今年の4月から富士急行線を走らせている会社名が変わりました。
「富士急行株式会社」から「富士山麓電気鉄道株式会社」になりました。
大昔の会社名に戻ったことになります。
新会社になって初めて乗りに行きました。
【1】富士山ビュー特急、豪華な車両
「富士山ビュー特急」は、小田急と御殿場線を走っていた「あさぎり」を、水戸岡車両として再生させた特急です。
3両編成の赤い電車です。
富士急行線の大月と河口湖の間を、1時間弱で走っています。
《自由席》~2号車・3号車
2号車3号車は自由席。車内のインテリアが素敵で、リクライニングシートは快適です。
全区間乗ると400円の特急料金がかかります。
《指定席》~1号車
1号車は指定席車両です。
事実上のグリーン車で、特急料金に加えて900円増しです。
大きなテーブルが使えます。
コーヒーなどの飲み物が無料で提供されます。
美しい富士山を眺めながら、ホットコーヒーが飲めるのは至福の時間です。
丸テーブルのオシャレな座席もあります。
1人客が乗りやすい席です。
この2年間、新型コロナの影響で、「運転休止」ならびに「定員を半減させて運行」していましたが、ようやく全座席利用可能に戻りました。プロ野球で人数制限なしで観戦できるようになりましたから、こちらも妥当な決定かなと思います。
【2】飲み物を注文
今回は、「富士山ビュー特急」の指定席を往復で乗りました。
指定席は、飲み物のサービスがありますので、お願いしました。
★ホットコーヒー
定番のホットコーヒーをお願いしました。
車内でホットコーヒーが飲める路線は、どんどん減っていますから貴重です。
★オレンジジュース
今まで頼んだ記憶は無かったのですが、濃厚で果肉も少し入っていて非常に美味かったです。
★ビール
富士山ビュー特急のラベルが入ったビールです。
これは有料で、510円払いました。
【3】食べ物
品数は少ないですが、食べ物の車内販売があります。
カゴに乗せて巡回してきましたので、当然買いです。
1つ目は「どら焼き」です。富士急行のマークが入った品です。
地元の名産品で、ホットコーヒーに、よく合います。
「どら焼き」は、空腹を満たせる上に、1か月くらい保存できる品もありますから、車内販売にピッタリです。
もう1つは「手造りぶどうジャム」です。
【4】グッズ販売
グッズも購入しました。
ホントは買いたかったのですが、「トーマスランド号」5500円は高いです。
面白かったのは、充電ケーブル「ナンデモ充電くん」です。
富士急行のロゴ入りで、3種類の充電ができる実用品ですから、買いました。
キーホルダーにもなっています。
値段は1300円です。
車内販売は、指定席だけでなく自由席にも来ることが多いです。
メニューはこちら。
【5】土曜休日にはスイーツ
「富士山ビュー特急」は、平日には900円増しの指定席ですが、土曜と休日には「スイーツプラン」の席となります。
現在は乗車券類込みで4900円です。
今年2022年の2月にも乗車しました↓
5月からは、メニューが変わり再スタートしています。
現在のメニューはこちら↓
https://www.fujikyu-railway.jp/column/sweets.php
【6】素敵な接客
「富士山ビュー特急」に乗務するアテンダントさんは、5月頃は、新人さんが乗務していることがありました。
意欲はあるけど腕はまだまだ・・・という年が多いのですが、今日は非常に力のあるアテンダントさん2人で安心でした。
料理が出る1万円以上のレストラン列車ではなく、気軽に乗れる観光列車でここまで頑張っているのには、毎回感心してしまいます。
車掌さんも、分かりやすい発声の放送で、見事です。
曇っていて、富士山が見えなくても満足です。
今までの富士急行線の記事はこちら↓
富士急行の乗り鉄と周辺の話、あと1回続きます。
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この先の乗り鉄の予定は、こうなっています。
5/21(土)22(日)・・北陸で乗り鉄。5つの列車で車内販売を利用する予定です。
5/23(月)・・近鉄で乗り鉄。「あをによし」は1人で2席取るんですね。
5/29(日)・・「伊予灘ものがたり」です。