{あをによし}の車内販売 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

近鉄の特急「あをによし」が、この4月から走り始めました。

この「あをによし」の目玉と言えるのが、カウンターでの車内販売です。

車内販売を利用するために、乗ってきました。

 

【1】販売カウンター

4両編成の中央、2号車に販売カウンターがあります。

私が乗った平日は、2人乗務で販売していました。

何せ京都~奈良は、たった35分の乗車時間。販売カウンターに行列ができているという話も聞きましたが、2~3人の行列で買うことができました。

背後の棚には、グッズや土産物が並んでいます。

冷蔵ケースの中には、「まほろば大仏プリン」と「バターサンド」が入っています。

美味しそうに並んでいて、「ねえ買ってよ~」と訴えています。(擬人法)

 

 

【2】生ビール&大仏プリン

まずは、「あをによし」第3便に乗車して、車内販売を利用しました。

この日の京都発の場合は、発車の少し前から販売していました。

まだ昼間ですから、コーヒーでも飲もうかと思っていました。

でもカウンターの上に、ビールサーバーがあるじゃないですか。

そして、ビールサーバーから、前の人が頼んだビールを注ぐ光景を見たら、頼むしかなくなりました。

だって、車内販売で生ビールを飲めるのは、ホントに少なくなってきましたから。

地元の生ビール(スタウト)600円です。

かなり濃い色をしています。

もう1点、「まほろば大仏プリン」カスタードをいただきました。

生クリームたっぶりで、値段は400円。とろけます。

 

 

【3】アイス&バターサンド

折り返し「あをによし」4号でも、車内販売を利用しました。

まずは、「大和抹茶ジェラート」400円です。

奈良県産の大和抹茶を使用したジェラートです。

 

次に買ったのは、「バターサンド」です。

冷蔵ショーケースの中に入っていて、目立ったもので、買いたくなりました。

中身は、バターサンドが2個入っています。

箱を開けた様子です。少しですが、金色の粉がかかっています。

この「バターサンド」は、コーヒーまたは紅茶とセットで1000円です。
私は知らずに、大和西大寺駅で降りる5分前に「バターサンドください」と言いましたから、ドタバタでした。

コーヒーは、1杯ずつ淹れるタイプですが、何とか間に合いました。

駅のホームで、コーヒーをいただきました。

ちなみに、アイスコーヒー200円は、森永マウントレーニアのような形をした密閉されたカップに入った品です。

 

 

【4】車内販売メニュー

京都~奈良の35分が、主な区間ですから、品数は限られます。

弁当のような腹の足しになる品はありません。

主な品は、上の3種類です。

お酒もあります。

弁当を店で買って、販売カウンターで酒、という組み合わせの人もいました。

ハンカチやキーホルダー等のグッズもあります。

一部は人気で品切れですが。

 

 

【5】記念乗車証

販売カウンターに、記念乗車証が置かれています。

右隣は、消毒液↓

私は2本乗りましたので、2枚いただきました。

表と裏で色が異なります。

 

 

【6】窓からの風景

沿線には、住宅が多い区間もありますが、田園風景の区間も広がっています。

窓が大きいため、景色がよく見えます。

電源もあり、広いテーブルで飲食しながら、ゆったりできるのは気分良いです。

 

 

【7】近鉄頑張れ

全国的に車内販売が衰退しています。

特に新型コロナの影響を受け、先が見えにくくなっています。

そんな中、販売カウンターを設置して、車内販売を実施した近鉄には、強い敬意を表します。

「しまかぜ」は別格としても、「青の交響曲」のバーカウンターで飲食を注文する人は少なく、どう見ても採算的に厳しいと思います。その中で頑張るのですから。

 

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