田んぼアート~秋田内陸縦貫鉄道 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

「山のごちそう列車」に乗って「田んぼアート」を見た話です。

 

秋田内陸縦貫鉄道は、秋田新幹線が停車する角館と、奥羽線の鷹ノ巣を結ぶ第三セクター路線です。

のどかな田園風景と、森林が車窓から眺められます。

それに加えて、この季節は「田んぼアート」を観ることができました。

 

【1】田んぼアートとは?

田んぼに、色の異なる種類の苗を植えて、高いところから見て大きな絵を作るイベントが、田んぼアートです。

秋田内陸線は、沿線に水田も多く、線路が周りより高い区間もありますから、田んぼアートに適した路線と言えます。

植えた1か月後と3か月後では、色合いが違ってきて、また見たくなるものです。

2022年は、沿線の5か所で田んぼアートが作られています。

作ったのは、地元の小学生や地域の住民の方々です。

 

 

【2】兜を被った男の子~羽後太田駅付近

今回、角館駅から乗車しました。

すると1つ目の駅・羽後太田駅に近づくと、1つ目の田んぼアートが見られました。

放送で案内がありましたから、窓の外を見ます。

あった!、テニスコートくらいの大きな田んぼアートです。

「山のごちそう列車」は、普通列車と併結していて地元の人も乗るのですが、観光客のために一旦停止してくれました。

ゲンキと描かれていますね。

まだ6月ですから、十分には育っていません。

秋の収穫の時期には、もっと迫力が出ていそうです。

離れた高い場所から見ないと、何だか分かりにくいようです。

だからこそ、鉄道に乗らないとよく見えないのです。

 

 

【3】秋田犬と上桧木内の紙風船上げ~上桧木内駅

こちらは、駅のホームから眺められる田んぼアートです。

上りと下りの列車が交換する上桧木内(かみひのきない)駅では、周りより高い場所にあるホームから、田んぼアートを観ることができます。

お題は「秋田犬と上桧木内の紙風船上げ」です。

地元で100年以上続く伝統的な「上桧木内の紙風船上げ」を表現しています。

今回の列車交換では、角館発の列車が田んぼアート側になりました。

地元の方々が、観光客を歓迎して地域を盛り上げるために、手間暇かけて田んぼアートを作ったと聞いています。

1人の観光客としては、有難く思います。

 

 

【4】他にも3か所

秋田内陸線の田んぼアートは、他に3か所あります。

ただし、私が乗った角館~阿仁合間は2か所だけでした。

「秋田犬と綴子大太鼓」(阿仁合~小渕間)

「秋田犬と青ガエル」(前田南~阿仁前田温泉間)

「秋田犬といせどうくんと笑う岩偶」(縄文小ケ田)です。

詳細は、公式ホームページに紹介されています↓

 

 

田んぼアート以外にもありました。

【5】かかしコンテスト

阿仁マタギ駅付近では、かかしコンテストが行われていました。

休耕田を活用して、乗客に楽しんでもらおうという試みです。

地域の人たちの気持ちが伝わります。

 

次の記事は何にするか未定です。

週末に乗り鉄しながら考えます。