買えましたが。
【7】福渡のいいもの詰め合わせ
もう1つ、停車駅・福渡の詰め合わせが配られます。
大きなのは、飲むヨーグルトです。
★ドリップバッグコーヒー「さくら旅ブレンド」
★サクッ咲くたけべクッキー
★福の町さんぽマップ・オリジナルポストカード
★ジビエレザーの小物
やや小さいとはいえ、色々な地元の品が入っていました。
車内販売、それぞれの駅の話などは、近いうちに。