車内販売は高いの?~高い品と高くない品 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

車内販売を実施している列車が、年々減っています。

現在JRでは「新幹線」「あずさ&ひたち」「観光列車」「首都圏の普通列車グリーン車」だけになっています。

車内販売が減ってきた理由の1つは、こちらです。

「車内販売の品物は高い!」と思われている。

車内販売で品物を買うと、駅の売店より値段が高いと思われているのです。

 

でも、本当に車内販売は高いのでしょうか。

割高な品も確かにありますが、ほぼ同じ金額の品もあります。

車内販売では、何が割高で、何が高くないのか、まとめてみました。

 

【その1】缶入りのお茶・ジュースは高くない◎

缶やペットボトルに入ったソフトドリンクは、売店とほぼ同じ金額です。

★東海道新幹線《お茶500ml》160円

★東海道新幹線《コーラ280ml》130円

★JR東日本新幹線《青森りんごジュース》170円

★首都圏普通列車グリーン車《缶コーヒー260g》160円

どうですか?

缶コーヒーやペットボトルのお茶なら、車内販売でも売店とほとんど変わりません。

(せいぜい10円高いくらいです)

 

【その2】缶ビールは、少し割高△

缶ビールは、車内販売ですと少し割高になっています。

「黒ラベル」「スーパードライ」「一番搾り」の350mlですと、売店では230円前後で売られています。

それが車内販売では、少し高いです。

「普通列車グリーン車」では、280円です。

「東海道新幹線」では、310円です。

ビールは、10年以上前の昔から、売店より若干高いのです。

ただ、冷えたビールを飲みたい時に買える長所があります。

数十円の差をどう考えるかですね。

ラーメン屋でビールを飲むともっと高いですから、何と比較するかだと思います。

 

 

【その3】ホットコーヒーは、高い×

カップに入れる「ホットコーヒー」「生ビール」等の飲み物は、全体的に割高です。

★東海道新幹線《ホットコーヒー》350円

車内販売で売れ筋商品なのが「ホットコーヒー」です。

(JR東日本の新幹線では、取り扱いが無くなったのは残念です。)

JR東日本の一部のホームの売店では、下の写真のような機械を導入して、コーヒーを買うことができます。

車内販売のほうが上質のコーヒー豆を使っているような気がしますが、100円コーヒーも登場しています。

これでは、「車内販売のコーヒーは高い」と思われてしまいます。

車内販売のコーヒーは高いけど「持ち運ぶ手間が不要」「途中から温かいコーヒーが飲める」点はあります。

いくつかの駅にある販売機↑は150~200円が中心です。

 

★ハイレール《アイスコーヒー》350円

JR東日本の観光列車「ハイレール1375」のアイスコーヒーは350円。

缶コーヒーよりは美味いのですが、高めです。

 

 

【その4】弁当は売店と同額ですが・・

★弁当の販売はごく一部の列車

そもそも、車内販売で弁当を買えるのは、東海道新幹線「のぞみ・ひかり」くらいです。

一部の山陽新幹線「のぞみ」でも、弁当の販売をしています。

(東北・上越・北陸などJR東日本の新幹線は、弁当やサンドイッチの販売を行っていません。)

★弁当の値段は、駅の売店と同じ

車内販売での弁当の値段は、駅の売店と同じです。

「東海道新幹線弁当」1000円です。↓

なお、車内販売の弁当には「種類が少なく、複数の種類から選びにくい」「売り切れもある」という欠点もあります。

駅弁1300円とお茶150円の計1450円払えば、駅の飲食店で温かいパスタをコーヒー付きで食べられることもあります。

駅弁好き・鉄道ファンなら問題ないですが、駅弁を車内販売で買うのは、デメリットが多すぎる時代になってしまいました。

 

 

【その5】サンドイッチは、高い?

サンドイッチの値段は、駅の売店と基本的に同じです。

しかし、車内販売では高いサンドイッチしか扱っていないので高く感じます。

(JR東日本の「はやぶさ」「とき」「ひたち」等では販売していません)

東海道新幹線《ミックスサンド》600円

東海道新幹線では、《ミックスサンド》600円、《柔らかカツサンド》650円が販売されています。

東海道新幹線のホームの売店でも、値段は同じです。

ただし、多くの人は高いと感じるでしょう。なぜなら、普段食べているサンドイッチは、もっと安いからです。

セブンイレブンの「ミックスサンド」なら270円です。↓

駅前のコンビニなら、半額以下で買えるので、サンドイッチは結果的に高く感じそうです。

 

【その6】お菓子は安いのと高いがある

お菓子類は、基本的に売店と同額です。

《安く感じるお菓子》

東海道新幹線《チップスター》200円と230円

JR東日本の各路線《じゃがりこ》

路線などによって大きさ・価格は変わります。

左の「大」は200円(2020年12月)

 

《高く感じるお菓子》

東海道新幹線《(オーボンヴュータン)プティフールセック》660円

高いお菓子の代表が「(オーボンヴュータン)プティフールセック」です。

小さな7個入りの焼き菓子が660円です。

美味いけど、高すぎると感じます。

 

 

【まとめ】

◎缶・ペットボトルの飲み物は、高くない。

〇ホットコーヒー・缶ビールは割高だが、熱い&冷たい状態で飲める

×弁当は店と同額だが、もともと高く、品切れもある

△サンドイッチは店と同額だが、もともと高い高級品だけ

 

【提案1】

PETボトル缶の「コーヒー」「お茶」「ジュース」は、200円以下と安く、駅の販売機と同額です。

割高ではないですから、冷たいものを気軽に買えます。

 

【提案2】

車内販売を利用しにくい理由に

「値段が分からず不安」

「販売員を止めて買わないのは気が引ける」があります。

車内販売は、コンビニでレジに持って行って買うのを止めるのとは違います。

買いたいものが無い・高いなら「やっぱり、いいですぅ~」もアリなのです。

(どうしても気が引けるなら、安い「缶のお茶」「じゃがりこ」を買いましょう)

 

 

■東海道新幹線で「酒以外」の40品目を利用した話。

東海道新幹線には「山崎12年」などのお酒もあります。

 

 

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